子供を「マザコン」にしないために--ママが知っておきたい3つのポイント

更新日 2016年07月13日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
子供を「マザコン」にしないために--ママが知っておきたい3つのポイント

「マザーコンプレックス(マザコン)」とは、母親に対して強い執着や依存を持つ状態のこと。成人男性に対して用いられることが多いですね。

「男はみんなマザコンよ!」--こんなふうに言う女性も少なくありませんが、実は「マザコンになるかどうか」は、母親の育て方にかかっています。男性の天性の資質として「マザコン」があるのではなく、「母親がマザコン男を作っている」のです。

世のマザコン男性を見て「子供にこんな風になってほしくない」と思うのであれば、子どもとの付き合い方を「今日から」考えなおしてみましょう。ここではマザコンになる子どもと母親の心理や対策についてご紹介していきます。

1. 「なんでもやってあげる」がマザコンを作る始まり

身の回りの世話や学校・塾等のこと、あなたはどれくらい「手を出して」いますか? 「まだ小さいから」「上手にできないから」--そんな気持ちから、ついついなんでもしてあげてしまっていないでしょうか。 また「やって!」と子供に甘えられると、つい断れない…そんな人も多いことでしょう。

これは子供の世話をすることにより、「人の役に立っている」「頼られている」という自尊心を高められるという心理が関係しています。

ところが子供の側は、過剰な手助けや保護を受けることで「なんでも母親がやってくれる」「甘えれば母親が解決してくれる」という部分のみを体験的に「学習」してしまうのです。

この学習は無意識のうちであることが多く、自分自身が母親に頼っていること・甘えていること(世話になっていること)を意識している男性はあまり多くありません。 結果として「マザコンでありながら、母親に感謝もしない子供」を作り上げてしまうことになります。

2. 「ひとりでできる子供」を育てる計画表を作ろう

日本では「成人=二十歳」というイメージが強く、「子供が手を離れる時期」を18歳~20歳頃であると無意識のうちに取られている人が多いようです。

しかし実際には、子供の精神的な自立は13歳~15歳頃の成長期・反抗期の頃に始まっています。 この頃に精神的および物理的な自立を親側が認めず、「小さな子どもと同じ扱い」を続けていくことが、マザーコンプレックスの温床のひとつとなっているのです。

まずは義務教育を終える中学校3年生(15歳)をひとつの「成人(一人で生きられる人間)」と見なおし、「15歳までには自分のことを自分でやれる人間にする」というイメージを持ってみましょう。

掃除や洗濯・料理といった家事、制服や鞄等の手入れ、明日着る洋服の準備…といった「物理的な部分」から自立を促すことを始めていきます。

これらの「物理的自立」は、「始めなさい」といってすぐにスタートできるものではありません。

また、もちろん始めから大人と同様というわけにはいきませんから、簡単なところからスタートすることになります。 はじめてみても最初のうちはうまくいかず、会得するまでには1年以上の時間がかかることもあるでしょう。 ひとつひとつの物理的技術をステップアップさせていく…と考えて逆算すると、意外と早い時期から「準備」が必要になることがわかりますね。

中学生から、高校に入ってから、成人してからいきなり「さあ、全部を自分でやりなさい!」と放り出すのでは間に合わないのです。 幼稚園・小学校と少しずつ「自分でできること」を増やしていく必要があります。 「何歳までには何ができるのか」をもう一度見なおし、おおまかで良いので計画表を立ててみることも大切です。

3. 「自分自身の夢と目標」を持とう

マザコンを作り上げてしまう心理のひとつが、母親が子供に自分の夢や希望を託してしまうというものです。 これには「自分には何もない」という母親側の無価値観・自己承認力の低さが影響をしています。

「結婚をして(出産をして)仕事を辞めたから」「年齢が高くなったから」--このような理由で「自分自身に対する夢や目標」を持てなくなっているケースが多いのです。

もう一度、自分自身について振り返ってみましょう。

やりたかったこと、チャレンジしてみたいことを紙に書き出してみてください。 「大きな目標」でなくても、少し興味があること…例えば「一人で旅行をしてみたい」「テレビで観た場所に行ってみたい」というようなものでも良いのです。 「今すぐ」叶えられるものではなくても構いませんから、子供や家族とは関連しない「自分一人で行う行動」について考えてみることが重要です。

「子供が手を離れたら、これを始めてみたいな」 --そんな風に「未来を考える」ことからでも、夢や目標は広がっていきます。

また、例えば「将来的にもう一度英語を勉強しよう!」と思うのであれば、今からでも学校の選定を始めてみたり、テレビ等で英語の勉強を少しずつでもスタートするといった「準備」は始められます。 「自分自身の人生」を充実させること--それは結果的に、「子どもとの将来的な関係」を良好にするものでもあるのです。

おわりに

「子供がいずれ手を離れる」と考えるのは、親にとって寂しいものです。 しかしいつまでも親の元を離れない「大きな子供」--マザコンだけでなく、引きこもりやニートといった問題は、年々増加する傾向を見せています。

「子供の適切な自立を促す」ことは、子供の将来を決めるだけでなく、親の人生をも決める重要なポイントです。 子供自身が持つ「自分でできる力」をとどめてしまわないよう、早速今日から、今から「子供に依存しない/依存されない関係」を作ることを始めてみましょう。

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