更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 恋人との関係・夫婦関係
愛する人と結婚して、思い描いていた理想の甘い結婚生活……のはずが喧嘩ばかり。
どうして自分の気持ちを分かってくれないんだろう?
どうしてこの人の結婚したんだろう?
そのように悩む方も多いと思います。愛し合い結婚したはずなのに、なぜすれ違ってしまうのでしょうか。
日本では、3組に1組のカップルが離婚すると言われます。最も多い離婚事由は「性格の不一致」。その他には「異性関係」「金銭的問題」「暴力」などが続きます。
離婚に至らないまでも、このような問題で悩んでいるカップルはさらに多いはずです。
では、夫婦関係を円満に保つためには、どんな工夫をすることができるでしょうか?
離婚事由としてトップに挙がった「性格の不一致」ですが、冷静に考えたらおかしいと思いませんか?
夫婦と言えど、他人は他人。性格なんて不一致して当然なのです。性格が一致する他人を探し続けて別れを繰り返すよりも、不一致する人とうまくやっていく方法を見つけたほうが、人生は楽になるのではないでしょうか。
いつまでも仲の良い夫婦は、相手の個性や意見を理解する努力をし、尊重し、歩み寄る気持ちを忘れていません。相手は何が好きで何が嫌いなのか、何を大切にしているのかを理解します。そして同時にそれは、自分は何が好きで何が嫌いなのかを相対的に理解することでもあります。
「性格が違いすぎるから、相性が悪いんだ」と考えるのではなく、「性格、一致しないよね。でもそれもありだよね」という受け容れが大切です。一緒に行動する場面で不一致が問題になるのであれば、「前回は私が尊重してもらったから、今度はあなたの意見を尊重するね」と、お互いを思いやる気持ちを持ちましょう。
長年一緒にいると、相手の優しさに甘えっぱなしになってしまうことがあるかもしれません。逆に、相手が自分に甘えてばかりになってしまうこともあります。そして、どちらかが一方的に我慢している関係はなかなか上手くいかないのも事実です。
そんなとき、お互いに「伝える」ことを大切にしましょう。
相手に対して我慢することが続くと、いざ自分の想いを伝えようとするときに、感情的になりがちです。そんなとき、怒鳴ったり、相手を否定したり、議論から逃げたりといった破壊的なコミュニケーションのとり方をする夫婦は、離婚する確率が高いと言われます。
幸せな結婚生活を目指すのなら、建設的なコミュニケーションを身につけましょう。我慢してためこむのではなく、攻撃的になるのでもなく、感じたことや考えていることを素直に表現する練習をしてみてください。建設的な伝え方をするコツは、何を差し置いても、相手の気持ちを大切にし、思いやりの気持ちを持つことです。
そして、逆に相手が伝えようとしているときに、攻撃されたと感じて反発するのではなく、中立的な気持ちを保つことも肝要です。相手から攻撃的な言い方をされることがあるかもしれませんが、この人は一体何を伝えようとしているのか?何が不満なのか?相手の気持ちになってみると、見えてくるものがあるかもしれません。伝え上手になると同時に、受け取り上手にもなる努力をしてみて下さい。
夫婦関係の中で、わくわくすることを積極的につくっていきましょう。長い夫婦関係の中では、生活や行動、会話がパターン化し、退屈になりがちです。退屈な関係が続くと、ふたりの関係への不満、ひいては他の異性に興味を惹かれることにつながってしまいます。
いつも同じことの繰り返しではなく、たまには新しい町に出かけてみる、新しい趣味を一緒に始めてみる、一緒に料理を作ってみる、など、定期的に「新しいことにチャレンジする」日を設けてみるのもいいかもしれません。自分たちなりの楽しみ方を探してみましょう。
夫婦間においてセックスやスキンシップは性欲処理のためというよりも、安心感を得たり、親密さを増す、とても大切な行為です。セックスレス・スキンシップ不足になる一番大きな原因が「出産」です。子どもを持つことにより、パートナーが「夫・妻」から子どもの「父親・母親」に変わってしまうのです。そのために相手を異性として見ることができなくなり、スキンシップをしなくなることが多いそうです。子供が小さいうちは、パートナーとの時間を持つことが難しいことも背景にあります。
子どものいる家庭では難しいかもしれませんが、子どもが寝た後の数分でもいいのです。意識的に、夫婦のコミュニケーションを大切にしてみてください。
夫婦関係は、相性が決めてしまうものではなくて、自分たちの努力で作り上げていくものです。相手の持っている価値観や個性を理解し、尊重しあえる、素敵な夫婦関係を自分たちでつくって行けたら良いですね。
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