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理由も無いのにパニックになる--「パニック障害」の特徴や症状・対策とは?

更新日 2016年06月24日 |
カテゴリ: もやもやする
理由も無いのにパニックになる--「パニック障害」の特徴や症状・対策とは?

「突然強い不安に襲われて、息もできなくなる」「胸がドキドキして頭が苦しくなる」「このままでは死んでしまうのではと思うほど苦しい」--こんな強いパニックに襲われたことはありませんか? 「パニック」とは元々は不安や恐怖で混乱した状態のこと。

例えば火事や地震などの災害にあった時には誰もが一種の恐慌状態(パニック)に陥ります。 しかし『パニック障害』の人の場合には、「ここでパニックに陥る必要は無い」「何も怖くないのに何故?」というようなところで強いパニックが始まってしまうのです。 ここではパニック障害の症状や対策について、わかりやすく紹介していきます。

1. 『パニック障害』とは何?

「パニック障害」は不安障害の一種。 「不安神経症」とも呼ばれています。 完全な原因は特定されていませんが、脳の不安神経機構が正常に働かなくなり、突発的に強い不安に駆られるのが特徴です。 発症は20代~30代が最も多く見られていますが、40代以降になってから発症するケースも少なくありません。

2. 『パニック障害』の症状とは?

「パニック」という名前から、暴れたり叫んだり…といった症状を想像する人が多いのですが、実際には強い不安と切迫感による動悸や呼吸困難、発汗、強い目眩などが「パニック発作」の主な症状です。 呼吸困難で声が出せなくなる、ふるえで動けなくなるというケースも少なくありません。

いずれにしても共通するのは「発狂するのではないか?」というほどの苦しさです。 パニック発作は閉鎖的な環境で起こることが多いため、かつては「閉所恐怖症」と混同されることも多かったとされています。

3. 一度発作が起きたことによる「予期不安」

パニック発作は発作の起きた場所から離れる、時間が経過することによって治まります。 そのため初回には「どうしてこうなったんだろう?」と本人も首をひねるばかりです。

しかし二度、三度と発作が起こることで、今度は「またあの発作が起きるのではないか」という不安が生まれるようになります。 これを「予期不安」と云いますが、この予期不安によってさらにパニック発作が起きる頻度が高まるのです。

「自分がパニック発作である」と知らない人の場合、発作を起こした場所を避ける、発作を起こしたと考えられる行動を避ける等の行動を始め、結果として社会生活が送れなくなってしまうケースもあります。

4. パニック障害には原因がある?

パニック障害については、従来は心因的なものが原因であると考えられてきました。 つまり社会的なストレスや自分を律しなくてはという強い抑圧等が原因の一環であると言われてきたわけですね。 また幼児期のトラウマ(心理的外傷)を原因とする考え方もあります。

しかし最近では、要因は脳の神経機構の異常であり、生物学的なものであるという考え方が主流です。

ただし、予期不安の強さや症状が起こったことによる行動等から、生真面目で周囲への迷惑等を強く考える人、自分を強く律しようとする人ほどその後の発作が起こりやすいとも言われており、生物学的対処と心理的対処の両面の重要性が考えられています。

この他、カフェイン等の覚醒作用を持った飲料・サプリメント等の常飲、アルコールの常飲等がパニック発作を誘導・悪化させるという報告もなされています。

5. パニック障害は治せる?

パニック障害は脳の神経系の病気であり、きちんと治療を受けることで症状を抑えていくことができます。

神経科・精神科・心療内科で治療が受けられ、薬物治療と行動療法を合わせて行っていくことがほとんどです。 薬物療法が高い有効率を見せる障害でもあり、「パニックを起こしても薬で抑えられる」という安心感を得たことで、予期不安が大きく軽減するケースも少なくありません。

また、薬に頼らなくてもパニックを起こさなくなるような考え方や行動のクセ、リラクゼーションの方法などを認知行動療法で教わっていきます。

おわりに

最近では女優やタレント等の芸能人、スポーツ選手の中にも「パニック障害」で苦しんでいたことを告白し、「パニック障害」への理解の普及につとめてくれる人が増えてきました。

しかしながら現在においても「パニック障害」に対する一般的認知度はいまだ低く、本人が「これは病気である」という自覚を持たないケースや、周囲からの理解が得られないケースが珍しくありません。

「もしかして…」と思ったら、早めに専門医を受診しましょう。苦しみに怯える時間を長引かせる必要は全く無いのです。

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