更新日 2024年08月21日 | カテゴリ: ストレスに対処したい
毎日の仕事や家事で、疲労やストレスがすっかり蓄積してしまった。家にいるときくらい思いっきりリラックスしたいけれど、その方法がイマイチよく分からない……なんてことありませんか?
リラックスというのは、張りつめた体や心を緩めてやることです。体に入ってくる刺激は一種類ではありませんから、リラックスのための方法は一通りではありません。ここでは、五感すべてを使ってリラックス効果を得る方法をご紹介します。
体と心はつながっています。五感で感じたリラックスが、心を落ち着かせることができるのです。
仕事の場合どうしても避けられないことですが、オフィスやお店など照明の明るすぎる場所に長時間いると、目にはかなりの負担がかかっています。家では少し照明を暗くしてパソコンやスマホも控え、目を休ませてあげましょう。
緑色には目の疲れを和らげたり、気持ちを落ち着かせたりする視覚効果があります。部屋に観葉植物を置いたり、入浴剤に緑色のものをチョイスしてみるなど、日常の中に緑色を取り入れてみると良いでしょう。
音楽にリラックス効果があることはいまや科学的にも実証され、医療分野にも取り入れられています。また、リラックスさせるだけでなく、不眠や集中力の低下にも効果があるといわれています。
リラックス効果のある音楽といえばクラシックやニューエイジ・ミュージックなどのイメージが強いですが、あまりジャンルに拘らずポップスでもジャズでも、そのときの自分の気持ちにマッチした音楽を聴くことが重要です。
泣きたい気分のときには無理に気持ちを盛り上げる曲を聴くのではなく、「泣いていいんだよ」と背中を押してくれるような曲を聴き、その音に心を委ねてみましょう。
嗅覚を使ったリラクゼーションといえばアロマセラピーが有名です。ラベンダーに代表されるリラックス系、ペパーミントやレモンなどのリフレッシュ系など、ありとあらゆる種類のアロマオイルがありますので、自分好みの香りを選んで楽しみましょう。
アロマポットとキャンドルで香りを楽しむのが一般的なイメージですが、加湿器タイプの芳香器で楽しんだり、お風呂に入れたり、体に塗ってマッサージオイルとして使ったり、豊富な用途があります。
触覚とリラックス効果は一見関係が薄いようにも思われますが、たとえば赤ちゃんがいつも使っている毛布やひざ掛けを触って安心するように、触覚による刺激は時にストレスを軽減させるなど、決して小さくはない心理的影響を与えます。
家の中では見た目やデザインなど二の次三の次にして、肌触りの良い素材で服や寝具などを固めてみるのはいかがでしょうか。 また、ペットと触れ合い、そのフサフサな毛の手触りで癒されるのもいいかもしれません。
栄養素の不足や偏りがイライラやストレスを増加させていることもあります。様々な種類の食品をバランスよく食べて、食事を楽しみながら必要な栄養素を摂取するように心がけましょう。
たとえば柑橘類を積極的に食べることで、スッキリした口当たりを楽しみながらストレスを抑える効果があるビタミンCや、心身の疲れを緩和するクエン酸を摂取することができます。また豚肉や穀類を積極的に食べることでイライラや記憶力の低下に効果があるといわれるビタミンB1を、乳製品や豆腐、小魚などを食べることで神経の沈静作用があるカルシウムを摂取できます。
とはいえ、あまりに栄養に気を使いすぎることで、食事そのものを楽しめなくなってもストレスの元になりますので、「楽しみながら」を忘れないように心がけましょう。
五感はそれぞれが完全に独立し、一つずつしか快感を得られないというわけではありません。いくつかの感覚を同時に楽しむことができるのです。
たとえばキャンプや森林浴に行って、目で緑に癒され、耳で鳥の声を聞き、鼻で森の匂いを味わい、体全体で風の感触を楽しむことだってできますし、バーベキューなどで自然の景色を楽しみながら味覚も楽しむことができます。
ときには思い切って山や海など自然の中に出かけて行き、五感をフル活用して癒しを得てみましょう。
さて、ここまで五感それぞれを使ってリラックス効果を得る方法をご紹介してきました。
そのほとんどはちょっとした日々の工夫や心がけといえるようなものですが、その「ほんのちょっと」をするかしないかで心の健康が変わってくるものです。
ぜひ体全体、そして五感全部を使って積極的にリラックス効果を取り入れていき、何かとストレスの多い毎日を乗り切っていきましょう。
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