更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自信がない
人間関係が苦手な人の中には、人と一緒にいるときに「自分といてもつまらないんじゃないだろうか……」などと考えて不安になってしまう人は多いのではないでしょうか。そんな方に「一緒にいて楽しい人」「また会いたい人」「好かれる人」になるためにぜひ意識して頂きたいことを、いくつかのテーマに分けてお伝えします。
まず、最も大切なのは基本的な態度。人に好かれる人、一緒にいて楽しい人の基本的なスタンスは共通しています。小手先のテクニックよりも、ここを見直すことから始めましょう。
そもそも相手にどう思われてるだろう、と気になる人は、大抵の場合「自分」に関心が向いています。「自分が」どう見えているのか、「自分が」ちゃんとできているのか……そんなとき、相手がどう感じているのか、にはきっと気付いていないのではないでしょうか。まず、自分ではなく相手に興味を持つことから始めましょう。
これも相手に「興味を持つ」と通じる部分がありますね。相手がどんな気持ちでいるのだろうか、どんなことを知ったらうれしいだろうか、どんな話し方をしたら気持ちがいいだろうか、と思いやる態度を持ちましょう。完全に相手に合わせようとする必要はありませんが、「自分が」ではなく「相手は」という視点を持つことです。
あなたの感じていることは必ず相手に伝わっています。あなたが「大丈夫かなぁ、一緒にいて楽しいかなぁ」と不安に感じていれば、相手も不安な気持ちを受け取ってしまい、不安な気持ちになってしまいます。あなたが楽しんでいれば、相手も楽しいのです。
「よく思われたい」「すごいと思われたい」と考えていると、虚栄心や見栄や嘘が見透かされてしまいます。嫌われることを恐れている場合にも「あぁ、この人は本音で付き合ってくれてない」という印象を相手は受けて、一緒にいても楽しいと思えなくなります。逆に、本音で話してくれて、弱さも見せてくれる人に対しては、人として好感を持ちますよね。
逆説的ではありますが、「無理をせず」「あなたらしく」接することが、良い印象を与えるためには重要なのです。
「人は見た目が9割」は大げさだとしても、見た目の印象やボディランゲージを含む身体からのメッセージはとても大切です。
言わずもがなですね。楽しくなさそうな雰囲気は伝わります。「あなたといて楽しい」という気持ちをきちんと表情や態度で伝えましょう。
清潔感のない服装や露出の多い服装、だらしないヘアスタイルなどは、あなたの印象や評価を下げてしまいます。話している途中にも気になってしまったり、「一緒にいたくない」と感じさせてしまうリスクがあります。個性的であるのは構いませんが、清潔感は保った見た目を維持したいですね。
もちろん、話す内容や話し方も大切。特に「おもしろい人!」という印象を与えるのは話題の豊富さです。自分の興味がある話題がどんどん出てくると、「この人すごい!」と惹きつけることができるかもしれませんね。けれど、「話すこと」ばかりに囚われるのは禁物。一緒にいて楽しい人は「聞き方」上手でもあるのです。
自分が話していることをしっかり興味を持って聞いている相手に人は好感を持ちやすいもの。「おもしろいね!」と相手の話をさらに盛り上げてあげると、嬉しいはずです。聞くばかりでは盛り上がらないので、上手に相槌を入れたり、上手に質問をして、相手が話したいことを話させてあげるのが効果的です。
相手の意見を「いや、それは……」とか「でも」とか遮ってしまうと、一瞬で心の中で壁ができてしまいます。もちろん、議論をするのは悪いことではありません。反対意見を言うときには、「たしかに、◯◯はその通りだね。そうすると、◯◯はどう思う?」などという持っていきかたをすると、相手も受け入れやすくなります。特に相手にとって大事なものを否定しないようにしましょう。
否定的な意見が多い人と一緒にいると、それだけで気が滅入ってしまいますね。できるだけ相手の意見やまわりの人・出来事の「良い面」に注目するようにしましょう。悪い面を話題にするときには「ここがこうなるともっとい良いね!」などの切り口で話すのが良いでしょう。
相手の関心分野にマッチする話題で、新しい話や、新しい視点、自分の意見を伝えられると話題が盛り上がります。話題そのものに興味がなくても、何か関心分野にヒントを与えられる例え話なども有効です。
「話し方」とつながる部分もありますが、話の広げ方や知識量は、気をつけてなんとかなるものではなりません。日頃から心がけて、徐々に身につけていきたいことですね。
知らなかった情報がどんどん出てくる人との会話は、心に残ることが多いものです。そのためには、日頃から様々な情報にアンテナを張って、自分で考えて意見を持っておく癖をつけておくのが良いでしょう。情報をただ聞き流すのでは、なかなか人には話せないもの。本やニュースを読んだときには「これをどんな風に伝えよう?」と考える癖をつけましょう。
思いもよらない視点を持った人も、話を聞いていてとても楽しいものです。相手が興味のある分野は知らなかったとしても、出てくる話と関連づける形で別の情報を提供できれば、相手は興味を持ってくれるはずです。ですから、「これとこれは似ている」「これとこれは関連している」「これとこれは同じ構図になっている」など、ただ事実を「知る」のではなく「関連付けて」考えることで、おもしろい話ができるようになるはずです。
これこそ一朝一夕に身につくものではありませんが、「人気者」は「ユーモア」を兼ね備えていることが多いのです。相手がどうやったら楽しんでくれるか?という気配りでもありますが、これは失敗を恐れていては身につくものではありません。芸能人などが話していて「おもしろいな」と思ったら、失敗を恐れずに会話の中で使ってみましょう。こんなことをしているうちに、どんどんスキルが磨かれていくはずです。
一緒にいて楽しい人になりたい、というのは誰もが願うことかもしれません。けれど基本的なスタンスは「相手の気持ちになって考えてみること」です。そしてほかならぬ自分が楽しい!と感じること。そのほかのテクニックは二の次でも構いませんよ。
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