hidehide
お名前(ニックネーム可)
メールアドレス
パスワード
性別
すでに会員の場合はログイン
 »  »  » 過呼吸は心の病気ってホント?過換気症候群の原因と対処法

過呼吸は心の病気ってホント?過換気症候群の原因と対処法

更新日 2017年09月08日 |
カテゴリ: ストレスに対処したい
過呼吸は心の病気ってホント?過換気症候群の原因と対処法

ハアハアと激しい息をしても呼吸が苦しい、体がしびれる…
こんな「過呼吸」の発作を体験したり実際に目にすれば、誰もが「呼吸器系の病気なんだろうか?」と思うことでしょう。
ところがこの「過呼吸」は、実はメンタルヘルスと深いかかわりを持つ病気なんです。
ここでは過呼吸・過換気症候群について、その特徴や原因、対策等を解説していきます。

過呼吸・過換気症候群とはどんな病気?

過換気(過呼吸)とは、精神的な不安等から呼吸が深く・早くなってしまう症状・病気のことを指します。
突発的に呼吸困難のような状態になったり、息が荒くなる パターンが殆どとされていますが、中には息苦しさを感じることなく、無意識に過呼吸の状態となっているケースもあるので注意が必要です。

激しい呼吸(過換気)が繰り返されると、体内の二酸化炭素排出量は必要量を大幅に上回るようになります。
すると体内の血液のph調整がうまくいかなくなり、血液がアルカリ性に傾いてしまうのです。この状態は「呼吸性アルカローシス」と呼ばれます。

呼吸性アルカローシス状態となった体は血管が収縮し、更に血液中のカルシウム・マグネシウムイオン等の量も減少することに。
これらの血管・血液状態の変動が、「テタニー症状」と呼ばれる体の痺れや痛み、手足がつる、顔・手足の痺れといった症状ももたらします。

過換気症候群はなぜ起こる?

過換気症候群の原因には、以下のようなものが挙げられます。

・敗血症(細菌・ウィルス等による臓器不全)
・中枢神経系の異常
・薬剤による中毒症状
・人工呼吸器利用中の過剰な換気 等

ただしこれらの物理的・身体的原因があるケースは少なく、ほとんどの場合には以下のような精神的な原因が理由であると考えられています。

・極度の緊張
・不安感
・肉体的な過労によるストレス
・「もう一度発作が起こるのではないか」という予測不安 等

過換気症候群の場合、肺・心臓といった呼吸器・循環器等の内臓に問題があるというケースはほとんど観られません。
そのため「過換気症候群=こころの病気」といった捉え方をされることも多いのです。

過換気症候群の対処法は?

1.気持ちを落ち着かせる


過換気症候群の発作が起きると、その息苦しさや痛みから「このまま死んでしまうのではないか」「このまま発作がおさまらないのではないか」とパニックを起こしてしまうケースが多く見られています。
しかしこのようなパニック・不安が強くなればなるほど症状が強くなり、発作は長引いてしまいがちです。

過呼吸の発作は、一定の時間がすぎればおさまります。
また過呼吸によって死んでしまう、身体の後遺症が残るといった心配はありません。
まずは「一時的なものだ」と考え、気持ちをなるべく落ち着かせるようにしましょう。

2.吸気と呼気を1:2にする


息苦しさを感じると、私達は無意識のうちに「酸素が足りない」という誤解をしてしまいがちです。
そのため過呼吸では吸気(吸い込む息)のちからが強くなりすぎ、これによって体内の二酸化炭素のバランスの崩れが生まれてしまいます。
発作が起きた場合には、吸気・呼気(吐き出す息)の割合を1対2以上にすることを意識しましょう。
またできるだけ呼気をゆっくりと行うように意識してください。

3.精神疾患の確認・治療をする


過呼吸の症状は、以下のようなこころの病気を抱える人にも多く見られています。

・うつ病
・不安神経症
・パニック障害(恐慌性障害)
・自律神経失調症

呼吸器内科・循環器科等の受診で身体に問題が見られず、なおかつ発作が継続して起こっているという場合、これらの精神的な疾患が影響を与えている可能性も高いです。
発作が頻発しているといった場合には、まず内臓疾患についての検査を受けた上で、あわせて精神科・心療内科で専門家に相談をしましょう。
特に以前に上記のような病気を経験したことがある方、現在治療中の方の場合には、精神的な病気に対する治療が発作の抑止に有効となることがあります。

おわりに

過呼吸・過換気症候群については、かつて「ペーパーバッグ法」という紙袋をつかった対処法を行うことが主流となっていました。
しかし現在では誤った処置法による発作の悪化や、最悪の場合窒息をするといったケースも見られるようになっており、問題視されるようになっています。
「過呼吸が起こるけれど、ペーパーバッグで対処できるから大丈夫」といった自己判断による過信をするのは危険です。特に発作が頻発しているという場合には、早めに専門家に相談をしましょう。

カウンセリングに興味が出てきた

cotreeのプログラムでは、カウンセリングやコーチングの専門家があなたの変化への道のりをサポートします。22の質問に答えることであなたにぴったりのカウンセラーがわかります。

質問に答えてマイカウンセラーを見つける

あなたにおすすめのコラム

>>> 同じカテゴリ(ストレスに対処したい)のコラムをもっと見る
このページのトップへ