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実は親のせい? 怒られるのが怖い原因と心理、大人のための克服法

更新日 2018年07月20日 |
カテゴリ: 自信がない
実は親のせい? 怒られるのが怖い原因と心理、大人のための克服法

「仕事で上司に怒られるんじゃないかと思うと、いつも胃が痛い」 「一度怒られると萎縮してしまって、言いたいことも言えなくなる」 「怒られないようにするために、つい自分を偽ってしまう…」 こんな「怒られることへの恐怖」を日々抱えて、苦しんでいませんか?

叱責を受けるのは誰だって嬉しいものではありませんし、「できれば避けたい」と考えるのは当然のこと。 でも叱責や注意を受けるのを極端に回避したり、怒られることへの恐怖感から自分らしい生き方ができない… これでは、人生を満ち足りたものにできないことはもちろんのこと、社会生活への支障も出てしまいますよね。

「怒られるのが怖い!」という強い恐怖感は、一体どこから生まれてくるのでしょうか? 実はそこには、幼少期の家庭環境が大きく影響をしていることがあるのです。 ここではその原因と今後の対策について、心理学的な側面から解説していきます。

怒られる恐怖の原因は毒親にある

「毒親(どくおや)」という言葉、最近ではよく耳にするようになりましたね。 毒親とは「子供にとって毒になる親」という意味で、子供に対して親としての適切な態度を取れない親のことを指します。 毒親にも様々なタイプがありますが、子供の「叱責への恐怖」を煽る家庭環境を作る親としては以下の2タイプが挙げられるでしょう。

1.物理的・精神的な暴力で子供を抑圧する親

<<例>>

  • ・子供の失敗や欠点をあげつらう
  • ・親の価値観を強く押し付ける
  • ・親の気に入らないことを行うと激しい罵倒や暴力が起こる
  • ・親の価値観が日々変わり、叱責・罵倒の基準が安定しない

「毒親」としてある意味で「わかりやすいタイプ」がこの精神的・物理的暴力を行うタイプです。 子供にとって親は絶対的な存在であり、物理的な暴力はもちろん、精神的な暴力でも心に強い傷を負います。 また叱責や罵倒の基準が安定しないことから、子供は常に緊張状態を強いられることになり「親を怒らせないこと」が行動・志向の優先順位筆頭になりがちです。

2.「良い子」でないと認めない「条件付きの愛情」の親

<<例>>

  • ・自分の趣味嗜好・夢等を子供に押し付ける
  • ・「優等生」・「男らしい(女らしい)」といった子供の理想モデルがある
  • ・子供を賞賛するのは自分の趣味嗜好・目標に叶った場合のみ
  • ・子供への理想ハードルが高い
  • ・自分の理想に子供がかなわない場合、子供に冷淡な態度を取る
  • ・子供に対して過保護である・過剰な介入を行う

上記のタイプの親は、一見すると教育熱心であったり育児に積極的であり、「毒親」という判断がしづらいことがあります。 しかし子供に対する理想像が高い故に、子供の「ありのままの姿」を愛そうとはしません。 愛情の形は「良い子だから愛する」「自分にとって都合の良い子だから愛する」という『条件付き』のものです。 このような条件付き愛情を子供は如実に感じ、親から愛される「良い子」であろうと自分に無理を重ねます。

また子供をいつまでも子供扱いし、「対等な人間関係」を築こうとしない傾向が見られるのもこのタイプの特徴です。 「子供なのだから」といつまでも特別扱いを受けることで、叱責・注意等を受けいれられない「大きな子供」として人格が生成されてしまうこともあります。

上記のような親の元で幼少期を送ってきた子供たちは、「怒られること」「叱られること」に過敏になっていきます。 その根底には「親から見放される」「自分を否定される」「愛されない」といった恐怖感があるのです。

怒られる恐怖感の3つの克服法

「怒られたらどうしよう…」このビクビクとした気持ちには、どうやって対処をしたら良いのでしょうか?

1.相手をよく見るようにしてみよう

叱責への恐怖感に駆られる時、人の意識や集中は「自分」に向けられています。 「こんなことを言ったら怒られるかも」「こんな状態では怒られるかも」… 自分の行動・発言・状態等にばかり目が行き、相手のことを見られていないのです。

「怒られるかも」という気持ちが強くなった時、相手の状態をよく見てみるようにしましょう。 相手の表情や声音、姿勢…それは果たして、本当に「怒っているもの」でしょうか? 相手に対して注意を向けていくと、「怒りをぶつけられるわけではない」という恐怖感が軽減します。

2.「しなければならない」という気持ちを疑おう

怒られることが怖い人は、行動や思考に「××しなくてはならない」という『must』の傾向が強く見られます。 「こうしないといけない」「こうしないとダメだ」という思考からプレッシャーが強くかかり、行動や発言にも伸びやかさが自信が失われていくのです。 結果として「優柔不断」「判断が遅い」といったイメージが作られ、相手から悪印象を持たれやすくなってしまいます。この相手の持つネガティブ印象がコミュニケーションにぎこちなさを生み、余計に「怒られるかも」という恐怖感を煽ってしまうのですね。

「××しなくちゃ」「××すべき」という考えが頭に浮かんだら、「本当にそうしなくてはいけないのか?」と自分に問いかけてみましょう。 自分を縛る「心の鎖」の在り処に気づくことが、恐怖感を消す大切なプロセスとなるのです。

3.できない自分を認めよう

「怒られたくない」という気持ちには、「怒られることでプライドが傷つく」「自分の人格を否定される」といった心理も隠されています。 自分は優秀だ、自分は良い子だ、自分はしっかりしている… 親から押し付けられた「理想のロールモデル」を守ろうとして、自分の「できない部分」を認められないのです。


「自分にはできることがあり、できないこともある」
この点をしっかりと踏まえて、「できないことがあっても良いのだ」と自分を許してみましょう。 「できない点」をキチンと認めるつつ、「小さくてもできることはある」という点も一緒に探っていきます。

「全てに対して完璧で、優秀でなくても良い」「自分は自分で良いのだ」と認めること、他者からの評価ではなく「自分で自分を正しく評価できるようになること--この点を意識していくだけでも、「怒られる」ということへの恐怖感は薄らいでいくことでしょう。

おわりに

幼少期の家庭環境が子供に与える影響は非常に大きなものがあります。 大人になり、独立をしてからも精神的な呪縛を受け続け、それに気づけないという人は少なくありません。 「もしかしたら」と思いつつも「うまく過去と向き合えない」と感じたり、「何かおかしいのかもしれないけれど、自分ではよくわからない…」と思ったら、過去の自分と向きあうためにカウンセリングを受けてみるのも手です。 恐怖の根源にあったものを自覚できるということが、叱責への恐怖と向き合う大きな一歩となります。

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