「モヤモヤ」の理由は「正しさへのこだわり」?「正しさ」にしがみつかない生き方を考えてみよう

更新日 2016年06月24日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
「モヤモヤ」の理由は「正しさへのこだわり」?「正しさ」にしがみつかない生き方を考えてみよう

「そんなの間違ってる」「私の方が絶対に正しいのに…」「常識的に考えても、絶対に自分が正解のはず」などなど、トラブルや悩みを持った時、自分の中の「正しさ」を盾にしようとする人は少なくありません。 しかし、「正しさ」だけにしがみつけばしがみつくほど、人生は生きづらく、幸せから遠ざかることになってしまいます。 ここでは「正しさ」に対する考え方を変えるヒントをいくつかご紹介していきましょう。

1. 「正しさ」はひとつだと思っていませんか?

「正しさ」にこだわりがちな人は、「正しい=絶対的なもの」と考えてしまいがち。例えば「1+1が2である」という数式は絶対的に正しく、今後も変わりのないものですね。 ところが、人間関係や倫理、モラル、マナーと言った様々な場における「正しさ」は年代・国籍・地域・宗教、そして時代等によっても大きく異なってきます。

例えば、日本では「相手から貰った贈り物を目の前で開ける」といった行為があまり良い行為とされていない時代も長かったですし、現在でも包み紙やリボンは丁寧に開くのが「正解」と思っている人が多いことでしょう。 しかしアメリカに行けば、包み紙は敢えてビリビリと破くことが「贈り物に対する喜び、ワクワク感」を示す行為であるとされ「正しい」行為となるわけです。

さらには「個人個人」でも、「何を正しいとするのか」は違うもの。 「相手にウソをつくことはいけない」と全てに真実を貫き通すことを「正しい」と考える人も居れば、「相手を傷つけるのはいけない」と敢えてウソを付くことを「正しい」と考える人もいるわけですね。

「正しさ」を軸においた行動や発言は、他人に対して「自分が考えている尺度(自分だけの正義)」を押し付けようとする行為でもあるのです。

2. 誰もが「いつでも正しい行動」ができるとは限らない

人間はそれぞれ異なる「正しさやモラル」を抱えていますが、それに加えて常に「正解の行動」を取れるとは限らない、ということもあります。

例えば突発的な事故等のアクシデントがあれば、人は動転してしまいがちですね。 「救急車を呼ぶ」と言った単純な行動になかなか移れない人も少なくありません。 実際、救急に電話をかけた人のうち、冷静にその場の住所や状況を伝達できる人は全体の10%に満たないとも言われています。 また日常生活での疲れ、ストレス等、様々な要素が絡み合うことで「公正かつ冷静な判断」ができないことは多いものです。

これらに対して「正しくない」という追求を行うことは、その人の状況や心情などを思いやらない、共感の姿勢を見せないという「優しさの不在」でもあります。 「正しさ」だけを追求して周囲に「正しくあれ」と思うほど、周囲の人は傷つき、あなたから距離を置こうとしてしまうことでしょう。

「正しさ」のみを拠り所にするのは、人の「感情」や「心」を無視する行為でもあります。 そして相手の感情や心を無視した態度を取るほどに、人間は「幸福な状態」から遠ざかってしまうのです。

3. 「正しさによる相手への攻撃」は「自分への攻撃」になる

「あなたは間違っている」「私は正しい」という周囲への攻撃を行う「正しさの剣」は、実は両刃の剣でもあります。 「正しさ」で周囲を裁こうとする人は、常に自分の行動が正しいのか、間違っていないのか、失敗をしてはいないかという点を気にしてしまいがちなのです。

そして前述の2.の項目でご紹介したとおり、人間は「常に正解の行動が取れる」といったものではありません。 小さな失敗でもした場合、「正しさ」を気にする人は「自分はダメな人間だ」と自分を責めてしまうのです。 また失敗を恐れて自分の行動を極端に制限したり、自分を律しようと強いストレスを心に与えて自らの首を締めてしまっていることもあります。

これらの「自己へかけている正しさの呪縛」がストレスとなり、周囲に「あなたも正しくあるべきだ」という攻撃的な姿勢を生んでいるケースも少なくありません。

「正しさは人によって違う」「いつも正しくいられるとは限らない」という点を踏まえて、「いつも正しくなくてもいいんだ」とまずは自分自身を許してあげましょう。

おわりに

子供の頃に教わった規律やルール等につい固執してしまったり、時代の流れによって変わった「正しさ」を受け入れられずに苦しんでいる人は大勢居ます。 特にアスペルガー症候群の人、自閉症スペクトラム障害、パーソナリティ障害を持つ人等は「一度定まったルール」を変更できず、快適な生活を送れずに困難な状況に陥ってしまうことも多いようです。

また「正しさ」から逃れられず社会生活に支障を来している、人間関係にトラブルが多いというような場合、一度専門医やカウンセラーに相談をしてみるのも手。 自分の中の「こだわり」を解きほぐすことで、モヤモヤやイライラが減少することも多いんですよ。

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