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寄付すると幸せになる?ザッカーバーグ、ビルゲイツに見る「寄付する人」の心理

更新日 2017年09月05日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
寄付すると幸せになる?ザッカーバーグ、ビルゲイツに見る「寄付する人」の心理

Facebookの最高経営責任者であるマーク・ザッカーバーグ氏は米国時間2015年12月1日、自身の保有するFacebook株の99%(450億ドル・現在のレートで5.5兆円相当)を寄付する計画を明かしました。

アメリカでは多くの富裕層が、自分の資産を寄付に充てています。
マイクロソフト社の共同創業者であるビル・ゲイツ氏はその資産の95%を慈善事業に拠出し、慈善事業について「今までやったことの中で最も満足度の高い行為です。」とコメントしています( 子供を億万長者にはしない、全財産の95%は寄付–世界一の億万長者、ビル・ゲイツ氏のお金の使い方)。

アメリカと日本の寄付市場・文化

こうした富裕層が寄付を行う結果、アメリカの寄付市場は22兆円にも達します。
一方で日本の寄付市場は5,400億円程度にとどまります。
また、アメリカでは継続的な寄付を行う人が多く、寄付をする人が人口に占める割合も多いのに対し、日本では東日本大震災の直後に一時的な伸びは見せたものの、継続的な寄付を行う文化はやはり醸成されているとは言えません。
この背景には、「幸せな人が寄付をするのか、しないのか」という文化的な差があるようです。

年収900万円を超えると、収入が増えても幸せになれない

寄付が幸福感を生み、幸福感がさらなる寄付を生む、というループが、Aknin他(2012)の研究によって明らかにされています。
ですから、アメリカにおいては、寄付をすることで幸せになり、幸せな人ほど寄付をするので、良い循環が生まれていることになります。

また、Kahneman他による収入が年間7.5万ドル(約920万円)を超えると、幸福感と収入は比例しなくなる、との研究が示すように、何兆円のお金を自分で持っていても、そのこと自体によって「幸せ」にはなれない のです。

一方、寄付をすることでは直接的に幸福感を得られますから、マーク・ザッカーバーグやビルゲイツのように寄付をする資産的余裕がある人にとっては、大変に有意義な資産の使い道なのです。

それでは、なぜ日本ではこのループが生まれているように見えないのでしょうか。

石野他(2012)の研究によれば、東日本大震災に関連して寄付を行った人は、生活満足度は変わらなくても、幸福感が増していたことが明らかになっています。
つまり、日本においても「寄付が幸福感を生む」という点は共通しています。
しかし鈴木他の研究によると、日本人においては必ずしも幸福感が高いから寄付をする、ということではないことが示唆されています。

その背景としては、社会文化的な差(周りの目を気にする傾向)や宗教的な考え方の差がありそうですが、やはり「幸せな人が寄付をして、周りの人も自分もさらに幸せになる」というのは社会的に望ましいサイクルのように思えますね。

今幸せな方、「自分が幸せになるため」にも、寄付をしてみませんか?

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