試し行動の6つの代表例から分かる心理とは?

「試し行動」とは、子どもや、大人でも自分に自信がない人や依存体質の人が、「相手に愛されている」という実感を長持ちさせることができず、相手を試す行動を取ることです。
ここでは代表的な「試し行動」と対処法についてご紹介していきます。

この記事のまとめ

  • 「試し行動」をする理由は、愛されているか不安だから
  • 「試し行動」への対処法は、相手への理解と対話、善悪や許容の境界を伝えること、愛情表現が挙げられる

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子どもの試し行動と理由

子どもの試し行動は、「おもちゃをわざと投げたり壊す」。「わざと嘘をついたり無視をする」「指示に従わない」、「過度に甘える」…などの行動が挙げられます。
成長において重要な過程ですが、試し行動が過剰になると周囲の人は困ってしまいますよね。
そんな時に知っておきたい、子どもが試し行動をする理由を以下にまとめました。

大人からの愛情を確認したい

親や保育者などが自分を愛してくれているのかを測っていることが理由として挙げられます。
わざと大人を困らせる行動をすることで、何をどこまでして許されるのか、相手の限界を確認しているとも言われています。

環境変化に不安がある

引越しや転園、親の仕事など、子どもの環境が変化した時に不安になって試し行動をしてしまうことがあります。新しい環境に順応しきれず不安を払拭するために行動をしてしまうのです。

大人の試し行動と理由

一方、大人の試し行動は、恋愛や夫婦などのパートナーとの関係で生じることが多くあります。

相手に不満の内容を言わずに不機嫌になる

「試し行動」をしがちな人は、「自分をパートナーに理解して欲しい(承認して欲しい)」という欲求を強く持っています。 ところが自分に自信が無いため、言葉に出して主張をすることが苦手です。 そのため、自分の不満に対しては「相手が察してくれて当然なのだ」という考え方をする傾向にあります。

例えば「疲れてしまって早く歩けない(相手が歩くのが早い)」という事例があったとしましょう。 「試し行動」をする人は、「もうちょっとゆっくり歩いて欲しい」という言葉を出さず、急に歩くスピードを極端に落としたり、不機嫌な顔をしたままで歩き続けたりします。 相手が「どうしたの?」と気遣ってくれることでようやく主張ができるケースもありますが、中には「なんで不満の内容がわからないんだ」と更に腹を立ててしまうケースも少なくありません。

さらに「自分の感情を察してくれないこと」を「愛情の無さが原因なのだ」と認識しやすく、ほんの少しのトラブルや行き違いから更に「愛情の試し行為」へと発展しやすい傾向にあります。

パートナーへの連絡を断つ・無視する

「試し行動」が顕著になる際の代表例のひとつが「連絡の遮断」です。 メール・電話・SNSのメッセージ等を自分から全くしなくなります。 またパートナー同士の在籍校・勤務先等が同一の場合、これらの環境で顔を合わせても無視をするケースが少なくありません。 夫婦間の場合には、家庭内で無視が起こるケースもあります。

これらの連絡の遮断・無視の原因は、ごく小さなトラブル等から起こることももちろんあります。 しかし「試し行動」の傾向が強い人の場合、ほとんど理由が無い状態なのに突然相手への連絡を遮断しがちです。

内面では「相手が焦って連絡をしてくること」を強く望んでおり、着信等の相手からのアクセスが多くあるほど一時的な安心感を得ます。

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パートナーの意見・態度・習慣・容姿等を否定する

「試し行動」が強くなっていくと、会話の中ではパートナーに対して否定的な意見・発言が増えていきます。 相手の趣味や嗜好を「理解できない」とけなしたり、自分だけのルールにあてはめて「常識的ではない」という判定を行う傾向もあるようです。

「試し行動」をする人は「相手をいかに傷つけるか、困らせるか」を無意識のうちに考えてしまいます。 相手が困ったり嫌がったりしても最終的にそれを笑って受け止めてくれることで、ようやく「愛されている」という実感を短期間で得られるのです。 また一度許されたことに対しては「何度言っても許されるのだ」と認識しやすく、「冗談」としてで揶揄を頻繁に繰り返すこともあります。

「別れる」と頻繁に発言する

「試し行動」の最たるものと言えるのが、「別れよう」という発言の繰り返しと言えるでしょう。

もちろん、発言している本人は真剣に「別れ」を考えているわけではありません。 相手が発言に驚き、「別れたくない」とすがってくれること(トラブルなどが発端になっている場合には、相手が自分の要求を飲んでくれることも)が重要なのです。

同時に「自分の方が優位である(自分より相手の方がより多く愛している)」という感覚を得られるため、一度「別れる」という言葉を持ちだしたあとには、頻繁にこの言葉を使うようになります。

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試し行動に困った時の対処法

子どもへの対処法

気持ちを受け止めてあげる

まずは不安になっている子どもの気持ちを受け止めてあげましょう。子どもの目線に立って話を聞くことで安心感を覚えてくれるでしょう。
また、話を聞くことで試し行動の原因やきっかけに気づくことができるかもしれません。

良いことと悪いことを伝える

子どもは、その行動が「悪いことだ」と理解できていない場合もあります。「本当にやってはいけないこと」の境界線を教えましょう。冷静に対応することで、子どもはしっかり理解してくれます。

愛情を伝える

子どもの試し行動の大きな理由は、大人からの愛情に対する不安です。そのため、試し行動をした際は意識的に愛情を伝えるようにしましょう。スキンシップなどをすると伝わりやすくなります。

大人への対処法

しっかりとコミュニケーションを取る

試し行動の理由を理解するために、相手と対話し不満や不安を理解しましょう。感情的にならずに冷静にコミュニケーションを取ることが重要です。

一貫性を持ち、境界を設定する

一貫した反応を心がけることにより、相手の混乱を避けます。また、「この行動は許容できる」「この行動は辞めてほしい」などと具体的に境界を伝えることにより、相手も改善しやすくなります。

愛情表現をする

子どもの試し行動と同様で、試し行動の大きな理由は愛情に対する不安です。愛情表現をすることで相手が愛を実感し、安心してくれるかもしれません。

試し行動の相談先

試し行動が繰り返されると、それを受ける側も不安になり、悩んでしまうことも多いでしょう。そんな時はカウンセラー等の専門家を頼ってみるのもひとつの手段です。

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