更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい
人は生活するために働いてお金を稼がなくてはいけません。その為に多くの人は会社に勤めて日々頑張っているかと思います。
しかし、その頑張りを毎日続けていくのは難しく、常に安定した状態で暮らしていくのは大変だと思います。
季節の変わり目には風邪をひいたり、交通事故にあって怪我をするかもしれません。もしくは恋人に振られて心が大いに傷ついて傷心モードになることもあります。
そんな時は会社に行く気力が持てず、休んでしまうこともあるかと思います。
はたから見るとそれは甘い、または仕方がないことだと思われるかもしれませんが、本人からしたらそんな自分を「情けない」「逃げている」などと思い、「罪悪感」を感じてしまうかもしれません。
特に以下の人はそのように感じることが多いかと思います。
自分に厳しい人
真面目な人
完璧主義な人
自信が無い人
もしこのような体験がある人はどうすればその罪悪感を解消できるかについてお話させていただきたいと思います。
そもそも罪悪感とは何でしょうか。
”罪悪感(ざいあくかん)(guilt)とは、罪をおかした、悪いことをした、と思う気持ちのことである。” 出典 Wikipedia
上記のような意味を指すかと思います。
もう少し説明すると、「人や動物、あらゆることに対する罪の意識だったり、してはいけないことをしてしまった」という様な意味であり、人間であればだれでも感じうる気持ちの一つだと思います。なので罪悪感を持つこと自体は悪いことではなく、自然な気持ちであると思います。
しかし、罪悪感の程度によってはそれが大きなストレスになったり、その気持ちから抜け出すことが難しくなったりするかと思います。
全ての感情や気持ちに共通するものですが、罪悪感という気持ちはそもそも自分が作り出しているものであります。人に対する優しさがあるから、または自分に対する厳しさがあるから結果的に生まれるものです。
Aさんが仕事先に急いで向かっている時に、困っているお婆さんから道を聞かれました。それに対しAさんは、自分が合っているか自信があまりなかったのですが焦っていたのでとりあえず目的地までの道を教えてあげました。そして、お婆さんはAさんに感謝を伝え、教えられた道を歩いていきました。
しかし、後でAさんは自分が教えた道が間違いだったと気付きました。そこでAさんは「嘘をつくつもりはなかったのに、、、もう少し時間があったら丁寧に教えてあげられたのに、、、」と間違いを誤って教えてしまったことに罪悪感を覚えました。
上記のような場面であなただったらどのような気持ちになると思いますか?この場面では様々な状況やAさんの個性が罪悪感に関連しています。
Aさんはきっと人のために役に立ちたい優しい性格の持ち主なのかもしれません。だからこそ間違えを教えた自分に罪悪感を感じたのかもしれません。
しかし、もしAさんがそこで冷静に状況を振り返ってみて「自分も急いでいたし、お婆さんが自分で道を知らないのがそもそもいけないしなー」と考えていたら罪悪感は生まれなかったかもしれません。
つまり、自分の性格や考え方が結局は罪悪感を生み出していることもあるということです。そして罪悪感の解消法としては、自分の考えに着目し、振り返って修正していくということです。
会社を休んだとしても、その為の言い訳や原因を考えてみましょう。
例えば風邪をひいて休んでしまったら、、、
「最近は風邪が流行ってるし、自分も引いてもおかしくなかった」
「人間はいつも健康であることは不可能だし、いつ風邪をひくかなんて予想できない」
疲れ果てて休んでしまったら、、、
「自分はここまで疲れてまで会社に行く理由はなんだろう」
「普段働きすぎているから疲れてしまっても仕方が無いか」
上記の様に会社を休んで悩んでしまっていたら、自分の考え方を改めてみましょう。しっくりくる考え方があればきっと感情や気持ちも楽になるはずです。
真面目な人はどんなに考え方を変えようとしても、その性質からまた自分を責めるような考えに戻りがちです。
なので、一度違う考え方を見付けられたら、それ以上考え直すことはやめてください。そうするとまた罪悪感に悩まされてしまいます。
必要な罪悪感といらない罪悪感が存在することを是非考えてみてください。
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