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メラビアンの法則から学ぶ「怒ってる?」と聞いてはいけないワケ

更新日 2018年05月15日 |
カテゴリ: 恋人との関係・夫婦関係
メラビアンの法則から学ぶ「怒ってる?」と聞いてはいけないワケ

まわりの人と良い人間関係を作りたいのに、うまくいかない……。
自分は気を使ってるのに、なぜか敬遠されてしまう……。
怒っていないのに、「怒ってるでしょ」と言われる……。

そんな風に感じたことはないでしょうか。

メラビアンの法則:言葉よりも大切なもの

「メラビアンの法則」と言われる、対人認知の法則があります。心理学者のMehrabianが発表した言説で、

相手が知覚するあなたの態度=言葉7%+音声38%+表情55%

というものです。

つまり、あなたが「怒ってないよ」と言葉で伝えたととしても、声や表情がそうでなかったとしたら、相手が受け取るメッセージは、「この人は怒っている」というメッセージなのです。

同様に、あなたが「あなたに好意を持っていますよ」と伝えても、声や表情から、それが嘘か本当かは伝わってしまうことがあるのです。

どんなに「怒ってないって言ってるじゃないか」「好きだって言ってるのに」と言ったところで、相手にとっては言葉以外から伝わってくる情報が真実なのですね。

怒ってないって言ってるでしょ!が生じる理由

これは例えばパートナーとの関係の中で、

男「怒ってる?」
女「別に怒ってないよ」
男「怒ってるじゃない」
女「怒ってないって言ってるでしょ!!(怒)」

の喧嘩が起こる所以ですね。

だいたいそんなときは怒っているのですが、女性は事を荒げたくないと(あるいは怒っている自分を認めたくないと)、怒りを抑えながら、言葉の上では「怒ってないよ」と言ったりします。しかし声や態度から、怒りは伝わってしまっています。それを男性が受け止めて「怒ってるじゃない」と言うのですが、ぎりぎりのところで怒りを抑えようとしている女性にとっては、せっかく我慢しているのに怒っていることを指摘されることが起爆剤になってしまうのです。

こんなとき、男性は、怒っているのに怒ってないと伝えようとしている女性の気持ちを汲んであげることで。女性は、どうせ怒りは伝わっているのだから、怒りを隠すのではなく、「自分はこういうことが少し嫌な気持ちだった」と伝えることで、より生産的なコミュニケーションをすることができます。

「心から思ったことを伝える」が対人関係をうまくいかせるコツ

どんなに抑えたり飾っても、好意や敵対心、反感、不安、怒りなどの感情は、声や表情から伝わってしまうのです。

自分では怒ったり敵意を持っているつもりはないのに、なぜだか人から怒っていると思われたり、近寄りがたいと思われて敬遠されてしまう……と感じている人は、もしかしたら自分の中に潜在的に持っている敵対心や不安感が、相手に対して伝わってしまっているのかもしれません。

もし、なんだかうまく伝わらないなぁ……と思ったら、言葉だけでなく、表情や声で伝えようとしてみてください。でも、普通の人は心から思っていないのにうまく声や顔を作るような器用なことはなかなかできませんから、一番良い方法は、「心から相手に対して好意を持つ」「心から感じたことだけを言葉にする」ことなのです。

人に伝えるためには、まず、自分が信じていなければ。

でもどうしても本心を伝えるのには抵抗がある……そんなときは、なぜ本心でそんな風に不安や敵対心を持っているか、自分自身で納得する必要があります。自分自身でも、その不安や敵対心に気づいていないこともあるのです。

そのためには、自分が本当に感じていることを自覚し、なぜそう感じているのか?に敏感になる習慣をつける必要があるかもしれません。

「人は見た目が9割」の嘘

蛇足ですが、大ヒットした「人は見た目が9割 」という本はこのメラビアンの法則を一般化させ、本来の研究結果とは異なって伝えたものです。

メラビアンの法則が成立するのは、「好意」「反感」「感情」についてメッセージを伝えているときに限られており、一般的な事実を伝えるプレゼンや人生において、見た目が9割としているものではありません。……と、Mehrabianが自身のホームページで言っています。

原文 : Please note that this and other equations regarding relative importance of verbal and nonverbal messages were derived from experiments dealing with communications of feelings and attitudes (i.e., like-dislike). Unless a communicator is talking about their feelings or attitudes, these equations are not applicable.

―― Albert Mehrabianのホームページより

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