更新日 2024年08月29日 | カテゴリ: 子育て・家族関係
妊娠したことがわかって、嬉しい気持ちになる人は多いかと思います。
しかし、嬉しい気持ちだけというわけにはいかないですよね。お金のこと、育児のことなど様々なことで不安になる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は妊娠して不安になる原因や対処法についてご紹介していきます。
様々な事情があり、素直に妊娠を喜べず悩んでいる人のために設けられた相談窓口です。全国各地に相談窓口がありますので、お近くの機関に直接ご相談くださいね。
出産も育児も全て初めての経験になるため、「本当に自分にできるのだろうか」と不安になることは自然なことです。
また、妊娠初期にはホルモンバランスが大きく変化し、精神的に不安定になりやすい状況を生みます。
不安になってネットなどで情報を調べると、色々なことが書かれていてどれが正しいのかがわからなくなって更に不安になる……、ということもあるかもしれませんね。
「流産してしまうのではないか」と不安に感じる人も少なくないでしょう。過去に流産を経験した人の場合はこの不安が更に強くなるかもしれません。
早期の流産の原因のほとんどは受精卵の染色体異常によるものと言われていますが、「流産したら自分のせいだ」と考えて夜も眠れなくなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お金に関する不安は多くの人が抱いているのではないでしょうか。
実際、AIU保険会社の調査では、一人の子どもの出産から大学卒業までの総費用は約3000万円となっています。
数字だけ見ると愕然としてしまいますが、子どもに見合った教育はそれぞれ異なり、お金をかけるほど良いとは必ずしも言えません。
家族で話し合ってある程度の計画を立てておくと、どの程度のお金が必要になるかの目安が見つかるかもしれません。
ご自身がお勤めの場合は、「どのタイミングで上司に報告するのか」「周りの人に迷惑をかけてしまう」と悩んだり、「復帰できるのか」「保育園はすぐに見つかるのか」と不安に感じる人は多いでしょう。
あるいは自分のキャリアがストップしてしまうことへの不安を抱いたり、そんな不安を抱く自分に罪悪感を感じたりする人もいらっしゃるかもしれません。
平均すると妊娠5~6週頃から始まるつわりの症状で辛い思いをされている人は多いのではないでしょうか。
つわりのピークは3カ月頃と言われていますが、渦中は「いつ終わるのだろう……」と不安を感じてしまいますよね。
それまで平気だった食べ物のにおいも急に受け付けられなくなってご飯が食べられない状態が続く人もいらっしゃるかもしれません。
また、ひどいつわりで夜も眠れず、寝不足の状態が続くこともあるでしょう。
二人目以降の出産の場合は、症状の程度が違うこともあり、戸惑ってしまうこともあるでしょう。
「生まれてくる子どもが障害児ではないか」「五体満足で生まれてきてくれるか」といった不安や、「自分に育てられるのか」という不安もあるでしょう。
特に、近くに頼る人が少ない場合は、自分一人で育てなければならないという不安やプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるかもしれません。
予定日を過ぎても生理が来ない、もしかしたら妊娠しているかもと不安になる人もいらっしゃるかもしれません。
周囲に打ち明けた時にどんな反応をされるか不安になることもありますよね。また事情があって生めない状況であれば、中絶という選択を考える人もいるでしょう。
中絶の場合は中絶することへの罪悪感や体への影響、経済面での不安を抱えている人もいるかもしれません。
一人で不安を抱えていると、気分が落ち込んでくることがあります。
不安な時は、まず身近で相談できる夫に相談してみましょう。
「旦那が忙しくてなかなか相談できない……」という場合は、親や友人など悩みを相談できる人に話して、一人で抱え込まないようにしてくださいね。
頭の中で考えていると、何をどう不安に感じているのかがわからなくなって、不安がとても大きいものに感じてしまうことがあります。
頭の中を整理するのに、文字にする作業は大変役に立ちます。今不安に感じていることを紙に書き出してみて、一度整理してみましょう。おのずと解決策が見つかるかもしれません。
ネガティブな思考に陥らないようにするために、適度に気分転換をしましょう。
好きな音楽を聴いたり、軽く散歩をしたり、アロマを焚いてみるのはいかがでしょうか。
アロマについては、中には妊婦さんが使用を禁止されているものもあるので、専門店に行って選ぶようにしてくださいね。ご自身に合ったリフレッシュ法を試してみましょう。
緊急事態が起きた時にどうするか、誰に連絡をするか、あらかじめ決めておきましょう。
いざという時に慌てなくていいように、決めたことを紙に書いていつも見える位置に貼っておくと安心です。
身近な人に相談できない場合は、無料の電話相談サービスを利用することができます。以下をご参照ください。
妊娠中から就学前の子どもに関する電話相談を受け付けています。またサイト上で妊娠や育児に関する情報を閲覧することもできます。
様々な事情があり、素直に妊娠を喜べず悩んでいる人のために設けられた相談窓口です。全国各地に相談窓口がありますので、お近くの機関に直接ご相談くださいね。
苦しい状況が続いていて消えたい気持ちがある人を対象としている相談窓口です。一人で抱え込まず相談しましょう。
眠れない、気分が落ち込む、イライラした状態が続くなどの症状がある場合は専門家によるカウンセリングを受けるのもいいでしょう。
不安でいっぱいになり、マイナス思考になりやすい状態のときもカウンセリングを受けることで気持ちが楽になったり、解決するヒントが得られたりするかもしれません。
体が辛くて外に出るのが億劫な場合は、自宅でも受けられるオンラインカウンセリングがあります。
cotreeのオンラインカウンセリングでは子育てに関する悩みを専門にしているカウンセラーも在籍していますので、ぜひご利用ください。
関連リンク:カウンセラーに相談する - オンラインカウンセリングのcotree(コトリー)
今回は妊娠して不安になる原因や、その対処法についてご紹介しました。
妊娠して不安になるのは当然のことです。一人で抱え込まず、周囲の人に打ち明けましょう。
カウンセリングの相談先に迷われる場合は、手軽に受けられるオンラインカウンセリングがありますので、ぜひ試しに利用してみてくださいね。
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