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復職に特化したカウンセリングについて②~休職に至った理由を考えてみよう編~

更新日 2017年07月20日 |
カテゴリ: カウンセリング
復職に特化したカウンセリングについて②~休職に至った理由を考えてみよう編~

前回はクライアントのストレスの発信源について話をさせて頂きました。今回の記事ではクライアントの性格や特徴に関わる部分を話させて頂きます。

ストレスがどのように発生するかは過去や現在の状況を振り返っていくことで分かってきますが、それらのストレスを自分自身がどのように捉えているかについて考えることがとても大切です。身体的な怪我や病気はその人の体質や器質的なものなどが影響してきますが、心のストレスはその人の考え方や性格などが大きく関わってきます。

自分の考え方とストレスの関係

例えばですが、蒸し暑い砂漠の中で水筒に半分ほど入っている水をみて、それをどのように捉えるかは人によって違います。悲観的でネガティブな考えが強い人だと、「あと半分しか入っていない」と考えるかもしれません。しかし、楽観的な人だと「まだ半分も残っている」と捉えるかもしれません。

このような例のように、物事や出来事の捉え方はその人の考え方の傾向に大きく左右されます。会社で何か問題が起きたとき、それを自分のせいにしがちか、それとも他人のせいにしがちかによって受けるストレスの種類や、対処法も変わってきます。ここではストレスを誰、または何のせいにしているかについてご説明をさせて頂きます。

他罰的かどうか

自分のせいにしがちとは、他人のミスも「自分がもっと注意しておけば。。。」と考えて、何でもかんでも責任の所在を自分に持ってこようとする人です。

その逆である他人のせいにしがちな人とは、自分のミスであるにも関わらず「周りが自分を管理してくれなかったからだ」などと責任の所在を周りの環境に向けようとする人です。ここでは「他罰的」と表記します。

どちらも行き過ぎるのは良くないのですが、一筋縄ではいかないのは他罰的な人が多いように感じます。このタイプの方は自分のミスや責任を受け止められないのでいつまでたっても職場への適応が困難になることが多いです。自分が引き起こしている問題を指摘されてストレスになっていても、外部に責任転嫁をしてしまうので根本的な問題がなかなか解決できません。他罰的な部分から生まれやすい問題は以下のとおりです。


周りから信頼されなくなる

相談できる人がいなくなる

周りあしらわれてしまう

自分の強みや弱みが分からない

人に振り回されやすくなる

などなど

このような問題で休職される方は、人間関係が上手く行かなかったり、仕事のサポートを受けられない事がストレスとなり、それが重なって休職に至るパターンが多いです。

しかし、実際に周りの人や環境に問題が多い、一時的に感情が高ぶって攻撃的になっている場合など例外もありますので、カウンセラーはしっかりとクライアントの話や状況を分析しながら聞くこと重要になってきます。

信頼関係を築くこと

他罰的過ぎる方は、自分の非を認めるための取り組みが必要になります。しかし、カウンセリングにおいてそのようなタイプはとても治療が困難になりがちです。何故ならこちらからのアドバイスや指摘を受け入れられない場合が多いので前に進みずらいからです。

どんな場合でも必要ですが、まずはしっかりとラポールを築くこと大切です。ラポールを築くとは、「信頼関係を築く」という意味です。お互いが尊重しあえて、良い関係性を持つことがカウンセリングの基本となりますが、他罰的な人は特にこれが重要になります。

もしお互いの関係がしっかりしていないと、以下のような問題が発生します。


カウンセラーの指摘やアドバイスを受け入れられない

現実の問題を直視することが困難になる

本音の話し合いができなくなる

カウンセラーはラポールを築いた上で、クライアントが問題の本質が自分にあると言う所への気付きを上手く促す工夫が必要となります。

自分が他罰的であると自覚している方へ

もし自分が他罰的なタイプであると気がついている方はぜひ自分が体験した問題やトラブルを振り返ってみてください。おそらく誰かの問題に巻き込まれていたり、環境が悪かったと思うかもしれませんが、例外的に「自分の非で起きた問題」があるはずです。それはどんなシチュエーションだったか、問題が起きたきっかけは何だったか、どんな経緯だったかなどを分析してみることで、問題の本質や状況が見えてくるはずです。

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