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アダルトチルドレンを生み出す「機能不全家族」とは?9個の特徴を解説します

公開日 2017年02月10日 |
カテゴリ: 子育て・家族関係
アダルトチルドレンを生み出す「機能不全家族」とは?9個の特徴を解説します

良好な人間関係を築けない、相手を信頼できない、完璧主義になりすぎて自分に対しても自信が持てない、何もかもがどうでもいいと感じてしまう、いつも不安がある…

幼少期からの精神的外傷により、大人になってからもこのような問題を抱える「アダルトチルドレン」。 その数は、現在も増加傾向にあると考えられています。

アダルトチルドレンを生み出す大きな原因のひとつが「家族関係が『機能不全家族』であった」というものです。 「機能不全家族」とは、団欒し、語り合い、お互いが支え合うという「家族としての機能」が十分に備わっていない家庭のことを指します。

幼い子どもがいる家庭の場合、家族が「機能不全家族」となる理由の多くは「両親」の子どもたちとの関わり方です。 小さなころから機能不全家族で育った子供達は、自分達の家庭が「機能不全家族」であったことに気づかず、大人になってからも「家族とはこういうものだ」という認知のままで居ることもあります。

ここでは機能不全家族に共通する9個の特徴について、詳しく解説をしていきましょう。

1. 親が家庭に無関心/過干渉である

機能不全的な家族に共通する最も顕著な傾向は「親の家庭(子供)との距離感が適切ではない」というものです。 機能不全家族の原因となる毒親(毒となる親)は、子供や家庭を「自分の持ち物・私物」といった程度に捉えています。 「対等な人間関係である」「協力して支え合う関係である」という認識がそもそも無いのです。

そのため新しい洋服や家具に飽きたかのように、子供に対して徹底して無関心である親も少なくありません。 またまったく反対で、ペットやゲームに夢中になるように、子供のすべてに干渉しようとする親も居ます。 ただしこの場合にも「対等な人間だ」という感覚は無いため、自分の価値観や好みを押し付けることを「当然だ」と考えています。

2. 親が子供に過剰な期待をする

機能不全家族となる家庭では、親からの子供に対する過剰な期待、つまり「高すぎるハードル」が課せられます。 親が過干渉な場合には、「親が叶えられなかった夢をかわりに叶えること」「親よりも優秀(もしくは同等)の成績を残すこと」といったハードルが課せられることが多いです。

また反対に無関心な場合には、子供の年齢を考えない過剰な自立度(家事をすべて子供が行うこと、家計を助けること等)を望む場合もあります。 これらの過剰な期待が叶えられない場合、親は下記6~8にに挙げるような子供に対する様々なネガティブ対応を行います。

3. 子供への愛情が条件付きである

機能不全家族の親たちの中で、「子供を愛している」「ちゃんとかわいがっている」という人は少なくありません。 しかしその愛情が「条件付き」であることに気づいている人はほぼ居ないというのが問題です。 「条件付き」とは、「自分の期待に叶っている場合」「自分好みの子供に育っている場合」ということ。

少しでも自分の気に入らない部分があったり、子供が自分で選んだ道を進もうとすると、親は一気に子供に対する評価を下げ、冷淡な態度を取ったり、様々な虐待を行います。 子供は「親からの愛情を受けなくては」と親の顔色を常に伺うことになり、自分の価値観や好き嫌い等がわからなくなっていくのです。

4. 父親もしくは母親の存在が無い/希薄である

「機能不全家族は片親である」と思われがちなのですが、実際には両親が揃っているケースも少なくありません。 しかし父親もしくは母親がその役割を放棄しているケースが多く見られます。

家に居る時間が非常に短い、家族の語らいに参加しない、両親が不和である、浮気や不倫問題が生じている等で「父親(もしくは母親)」という役割が存在しない機能不全家族の場合、残された父親もしくは母親が、子供に対してその役割を押し付けようとするのです。

例えば「長男なのだから将来は大黒柱としてしっかりしてほしい」と父親役を押し付けたり、「女なのだから弟妹の面倒を見るべきだ/家事をするべきだ」と母親役を押し付けるケースも珍しくありません。

5. 子供への賞賛が無い

機能不全家族は、親の子供に対する賞賛(褒め言葉)が非常に少ないという傾向を見せます。 親は子供の「できること」よりも「できないこと」にばかり着目しがちで、良い点を伸ばそうとはしません。

また前述したとおり期待が過剰であるため、勉強や作業等で一定の結果を出しても「この程度か」「もっとやれるはずだ」と子供の更なる努力ばかりを期待します。

子供達は親の期待に応えようと頑張り続けてストレスを溜め「燃料切れ」(燃え尽き)を起こしたり、「期待に答えられないのだから」と勉強や運動等にまったくやる気を見せなくなっていきます。

6. 兄弟姉妹間・他者との比較が多い

賞賛の言葉のかわりにあるのが、兄弟姉妹間や同年齢の子供との比較です。

「妹はできるのに、なぜできない」
「××ちゃんみたいだったら良かったのに」

毒となる親はこのような比較によって子供を貶めたり、兄弟同士の競争心(不和)を煽ることで親自身の不安や不快感を解消しようとします。 この他、兄弟姉妹のいずれか一人を優遇し、他の兄弟をないがしろにするケースもよく見られるようです。

7. 物理的暴力・物理的虐待がある

殴る・蹴るといった物理的暴力はもちろんですが、目の前で物を壊す、物を投げる、殴りつけるフリをするといった行為も物理的虐待に含まれます。

8. 精神的暴力・存在の否定がある

子供の身体的特徴(背が低い、目が小さい等)をあげつらったり、「産まなければよかった」「出ていけばいいのに」といった悪口・暴言が浴びせられます。また「気に入らないから」と存在を無視するといった対応も見られます。

食事・入浴・着替えといった行為の一切も無視するとネグレクト(育児放棄)として児童相談所管轄となりますが、「世間体が悪いから」ということでこれらの対応は行いつつも「言葉は一切かけない」という対応を取る親も多いです。

9. 常に緊張が強いられる

一時的に親の機嫌が良い時があったり、和やかな時間があったとしても、機能不全家族では常に子どもたちは緊張しつづけることになります。いつ親がいつ怒鳴りだす(無視をする)かがわかりませんし、自分達の行動のどれか親の気に入るものなのかもわからないからです。

毒となる親(毒親)が設ける家庭内のルールは常に流動的で矛盾が多く、その時の気分によって話が大きく変わります。 そのため子どもたちが良かれと思ってしたことも、翌日には制裁対象となることがあるのです。

このような経験の積み重ねによって、子供たちは家庭内では常に緊張し息を潜め「親からの制裁を受けないこと」だけを重視するようになっていきます。

おわりに

機能不全家族では、親がアルコール依存である、ギャンブル依存症である、生活困窮状態にあるといったケースも多々見られます。 しかし必ずしも「機能不全家族=外から見ても問題がある家族」とは限らず、一見すると普通の家庭にしか見えないのに機能不全となっているケースも多々あるのです。

例えば「父親が居るが役割を果たしていない/母親が過干渉」というケースでは機能不全性が浮かび上がらず、アダルトチルドレン本人も大人になるまでその問題に気付かないことがあります。 今回ご紹介した家族の特徴に思い当たる点が多い場合には、生育環境が現在の考え方・物の感じ方・人との付き合い方にも大きな影響を及ぼしている可能性があるかもしれません。

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