更新日 2024年08月29日 | カテゴリ: 感情をコントロールしたい
全般性不安障害とは、起こるかどうかもわからないことを心配している状態が長期間にわたって継続する病気です。
・仕事や健康など、多数の出来事について無用の心配をしてしまう
・不安を感じ始めると、何も手がつかなくなる。ささいなことが気になる
・怒りっぽくなったり、不機嫌になったり、悲観的になる
・不安が高まると食事ができなくなったり、夜も眠れなくなる
・胸が苦しく、このまま死ぬのではないかという恐怖に襲われる
・めまいや頭がゆれる、朦朧とする、悪寒・熱感・便秘などの身体症状がある
以上のような症状や、コントロールできない不安・心配が6ヶ月以上続いていたり、心配や不安がない日のほうが少ない、という場合に、「全般性不安障害」という診断が下されます。
全般性不安障害は、神経質でこだわりがある人、臆病な人、完璧主義な人が、強いストレスや過労・睡眠不足などをきっかけに発症することが多いといわれます。発症するのは女性が男性の2倍と、女性のほうがかかりやすい病気です。
急に発症するというよりは、徐々に変化していきます。少しずつ不安が高まって来て、人間関係が悪化したり、仕事の能率が低下して、睡眠や生活にも影響が出るようになってから受診される方が多いようです。
全般不安障害は、パニック障害や恐怖症、抑うつ症状などと併発しやすく、治療が遅れるとうつ病に移行してしまうこともあります。また、脳の神経伝達物質であるセロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンが関与していると言われます。
日本人の有病率も3%程度と、決して珍しい病気ではありません。
早期に発見して、適切な治療を受けたいですね。
まずは、強い不安を抗不安薬によって軽減させます。コントロールができる水準になってきたら、認知行動療法・森田療法などのカウンセリングを通じて不安な感情をコントロールできるようにトレーニングしたり、生活習慣を整えていくことが大切です。
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