「ストレス」を感じる原因は「眠りの質」?自分の睡眠状態をチェックしてみよう

更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: ストレスに対処したい

「小さなことにもイライラ、クヨクヨしてしまう」
「毎日がストレスでいっぱい」…日本の現代社会は「ストレス社会」と言われるほどにストレスに満ちているとも言えます。
様々なストレス対策が考えだされていますが、、ストレスを軽減しストレスに強い体質となるために非常に重要である「睡眠」、そして「眠りの質」については軽視されているのが現状です。

良質な睡眠は脳を休ませる大切なポイント。
「ストレスが溜まっているなあ」と感じたら、まずは自分の「睡眠の質」についてチェックしてみましょう。

1. 睡眠直前に入浴していませんか?

睡眠直前の入浴は体温を上げすぎてしまうため、睡眠に入ってからしばらくの間は「深い眠り」が訪れません。
そのため同じ睡眠時間でも、入浴時間が就寝時間に近い人の方が「眠りの質」が悪くなり、眠っても疲れが取れないことになります。

入浴は、最低でもベッドに入る1時間前には済ませておきたいもの。
できれば就寝2時間前には入浴を済ませ、適度に体があたたまった状態で眠りにつくようにしましょう。

2. 就寝直前やベッドに入ってからも液晶画面を見ていませんか?

パソコンやスマホ、テレビなどの液晶画面を就寝直前まで見ているのは睡眠の質を大きく下げます。
特にパソコンやスマホは液晶画面を凝視していることになるため、目や顔が光を浴び続け、脳が「日中である」という錯覚を起こしてしまいがち。
現在の研究では、特に液晶画面の「ブルーライト」が脳内で分泌される物質に影響を与えることが判明してきています。

良質な睡眠に誘うための脳内物質「メラトニン」が正常に分泌されず、なかなか寝付けない、眠っても眠りが浅いという状態になってしまうのです。

3. 週末などに「昼までの寝溜め」をしていませんか?

人間の脳は、起床した状態から16時間~17時間前後で眠気を感じるようになっています。
そのため「寝溜め」と称して昼ごろまで寝坊をしてしまうと、その日の夜には正常な「眠気」がやってこない結果に。

日曜の朝寝坊は日曜の夜の睡眠の質を低下させ、結果、月曜日には睡眠不足…ということになってしまうのです。
この繰り返しが自律神経を不安定にし、ストレスを溜めやすい体質となってしまいます。

「ここのところ睡眠不足だったから、睡眠時間を長めにとりたい」という場合には、「就寝の時間(ベッドに入る時間)」の方を早くするようにしてみましょう。
起床時間は休みの日などにもなるべく一定にするように心がけることが大切です。

4. 目覚まし時計・携帯アラームの「スヌーズ機能」を使っていませんか?

「あと5分寝たい」「あと10分寝たい」そのような「二度寝」による寝坊を防止させるためのスヌーズ機能。
ところが、この繰り返しは「良い睡眠時間を伸ばしている」とは言いがたいものです。
一度覚醒した後にまた眠った状態は、レム睡眠というごく浅い睡眠の状態。
二度寝をした時、夢を見ることが多いのはレム睡眠の状態であり、脳がすでに活動しているからなのです。

人間は睡眠状態においてレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していきますが、スヌーズ機能でレム睡眠状態をひたすらに繰り返しても、脳が休まることはありません。
却って目覚めた時には「寝足りない」という不満足感を覚え、朝の間中体や脳が覚醒しないことも多いのです。

目覚ましはスヌーズ機能を使わず、「鳴ったら一度で起きる」という習慣付けをしてみましょう。
また眠る前に「明日は●時に起きる」と口に出し、脳に起床時間を意識させることも大切です。

5. 朝起きてから、日光を浴びていますか?

朝起きた時、カーテンや窓を開けて陽光を顔や体に受けることはとても重要。
明るい日の光を受けることで脳が「朝が来ている」という信号をキャッチし、頭も体も覚醒状態に入ります。
この「目覚め」を脳がきちんと意識することで、夜の「眠り」も深く正常なものになるのです。
できればベランダや庭などの外に出て、1分~3分程度直射日光を浴びるようにしてみましょう。
「時間がなくて…」という場合には、身支度や朝食を日当たりの良い窓際で行うようにして、5分~10分程度は明るい場所に居るようにしてみてください。

当てはまるものをチェックしてみましょう








おわりに

「6~7時間は寝ているはずなのに、疲れが取れない」という人でも、就寝前の習慣や生活リズムの乱れなどによって睡眠の質が低下し、実際には睡眠4時間程度の急速しか取れていないというケースは多々有ります。
「睡眠時間」に気をつけることももちろんですが、より良い眠りが得られるように日々の生活を見なおしてみましょう。

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