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元不登校生がお伝えする「引きこもり生活の間にしていたこと」

公開日 2017年08月03日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
元不登校生がお伝えする「引きこもり生活の間にしていたこと」

中学1年生の後半に入ったときのことでした。友人たちから「死ねよ」「学校に来るな」というメールが届き、その日から2年半に及ぶ不登校生活が始まりました。私の場合は、完全な引きこもりではなく、体調がいいときだけ外出をしていたタイプでした。

それでも、外に出れば、のどが詰まる感覚に襲われ、すぐに吐き気やめまいが起きて、家に帰ることもしばしば。 引きこもり生活はとてもつらく孤独ではありましたが、あの時期にしか学べない・気づけないこともたくさんあったと思っています。 今回は、元不登校生が「引きこもり生活の間にしていたこと」をお伝えします。

本は読めなくても漫画を読んでいた

精神的につらくなってしまうと、まず本が読めなくなります。 活字を追うことさえもつらく、しんどくなってしまうのです。とはいえ、おうちにいる間、ずっと寝ていても、それはそれで気持ちが落ちていきます。 そこで私が考えたのは、漫画を読むことでした。当時、普通の学生生活を送れていなかかっため、友情もの・恋愛ものを読んで、気分転換をしていました。

本を読めない間は、読まなくてもいいと思います。 「読書」は本来、気分転換の一つですが、気持ちが沈んでいるときは活字も読めなくなります。漫画さえも難しければ、雑誌や絵本のように細かい活字を読まなくても楽しめるものを選び、自分なりにリフレッシュしてみましょう。

学校とは別の居場所を探していた

引きこもり生活が始まったばかりの頃は、朝から晩までひたすら寝ていました。途中、食事をとるため起きることがあっても、すぐに身体がだるくなり、再び寝てしまいます。 見かねた母が散歩へ連れ出してくれますが、体調が悪い場合、家から一歩出ただけでも猛烈な吐き気に襲われ、すぐに自宅へ引き返していました。「吐く」ということは、あまりなかったものの、動悸が止まらず冷や汗をかいたり、何度飲みこんでも息ができなかったりと、数えきれないほどの体調不良に襲われていたのです。

引きこもり生活をしながら、ある日ふと思い立ち、学校とは別に自分の居場所を探そうと、インターネットを使って調べ始めました。 そのとき知ったのがフリースクールの存在です。 何か所かフリースクールを見学をし、学校をお休みしながら、しばらくはフリースクールに通っていました。

フリースクールでは、英語や数学をよく勉強していた記憶があります。 窓からは好きな電車がみえて、フリースクールに来るだけで疲れてしまったときは、電車をぼ~っとみて帰るときもありました。 今にして思うと、一人で外出できるように訓練をしていた場所でもあったと思います。今、そのフリースクールは閉園してしまいましたが、あの場所がなければ、冗談抜きで中卒のまま社会に飛び立っていかなければいけない状況でした。

体調最優先の生活をしていた

不登校生活が始まり、やがて家に引きこもるようになり、私は中学1年生で当たり前は、すべて当たり前ではないことを知りました。なぜなら、当時の私は普通の人が当たり前にできていることがすべてできなくなったのです。

学校へ行く、ご飯を食べる、外に出る、お出かけをする(旅行をする)、友人と遊ぶ、異性と話す、なにもかもができなくなりました。今だから話せることですが、不登校生活から完全に抜け出すまで、母と一緒にお風呂に入っていたほどです。それでも、当時の私はどこかゆったりと構えている部分もあって、体調優先の生活を送っていました。

身体がだるい、というといまだに「甘えている」と思われるときもありますが、精神的にしんどいときのだるさは言葉では表現できないほどの重さです。鉛のように身体がずんと重くなって、外を歩くのも大変。 当時、一番つらかったのは外に出た途端に気持ち悪くなってしまうことですが、医者からも胃腸になにか疾患があってあらわれている症状ではない、と言われた以上、外に出れないときは家で療養をし、少しでも歩けそうなときは歩く、と不登校生活の大半を体調優先で過ごしていました。

無理をせず、ゆっくりと

私もそして母も、まさか不登校になるとは思ってもみませんでした。「学校」は普通に行く場所だと思い込んでいたためです。しかし、今まで当たり前だったことが突然、当たり前ではなくなるときが訪れる可能性もあります。 もし今、学校に行けない状況が続いていても、その選択肢を選んだことで、少しでも心が落ち着くなら、ぜひそのままゆっくり過ごしましょう。

これからについて考えるのは、しっかりと充電を完了してからでも間に合います。親子だけでなにがなんでも解決しようとせず、スクールカウンセラーや心療内科医のように専門の方にもサポートしていただきながら、ゆっくり、ゆっくりと一歩ずつ(ときどき後ろへ下がっても問題ナシ!)前に進んでまいりましょう。

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