心理カウンセラーはどんな仕事? 資格の種類から活躍の場まで

更新日 2018年11月01日 |
カテゴリ: カウンセリング
心理カウンセラーはどんな仕事? 資格の種類から活躍の場まで

ここでは、心理カウンセラーとは具体的な仕事内容やなるための方法、そして今心理カウンセラーの資格を持っている方が資格をどう活かすことができるかについて紹介します。

心理カウンセラーとは

カウンセラーとは、相談者の問題や悩みに対し専門的な知識や技術を用いて、相談相手としてカウンセリングをする仕事のことを指します。その中でも心理カウンセラーはメンタルケアの専門家として、心のトラブルを抱える相談者のサポートを行います。

心理カウンセラーの種類

心理カウンセラーには、様々な種類がありますが、その活躍の領域は「医療」「教育」「司法」「福祉・公共衛生」「産業」「研究」と大きく6つに分けることができます。これらのどの領域でも活かすことができるとされるのが「臨床心理士」の資格にあたります。他にも、代表的な資格として「産業カウンセラー」「認定心理士」「学校心理士」「NLPプラクティショナー」などが挙げられます。

しかしながら、心理カウンセラーになる場合、絶対に必要な資格はありません。未経験者でも「心理カウンセラー」を名乗ることは可能です。ただし、カウンセリングの技術や心理学の専門知識、経験を積む必要はあります。

また、相談者によって求められるものは違うため、領域だけではなくアプローチにも様々な方法があり、目指すところなどによって必要とされる知識も多様です。

心理カウンセラーの給料・年収

心理カウンセラーはその勤務先によって働き方や内容が異なり、給料や年収にも差が生じます。勤務先の代表的なものは学校や企業、病院です。

学校でスクールカウンセラーとして働く場合、多くは「非常勤職員」となるため時給制が基本となります。相場は時給3,000円〜5,000円程度と言われています。

企業でカウンセラーとして働く場合は、勤務先の企業の給与体系に準じた月給制が基本です。平均年収は300〜400万円程度と考えられます。

病院で働く場合は、ソーシャルワーカーとして「社会福祉士」あるいは「精神保健福祉士」といった国家資格を取得した上で働きます。この場合、年収は300万円前後と考えられますが、専門職として手当を別途支給されることもあります。

心理カウンセラーの仕事内容

心理カウンセラーの仕事の中心は「カウンセリング」です。相談者の話を聞き、「行動療法」「精神分析療法」といった心理学の専門知識を利用して、相談者自身が心の問題を解決するサポートを行います。

仕事の楽しい点

心理カウンセラーの仕事のやりがいは、カウンセリングを通して心のトラブルを抱える人を助けることができることでしょう。相談者の抱える問題は人それぞれであり、心理カウンセラーは一人ひとりの相談者と向き合いながら、専門知識を利用して解決に導きます。カウンセリングをはじめた時点ではうまく話せず、苦しい思いをどうすれば良いかわからなかった相談者が、一緒に問題に向き合ううちに元気になってゆく姿を見ることは大きなやりがいになるでしょう。

仕事のきつい点

カウンセリングを受ける相談者が抱える問題はさまざまであり、確実な解決法があるわけではありません。また、相談者の心の状態も常時同じではなく、心理カウンセラーはその都度柔軟に受け入れ、根気強く向き合う必要があります。人を相手にするからこそ、臨機応変に、そして柔軟に向き合い続けることは、この仕事の大変な点であると言えるでしょう。

心理カウンセラーになる方法

心理カウンセラーは、働きたい場所やどのような相手の問題をサポートしたいかなどによって、なるための方法が大きく異なります。しかし全てに共通していることは、心理カウンセラーにはメンタルケアの専門知識ならびにカウンセリング技術が必要であるということです。

大学・専門学校で学ぶ

心理カウンセラーのスキル習得の場として、大学や専門学校を考えることができます。大学で心理学を専攻した場合、学校心理士などの資格を獲得することができます。また社会福祉系や保健系の学科を修了することで産業カウンセラーや心理相談員、精神保健福祉士などの資格を獲得することも可能です。

福祉系の専門学校では、認定臨床心理カウンセラーや認定臨床心理療法士の資格を取得することができます。

通信教育・講座を受ける

通学ではなく、通信教育や講座を受けることで、自宅で資格を取得することも可能です。自分の生活リズムに合わせて、メンタルケアカウンセラーやメンタルケア心理士の講座を受け、それぞれ取得することができます。

国家資格を取得する

心理カウンセラーは資格を必要としないものではありますが、2018年9月から「公認心理師」という国家資格の受験が始まります。公認心理師は心理に関する仕事の初めての国家資格です。この資格を取得することで、心理学の専門知識と技術を持っていることが証明されます。受験資格は四年制大学で指定科目を履修したのち、大学院での履修あるいは一定期間の実務経験が必要となります。

心理カウンセラーとして活躍する方法

心理カウンセラーは活躍できる場も多く、人気が高まっている仕事のひとつです。しかし、非常勤での求人募集や、経験者の優遇も多く、思うように就職することが難しい場合もあります。また、人と向き合う仕事のため、信用や実力が重視されがちです。よって経験を積み人脈を作ることで新たな仕事を手に入れることもあるようです。

未経験者の場合

心理カウンセラーに興味はあるけれど今まで経験がない、あるいは資格を持っていないという方は、まずはボランティアから始めてみるのも一つの方法です。ボランティアとしてカウンセリングを続けることで臨床経験を積めば、収入に繋がることも考えられます。

代表例には電話カウンセラーである「命の電話」があげられます。電話の相談員として臨床経験を積むことで、カウンセリングのスキルアップをはかることもできるでしょう。

経験者の場合

心理カウンセラーとしての経験がある方は、求人情報をこまめに確認し、応募することが必要とされます。特に民間の心理カウンセラーは、電話カウンセラーやメールカウンセラーといった在宅でのカウンセリング業務があります。また、フリーランスのカウンセラーとして、スカイプなどの通信機能を使ってカウンセリングを行う人もいます。

また、心理カウンセラーとしてではなく、そのカウンセリングの専門知識を活かして他の仕事に携わることも可能です。看護師として患者の精神的面を支える助けをすることや、介護士として精神的なケアを行う人も多いようです。

どうしても仕事が見つからない時

どうしても心理カウンセラーになりたい、けれども思うように仕事が見つからないという方は、まずは「なぜカウンセラーになりたいのか」について考えてみることが重要かもしれません。その手段としておすすめすることは、自分自身がカウンセリングを受けてみることです。カウンセリングを受けることで、自分自身を見つめ直し、自分が本当にやりたいことは何なのかが明らかになるはずです。また、カウンセラーではなく相談者の立場になることで、カウンセリングがもたらすものが見えてくるかもしれません。

関連記事:「カウンセラーになりたい!」と思ったとき、最初に読むべきコラム

今回は心理カウンセラーの仕事内容や、なるための方法、活躍の場についてご紹介しました。一概に心理カウンセラーといってもその種類や資格、求められる場は多様です。ぜひ記事を参考に、自分が心理カウンセラーとしてやりたいことは何なのか考えていただければと思います。

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