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他人より家族との関係が辛いのはなぜ?過去から紐解く家庭環境を改善する方法とは

更新日 2017年03月27日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
他人より家族との関係が辛いのはなぜ?過去から紐解く家庭環境を改善する方法とは

「家族と一緒に居ると、なぜか息が詰まりそうになる」
「家に居場所が無い気がする」
「大人になっても、母親や父親とうまく話せない…」
「親にいつまでも干渉されるのがイヤでたまらない」

身近に居る家族だからこそ、その関係を辛く感じている人は少なくありません。

なぜ、家族との関係を理想通りに築くことができないのか--その根底には、生まれた頃からの家族関係が影響をしている可能性もあります。 ここでは過去の家庭環境を振り返りながら、現在の環境を改善していくための3つのヒントを解説していきましょう。

1. 幼少期の不満に目を向けてみよう

幼い頃、子供たちは親に対してある程度従順にならざるを得ません。 特に機能不全家族の場合、親の価値観を強く押し付けられたり、自分らしくのびのびと振る舞う機会を奪い取られていることもあります。

小学生から中学生へと成長する中で他の家族を目にすることで違和感を憶える子供もいますが、抑圧が強い子供ほど「自分の家庭が普通であり、正しい」「厳しいのは、親の愛情なのだ」と考えてしまいがちです。

自分自身の本当に好きなもの、本当に欲しかったもの、自分の喜びや哀しみ…このようなものが見えなくなり、大人になってからも混乱してしまう人は少なくありません。

幼少期の子供が抑圧しやすい不満には様々なものがありますが、一例としては以下のようなものが挙げられます。

●洋服・おもちゃ・髪型等が常に親の嗜好に沿うものだった
●「長子だから」「末子だから」と兄弟の方が優遇された
●両親が常に忙しく、自分にかまってくれなかった
●親の言うとおりにしないと冷遇をされた 等

まずは子供の頃の自分に向かい合い、「本当はこうしたかった」「何かが辛かった」という気持ちを思い出してみましょう。 自分自身の根底にある不満や不安を見つけることが、家族との関係を見つめ直す大切な第一歩となります。

2. 「役割」から開放されよう

「家族」という形を作り上げるためには、家族ひとりひとりは何らかの役割を担うことになります。 これは「父親/母親/子供」という表面的な役割ではなく、以下のような精神的な役割です。

1)ヒーロー:家族の中の責任を担う立場。優等生役。「良い子」「がんばりや」等の評価を受けやすい。理想的な振る舞いをしようと本来の自分以上に努力をしやすく、自分の中の弱さや依存心を認められない。

2)マスコット:家族間の緊張をやわらげる存在。おしゃべりキャラを要求されたり、いじられやすい。「可愛いから/面白いから自分は愛される」という条件付きの愛情を感じやすく、自分の表面を取り繕う傾向がある。

3)迷子/傍観者:家族からの攻撃を受けたくない、自分に価値が無いといった思いから、存在感を薄め、家族から離れようとする。家族に対しては客観視した視点を持ちやすい。厭世的で内気になりやすい。

4)スケープゴート:いわゆる「嫌われ役・汚れ役」を一手に引き受ける。反抗的で変わり者扱いを受けやすい。自分がトラブルを起こすことで、家族をひきつけたり、家族同士を繋ぎ止めようとする。

5)殉教者:家事を一手に担う、性的暴力・精神的暴力のはけ口となるなど、家族の苦しみをひとりで引き受けようとする。自分が不幸でいることで、家族が幸せになるという犠牲心を強く持つ。

どんな家族でも、上記5つの役割を誰かが少しずつ担っています。しかし機能不全家族の場合には、子供がヒーローの役割を強く背負わされたり、母親が殉教者であり続けていることも多いのです。

特に子供の場合には、精神的な成長に応じて「求められる役割とは違う自分」に気づいていきます。しかし親側がいつまでも「子供の頃の役割」を求めるため、例えば「いつまでもいじられ役」「いつまでも慰め役」といった役割を追わねばならず、ストレスを抱え込むことになるのですね。

あなたは家族の中で、どんな役割を背負ってきたでしょうか?「もうこの役はできない」と認めて仮面を取ることで、気持ちがラクになるかもしれません。

3. 「自分が幸福であること」を大切にしよう

特に機能不全家族で育った子供の場合、大人になってからも無意識のうちに両親の愛情を得ようとしたり、ヒーローであり続けなければならないと頑張り続けてしまうことがあります。 また母親が「殉教者」として存在していた家庭の場合、母の姿を見て育った娘が「家族への貢献とは『犠牲』である」という認知を持ってしまうことも珍しくありません。

しかし家庭を支える上で大切なのは、家庭を構成する家族ひとりひとりが幸福であることです。 「母が喜ぶから」「家のためになるから」と自分の本来の気持ちとはかけ離れた行動を行っていても、いずれはその「見返り」が不足していると感じ、家庭に対して不満やストレスを溜めてしまうことになります。「犠牲心」をもって家族に接しても、長期的に幸福な家族を築くことにはならないのです。

本来であれば家族全員が幸福であることが「理想の形」といえますが、まずは「自分自身」が満たされ、幸福であることを主体としましょう。「自分が自分らしく、幸せに生きている」という実感を持ち、その上で家族に向かい合うことで、家族との関わり方も変わってきます。

おわりに

特に「手が掛からない子」「優等生」「良い子」であったという人の場合、長年の間に感情が抑圧されることが普通となっており、自分自身の感情や不満がわからなくなっているケースも多く見られるようです。家族について真剣に考えようとするほど感情がぐちゃぐちゃになり、吐き出すことができない…そんな時には、カウンセリングで自分の感情を見直してみるという手もあります。カウンセラーの手を借りて自分自身の心に気づければ、家族との向き合い方にも変化が表れることでしょう。

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