コーチングは意味がない?効果がないと感じた時は受ける理由を見つめ直そう
更新日 2019年09月21日 |カテゴリ: コーチング

コーチングに対して「意味ない」「役に立たない」という否定的な意見を見かけることがあります。
でも、それは本当に効果的なコーチングを受けていないからかもしれません。
そこで今回は「コーチングなんて意味ない」と思ってしまう理由と効果があるコーチングを受けるために試したい対処法を解説します。
「コーチングってあまり効果がない?」と感じてしまう4つの理由
1.コーチングでは効果のでにくい問題を扱ったから
コーチングとは、コーチとの対話の中で自分にとって実践できる答えを見つけるために有効な方法です。
しかし、例えば全く知識のない問題に取り組む際には、知識を持っている人から教わるティーチングなど別の方法を選んだ方が効果的な場合があります。
このようにコーチングでは効果が薄い問題を扱うと「あまり意味がなかったな」と感じてしまう可能性があります。
2.コーチングを受けたい気持ちが薄いから
コーチングはコーチから投げかけられた質問に対して、自分自身の気持ちや考えを真摯に見つめ続けることで効果が発揮されます。
そのため、コーチングを受ける本人の主体的な取り組みが必要不可欠なのです。
しかし、本人に「コーチングで自分を変えたい」というニーズがない場合には、コーチからの質問にも考えを深めることができません。
その結果、あまり意味のないコーチングになってしまう傾向があります。
3.コーチのスキルが低かったから
経験豊かなコーチは多様なアプローチ方法を使い分け、コーチングを受ける本人でさえ気づかなかった自分の本当の気持ちや考え方を発見することを助けます。
しかし、スキルのないコーチは、ワンパターンな質問を繰り返すばかりだったり、自分の価値観を押し付けたりしてしまいます。
その結果、効果が感じられないコーチングになってしまいがちです。
4.コーチとの信頼関係が築けていないから
コーチングは双方向でのやり取りが基本。
素直な気持ちを話すにはコーチとの信頼関係が非常に重要なものとなります。
しかし、信頼関係をしっかり築けていない内に自分自身を探るような質問をされると「自分の心に土足で踏み込まれて気持ち悪い」「馴れ馴れしくてちょっとうざい……」と感じ、答えることへの抵抗感が生まれます。
そのため、一緒に答えを見つける作業ができなくなってしまいます。
効果のあるコーチングで得られるものとは?
主体的に人生を生きる力が育まれる
コーチングでは自分で自分を振り返り、主体的に判断・決定していく過程を大切にします。
そのため、効果のあるコーチングを受けると、目の前に広がる無数の選択肢の中から「自分はこうしたい」と素直な気持ちで選べるようになり、主体的で満足度の高い人生を生きていくことができます。
問題解決能力の向上につながる
コーチングでは問題に対する答えを教えるのではなく、自分の中にある答えの引き出し方を学びます。
そのため、効果のあるコーチングを受けた後には、他の問題に出会っても自分自身で最善と思える答えを見つけることができます。
自己肯定感や自信を高めることができる
これまで挙げてきた「主体的に人生を生きる力」や「問題解決能力」が向上することで、「自分で自分のことを幸せにできる」「トラブルがあっても自分でも解決できる」という実感を得ることができます。
そして、これらの経験は自分に対するポジティブな感情である「自己肯定感」や「自信」を高めてくれるのです。
「コーチングなんて効果がない」と思ったら確認したい3つのポイント
1.自分がコーチングを受ける理由を見つめ直す
コーチングを効果的なものにするためには、自分の中に「変わりたい」あるいは「変えたい」という意欲があることが前提となります。
「コーチングなんて効果がないな」と思った時には、どうしてコーチングを受けることになったのか、そして何を変えたいと思ったのかを見つめ直してみましょう。
2.疑問や不安を納得できるまで話し合ってみる
コーチングに効果を感じられない理由には、コーチへの不信感が関係している場合もあります。
疑問や不安があればコーチと納得できるまで話し合ってみましょう。
コーチングは自分の気持ちを素直に話すことが大切ですから、実力のあるコーチならあなたが疑問や不安をぶつけても、素直に気持ちを表現してくれたことそのものを歓迎してくれるはずです。
3.コーチングで扱うのに適したテーマかを考えてみる
コーチングは幅広い問題に対応していますが、決して万能ではありません。
「効果がない」と感じる時には、扱っているテーマがコーチングに適したものか確認してみましょう。
コーチングは、じっくり時間をかけて1人1人に合った答えを引き出す手法です。
そのため、一刻も早く解決したい緊急の問題や、正答がある問題に対してコーチングを行ってもデメリットばかりが目立ってしまうのです。
信頼できるコーチの選び方
価値観や人間性に共感できるコーチを選ぶ
信頼できるコーチを選ぶには、まずコーチの価値観や人間性を知ることが大切です。
事前にSNSやブログなどで発信されているコーチからのメッセージを見てみると、コーチの価値観や人間性をある程度つかむことができます。
そのメッセージに共感できれば、信頼関係を築くための第一歩を踏み出せたと言えるでしょう。
質問や疑問にしっかりと答えてくれるかを確認する
コーチングでは双方向のやり取りができることが大切です。
コーチングに関することや契約についてなど、質問や疑問があれば確認しておきましょう。
ちょっとしたことでもしっかりと回答してくれるコーチであれば、信頼してコーチングを開始することができるはずです。
逆に答えを濁される場合には、あなたのことよりも自分の都合ばかり考えているコーチである可能性があります。
体験コーチングを受けてみる
コーチの人間性を見極めたら、体験コーチングを受けてみましょう。
体験コーチングでは、コーチが自分の問題にどのようなアプローチ方法を取るかを確認することができます。
コーチングを受けてみて「ちゃんと理解してくれている」「的確な質問をくれる」などポジティブな印象を抱けたら、コーチングを継続して良いと判断できます。
初めてのコーチングは誰でも不安なもの。
まずはcotreeのアセスメントコーチングを試してみてはいかがでしょうか。
cotreeのアセスメントコーチングは、性格分析で自分の課題を理解し、言語化→行動→振り返りを繰り返しながら着実に目標を達成できるようサポートします。
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