更新日 2024年08月23日 | カテゴリ: カウンセリング
「カウンセリングに行きたくない」と感じる人は少なくありません。また、その気持ちの背景にある原因は実にさまざまです。
今回はカウンセリングに行きたくない理由とその対処法についてご紹介します。
カウンセラーの種類と得意とする相談内容もご説明しますので、あなたの相談内容に最適なカウンセラーを見つける際にぜひ参考にしてみてくださいね。
初めてのカウンセリングでは、「自分の悩みはわかってもらえないのでは」「自分の秘密が漏れてしまうのでは」など不安を感じ、相談したい気持ちはあるのに「行きたくない」と思う人も少なくありません。
また、人と話すことが苦手な方は、1対1でカウンセラーと話すことに抵抗感を抱くこともあります。
職場の上司や学校の先生など、身近な人から促されてカウンセリングを受けることもあります。
周りの人からは「しんどそうに見える」「少し相談してみたら」と言われるものの、本人は相談するモチベーションが低いため、「別に話すことなんてないのに……」と、カウンセリングに行くことが億劫になりがちです。
「話さないと意味がない」と焦るあまりに、「まだ話したくない」という心の声を無視して、秘密にしたいことも話してしまう人もいます。
しかし、カウンセリングが終わった後、無理やり心をこじ開けた反動で辛い気持ちに襲われ、「もう行きたくないな」と落ち込んでしまうこともあります。
実はカウンセリングには多くの方法があります。
問題に対する解決策を探したり、不安な気持ちに寄り添ったり、夢や絵を使いながら自分についての理解を深めたり……、カウンセラーによって得意とする方法は違うのです。
相談する人がイメージするカウンセリングと、カウンセラーの得意とする方法にズレがあると「効果ない」「意味ない」と不満を感じ、行きたくない気持ちになることがあります。
カウンセリングは1回につき30~60分程度の時間がかかります。
また、何度もカウンセリングに通わなければならないこともあります。
しかし、仕事や学業が忙しい人にとって、カウンセリングの時間を捻出したり、カウンセリングルームに通ったりするのは負担となり、「行きたくないなぁ」と感じる原因となります。
カウンセリングもカウンセラーという人間との関わりです。
そのため「このカウンセラー、性格悪いかも……」と感じるなど、どうしても相性が合わないカウンセラーと出会うこともあります。
また、彼氏からのDVで悩んでいる相談者は、男性カウンセラーを怖いと感じる可能性がありますし、母親との関係に悩む人は年上の女性カウンセラーには抵抗があるかもしれません。
カウンセリングは癒しのイメージがあるかもしれません。
しかし、実際にはこれまでの自分を変えなければならない側面もあるため、「しんどいな」と感じることもたくさんあります。
「行きたくないな」と感じるのはむしろ自然な反応なので、まずは「行きたくない」という気持ちに自分でOKを出してあげましょう。
「行きたくない」という気持ちが生まれたら、カウンセラーに素直に伝えてみるのがおすすめです。
「行きたくない」という気持ちが起こるのは、心が何か抵抗を感じているからです。
カウンセリングで心が抵抗している要因を扱うことで、自分が楽に生きる道を見つけるヒントになることもあります。
カウンセリングでは、心の問題を扱うため、時には怒りや不安の感情が沸き起こることがあります。
しかし怒りを感じたからと言って、すぐに別のカウンセラーに変えるのはおすすめできません。
例えば、「人間関係がうまくいかない」という悩みでカウンセリングを受けているAさんは、カウンセラーが「なるほど」と相槌を打った時に「わかったふりをするな!」という怒りの感情を抱いたケースを考えてみましょう。
もしかするとAさんは友人関係でも、友人の相槌に同じような怒りを感じ、トラブルを発生させているのかもしれません。
Aさんがカウンセラーに感じた怒りを見つめることが、人間関係の悩みを解決するために必要な作業となる可能性があります。
カウンセラーに感じたネガティブな感情こそが、悩みを解決するために重要な手がかりとなることがあるのです。
しかし、「信頼できない」という気持ちが大きくなり、素直な気持ちを話せない時には、心の問題を扱うことができなくなります。
この場合は別のカウンセラーを探すことを検討しても良いかもしれません。
臨床心理士や心理カウンセラーは、メンタルの不調や悩みに寄り添います。
その中でも、具体的な手法を用いて問題を解決する方法を取るカウンセラーもいれば、丁寧に話を聴く中で自分らしい生き方を一緒に見つけるカウンセラーもおり、多様なアプローチで心をサポートします。
キャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントは、自分らしい仕事や生き方を見つけるお手伝いをしてくれます。
「どんなキャリアを描いていけばいいんだろう?」「自分は何が得意なんだろう?」と悩んだ時に力になってくれます。
就職も人生にとって重要な選択ですから、不安がある時にはぜひ頼ってみると良いでしょう。
精神保健福祉士や社会福祉士は、病気などにより日常生活に支障を感じている方がスムーズに生活ができるように支援します。
利用できる社会資源に関する相談や関係機関との連絡調整など、具体的なサポートを受けたい時におすすめです。
乳幼児から高齢者まで幅広い年代の健康増進をサポートするのが保健師の仕事です。
保健センターで心身の健康相談に対応してくれるほか、乳幼児健診などで子供の発達や子育ての悩みも相談することができます。
また虐待の可能性がある家庭には積極的に訪問し、家族全体をサポートします。
うつ病など心身の不調を抱えている方は、調子が悪い時にはカウンセリングに行く意欲や元気がありません。
また、休んだ後に罪悪感から「行きづらい……」と感じ、さらにカウンセリングから足が遠のいてしまいます。
不登校や引きこもりで悩んでいる方の中には、「外出するのが怖い」などの理由から、カウンセリングに行くまでに高いハードルを感じていることもあります。
カウンセリングに来るだけで疲れてしまい、継続して相談することが困難です。
cotreeのオンラインカウンセリングなら、ご自宅からビデオや音声通話を用いたカウンセリングが可能です。
また、「相談したい」と思った時にすぐ予約して、相談することができるため、モチベーションを維持した状態でカウンセリングを受けることができます。
cotreeのオンラインカウンセリングでは、人間性・技術・経験の観点からcotreeが信頼に足ると認めたカウンセラーが数多く登録していますので、あなたの相談に最適なカウンセラーがきっと見つかります。
また、ビデオや電話による「話す」カウンセリングだけでなく、メッセージによる「書く」カウンセリングも用意されていますので、相談しやすい方法を選ぶことも可能です。
場所や時間に縛られず利用できますので、ぜひ活用してみてください。
メッセージを添えてカウンセリング体験を贈ることができるサービスです。
悩んでいる友人や家族に心のギフトを贈りませんか?
オンラインカウンセリングを受けてみたいけど、どのカウンセラーを選べばいいか分からない...
そんな時には、マッチング診断!
性格タイプ、相談内容やご希望に沿って、あなたにピッタリのカウンセラーをご紹介します。
えらべる:2つのカウンセリング方法「話すカウンセリング」「書くカウンセリング」
みつかる:220名以上の経験豊富なカウンセラー
利用された方の多くが、カウンセリングの内容に満足、または継続したいとご回答されています。