hidehide
お名前(ニックネーム可)
メールアドレス
パスワード
性別
すでに会員の場合はログイン
 »  »  »  働きたいけど自信がない…そんな時には「社会適応訓練事業」を受けてみよう

働きたいけど自信がない…そんな時には「社会適応訓練事業」を受けてみよう

更新日 2017年09月07日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
 働きたいけど自信がない…そんな時には「社会適応訓練事業」を受けてみよう

「仕事をしたいけど、病気で長く仕事を離れてしまって復帰できるか不安」
「仕事のストレスに耐えられるのか心配で、なかなか就職する勇気を持てない…」
心の病気・精神障害によって就労経験が無い人、また休職・退職してからの期間が長い人等からは、このような就職への不安に対する声がよく聞かれます。

こんな時には、「社会適応訓練事業」という制度を使ってみませんか?
ここでは社会適応訓練事業の内容や制度を使うメリットについて解説をしていきます。

社会適応訓練事業とは?

社会適応訓練事業(精神障害者社会適応訓練事業)とは、心の病気・精神障害によって仕事や作業をすることが困難な人を対象にした「働くための訓練」が受けられる制度です。
制度を使用する人は、精神障害に対して理解のある企業・事業所に一定期間通い、実際の仕事に準じた作業や仕事を行います。
理解ある職場の中で作業・仕事を行うことで勤労への意欲を高め、作業への集中力・持続力等の増進や職場でのコミュニケーションを訓練すること等が期待できます。

社会適応訓練事業を受けられる人とは?

社会適応訓練事業は、以下のような人を対象としています。

1)精神障害がある、精神科等の医療機関に通院中である
2)比較的症状が安定している
3)ある程度の作業能力がある
4)一般就労(一般企業での就職・長時間勤務等)が現段階では難しい
5)勤労意欲がある
6)適応訓練を受けることについて医師(主治医)の了解がある

「社会適応訓練事業」のメリットとは?

社会適応訓練事業の制度を使うメリットには、以下のようなものが挙げられます。

1.自信の回復に繋がる

「精神的な状態は安定したと思うけれど、実際の職場の中では集中力はもつのだろうか?」「体力的・精神的に疲労しないだろうか?」等、職場から長い期間を離れた人には就労に対する不安が多いものです。
実際の職場の中で徐々に「仕事をする」という状態に慣れていけば、無理なく集中力や精神的な持久力を養い、自信を回復することに繋げられます。

2.理解ある職場で働ける

「社会適応訓練事業」では、各事業所・企業が心の病気・精神障害に対する知識・対応を整えた上で制度を受ける人を受け入れています。
病名や病状等を隠しながら働く必要はありません。
心の病気に対する理解のある環境で働くことによって、ストレス等の心の負担を減らしながら仕事・作業を無理なく継続することができます。

3.対人関係の訓練ができる

職場の中で同僚・上司といった様々な人たちとコミュニケーションを取ることにより、対人関係能力を向上するための練習ができます。

4.生活リズムを整えられる

精神疾患の改善のためには、日々の生活を整えることが何よりも大切であると考えられています。
社会適応訓練事業で定期的に「外に働きに出る」という習慣を加えればメリハリのある状態になり、生活リズムをより一般就労時に近いものへと整えることが期待できます。

社会適応訓練事業の訓練期間はどれくらい?

社会適応訓練事業の訓練期間は、原則として半年(6ヶ月)以内となっています。
ただし訓練期間中・期間後の審査によっては、最長で2年(自治体によっては3年)の更新・延長が可能です。

社会適応訓練事業の申込みをするには?

社会適応訓練事業は、障害者就業・生活支援センター、健康福祉センター、管轄の保健所で申し込み受け付けをしています。
申込にあたっては社会適応訓練申込書に加え、主治医が訓練に同意していることを示す「意見書」の提出が必要です。 まずは主治医(かかりつけの医療機関)に社会適応訓練事業を希望する旨を相談してみましょう。

訓練申込後には障害者就業・生活支援センター等の職員による面接や調査が行われます。
その後提携している協力事業所内から適切な企業・事業所が選定され、申込者の同意を得た上で訓練の開始となります。
訓練中には原則として1ヶ月1回ペースで厚生センター・医療機関のソーシャルワーカーによる調査・指導援助が行われますので、訓練中に不安な点等があれば相談をしてみましょう。

おわりに

精神疾患による休業・退職期間が長い場合、「訓練をするより、早く一般就労の状態に戻らなくてはいけないのでは」と焦りを感じている人も多いことでしょう。
しかし訓練期間を設けず一飛に就労ペースを発病前の状態に戻したことで、集中力やストレスへの耐性が持たず、再度の休職や退職を選んでしまうケースも少なくないのが現状です。

将来的に「きちんと働き続け、職業的に自立する」という状態に戻していくための「ファースト・ステップ」として、『社会適応訓練事業』という選択も考慮に入れていくことが大切と言えるのではないでしょうか。

質問に答えてマイカウンセラーを見つける

あなたにおすすめのコラム

>>> 同じカテゴリ(自分を変えたい)のコラムをもっと見る
このページのトップへ