イヤなところばかりが目につく…イライラを吹き飛ばす「たったひとつの秘訣」とは?

更新日 2016年10月03日 |
カテゴリ: 人間関係を良くしたい
イヤなところばかりが目につく…イライラを吹き飛ばす「たったひとつの秘訣」とは?

「また先輩に注意された、細かすぎてイヤになる」
「家に帰れば帰ったで、家族の態度が気に障る」
「友だちのSNSを見たら、この人また自慢してる!もうイヤ!」
「テレビを見てもくだらない作品ばかり!」

会社でも家でも友人関係でもイライラして、全てがイヤになる…こんな気分になったことがある人も多いはず。 中には「相手に悪い部分があるんだから注意したのに、逆ギレされた!」と、トラブルを起こしてしまうケースもあるようです。

みんな嫌い、何も面白く無い…こんなマイナスな気分を持ったままでストレスを抱えこむのは、とてもつらいですよね。 今回はイライラを解消するための「モノの見方」について、心理学的な観点からご紹介していきます。

この人達のこと、どう思いますか?

まずはちょっとしたテストから始めてみましょう。 以下のAさん、Bさん、Cさんと3人の人の性格を挙げてみます。

Aさん
・Aさんは客観的な判断が下せる。
・Aさんは冷たい。
・Aさんは約束を必ず守る。
・Aさんは人に厳しい。

Bさん
・Bさんはいつも明るい。
・Bさんはお世辞が多い。
・Bさんは怒らず温和だ。
・Bさんはルーズだ。

Cさん
・Cさんは親切だ。
・Cさんはお節介なところがある。
・Cさんは有能だ。
・Cさんはプライドが高い。

さて、Aさん、Bさん、Cさんについて、あなたはどう感じたでしょうか? 「Aさんは嫌いだけどBさんとCさんは好き」と思いましたか? それとも「全員嫌い」と思ったでしょうか?

上記のそれぞれ4つの説明では、「性格の良い面(ポジティブな情報)」、「性格の悪い面(ネガティブな情報)」が交互に入っています。 人間にはそれぞれ長所・短所があるもの。 また短所はそれぞれ長所と影響しあっていることも多いものです。 人間の長所・短所、そのどちらに着目するか--それを決めて「良い人・悪い人」と判断しているのは、実は相手ではなく「あなた自身」なんです。

「周囲への評価」は自分の気分で決まる

実際の実験では、上記のような他者に対する評価を下す前に、ある心理操作が行われました。 第一グループではグループの人達の全員をそれぞれ褒め、「良い気分」にさせています。 反対に第二グループでは全メンバーをけなし、能力が低い等と評価を下げて「ガッカリとした気分」にさせたのです。

すると第一グループの人たちは、上記のような他者判断のテストでは、性格説明の中の「良い面」をより多く見つけ、「好きな人が多い」と判断しました。 ところが第二グループの人達は性格説明の中の「悪い面」により多く着目し、「嫌い」と判断をする人が多かったのです。

人間はその時の「気分」によって、無意識のうちに周囲の情報の中から「自分の気分に合うもの」のみを選び出し、集めてしまう--この効果は、心理学では『気分一致効果』と呼ばれています。

欠点は「いきなり出てきたもの」ではない

「今まで気にならなかったけど、今思えばあの時も、この時も…」 こんな風に周囲の欠点に対して「思い出し怒り」をして記憶を塗り替えていませんか? 「その時に怒らなかった」ということは、その時には、相手のイヤな部分はたいして気にならず、良い面が強く見えていたということです。

「相手が嫌だ、つまらない」とばかり感じるのは、今のあなたの気分が「不機嫌な気分」であり、「イヤな情報」ばかりを集めてしまっているから。 変わったのは相手や周囲ではなく、「自分の気分」なのです。

自分の感情を変える「細工」をしてみよう

ではイライラをなくすには、どうしたらいいのでしょうか? その秘訣は「自分ひとりで楽しい気分へと切り替える」ということ。 誰かや何かを変えて問題を解決しようとはせず、自分自身の「気分」を上げていくのです。

・好きな音楽を聴く
・服装やメイク、髪型等を変えてみる
・マッサージや入浴等でリラックスする時間を作る
・散歩や小旅行等に出掛けてみる
・趣味を作って打ち込む
・カラオケで大声を出す等

気分を転換させる方法は人それぞれですが、自分自身が「楽しい!」と思える時間を作るようにしてみましょう。 「ああ、楽しかった…!」このニコニコとした気分を忘れずに周囲に接してみてください。 リラックスした気分で周囲に接してみると「相手を変える必要性」は感じなくなるはずです。

おわりに

どうしても周囲に対して悪い感情しか持てない、良い面が見つけられない… 何に対しても欠点しか思いつけず、さらに自分の心の切り替えもできない時、それは心がストレスによって「強いマイナスの方向」へと偏っている状態かもしれません。

例えば抑うつ状態の場合には、イライラが収まらず、ネガティブな方向へと思考が引きずられがちになります。 急にイライラや怒りっぽさが収まらなくなり、生活や人間関係も支障が生じている場合には、カウンセラーや専門医に相談をしてみましょう。

わたしってどんな人?

「また同じことでイライラしてしまった」「こうい人とのコミュニケーション苦手…」と感じることはありませんか?

いつも同じようなことで苦しむのは、自分が変われていないように思えて、辛いですよね。

もしかしたら、まず、自分のことを知るところから始めてみたら、少し楽になるかもしれません。

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