更新日 2024年08月20日 | カテゴリ: キャリア・人生・仕事の悩み
仕事に疲れた。
仕事がつまらない。
楽しくない。
もうやめたい。
何のためにやっているのかわからなくなった。
こんなの自分が本当にやりたいことじゃない。
……仕事に対する不満はいつの時代も尽きないものです。
仕事には人生の中の大きな時間を費やすことになりますから、もやもやとした不満を抱えていることは、とてももったいないことです。ですが、不満を持っているからといって、「仕事、やめます」というのは拙速です。世の中には常にあなたにとって100点の仕事が存在しているわけではなく、やめたからといってより良い仕事が見つかるとは限りません。そんなとき、「やる気の出る自分にぴったりの仕事ないかな〜」と考えるよりは、発想を転換して「どうやったら今の仕事にもっとやる気が出るのか?」と考えてみるのはいかがでしょうか。
ここでは、「なぜあなたは仕事に対してやる気が出ないのか?」を具体的に考えていくことにしましょう。問題解決の第一歩は、問題を把握することからです。
以下のチェックリストを見て、ひとつひとつ、「自分の仕事はどうだろう?」と考えてみて下さい。
仕事における人間関係は、仕事に対する満足度を左右する一番大きな要因であると同時に、一番大きなストレス要因でもあります。「この部下・上司・同僚といっしょにがんばりたい」という人間関係を築けていますか?「良い人間関係」とひとくちに言っても、いくつかの視点があります。
人は他人に言われた通りに行動するよりも、自分で選択したことに対してはやる気が出てくるものです。自分の仕事に対する決定権を自分で持っているように感じていますか?
せっかく仕事をしても、手応えがないのはつらいものです。自分が行った仕事の成果を得ることができ、成長を感じられたり、それに対する他者からのフィードバックを得ることができていますか?
さて、あなたはなぜ仕事に対してやる気が出ないのでしょうか。
恐らく以上のどれかの要因が関わっているのではないかと思います。逆に「なんとなく不満」と思っていても、この点は満たされているな、という発見もあったかもしれません。
自分のモチベーションを下げている原因が明確になったら、次に「どうしたらそれを満たすことができるか」あるいは「どうしたらそれを補う満足を得られるか」と考えてみることが役立ちます。
あなたがやる気が出ない原因が、人間関係をうまく築けてないことだとしたら、
「だからやめたい」と考えるのではなく、
「人間関係のどの要素が足りていないか?」
「どうしたら人間関係を改善することができそうか?」
あるいは、
「こんな人間関係だからこそ得られるものはないか?」
「何か他で補えることはないか?」
と発想を転換してみましょう。
例えば、小さくても良いので、具体的で達成できそうな目標をたて、ひとつひとつ達成していくことは、自ら「フィードバック」を改善することになります。決まった仕事の中でも、より満足してもらうために何か付加価値をつけようとすることは「自律性」を改善することになります。「仕事の性質上」「上司があんな人だから」と諦める前に、自分でできることは、意外とたくさんあるのです。
いろいろ考え、行動もした結果、もしかしたらどうしても今の仕事では自分が必須と感じている価値観が満たされない、というケースもあるかもしれません。
そんなときは、
「今の仕事をやめたいと感じるのはどこが欠けているからか?」
「次にやる仕事ではその点は満たされそうか?」
「代わりに犠牲になることはないか?」
と考えるヒントにもなりますね。
ただ漠然とした「やる気が出ない」という気持ちにも、必ず理由はあるものです。まずは逃げずに、じっくりと向き合ってみることが、もやもやした状態から脱却するきっかけになるかもしれません。
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