【話し方で損してませんか?】4つのコツで出来る「人に好かれる話し方」とは?

更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい

学校や職場、習い事等、私達は人生の中でさまざまな「集団」の中に属することになります。

こんなとき、どんな場所でも円滑な人間関係を作れる人がいますよね。

反対に「人間関係をうまく作れない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

誰とでも仲良くなれる人については、一般的に「話題が豊富な人だから」「本人に魅力があるから」等と捉えられがちです。しかし心理学的に探っていくと、そこにはいくつかの「話し方の共通点」が見られています。

人と仲良くなりやすい話し方とは、一体どんなものなのでしょうか。

1. 第一声が「肯定」から入っている

人間は自分の発言に対して「肯定感」を持って受け止められると、「相手から許された」「自分の人間性が認められた」と感じ、自然に話し相手に対して好意を持ちます。

特に相手の発言に対する最初の「第一声」は、非常に大きな印象を与えることを覚えておきましょう。

好かれる話し方をする人は、相手の発言に対し、必ず一度「うん」「そうだね」「なるほど」等の「肯定発言」を行っているのです。

もちろん、相手の発言の全てを肯定的に受け止められるはずはありません。

そのような場合でも、必ず一度「そうか、あなたはそう考えるんだね。」等の「肯定」のワンクッションを置いてから「私はこう思う」という主張をしてみましょう。第一声から「それは違う」「でも」という否定的な用語を持ち出すのに比べて、あなたの話も聞いて貰いやすくなります。

2. 「オウム返し」が有効?

「鸚鵡返し(オウム返し)」とは、鳥のオウムが人の言葉をマネて話すように、相手の言葉をそのまま繰り返す話し方。 かつての日本では、「オウム返しは良くない」という風潮もありました。

とは言え、これはあくまでも「質問や依頼」をされた時の態度の話。例えば「○○はわかる?」という質問に対して「○○…」とただ呟くだけの回答は、相手の言葉の内容を理解していないことを示してしまいますよね。

しかし、「相槌を打つ」という時には、この「オウム返し」は大きな効果を発揮します。「○○ということがあった」と相手が話した時、ただ「そう」と頷いたり、次の会話へと進める前に「そう、○○ってことがあったんだ」と、相手の用いた言葉をそのまま使って相槌を打つのです。

この「相手の使う言葉を復唱する」という方法は、心理学では「バック・トラッキング」と呼ばれています。内容を繰り返されることで、相手は「自分の話を理解して貰えている」「自分に興味を持って貰えている」と感じます。

単純な方法ではありますが、「自然な好意」を得ることで、二人の間の会話はよりスムーズなものになるのです。

3. 自分の情報を少しずつ織り交ぜている

単なる挨拶をする程度の相手から、少し関係性を深めて行く時、人と人との間にはまだ「心の壁」がありますよね。このお互いの壁を突破し、心を通わせるような関係性を築くことは、心理学用語で「ラポールを築く」と言われます。

フランス語で「川に橋をかける」というような意味合いを持つ言葉ですが、まさに心と心の「架け橋」を作ることが重要になるのです。

この時の手がかりになるのが、相手との「共通項の多さ」。

好きな食べ物が同じ、趣味が似ている、好きな芸能人が同じ、一人っ子同士等、ほんの少しの「共通点」があるだけでも、人は自然に相手に対して「親しみ」を持つのです。「類似性の認知」と言われるこの心理傾向を掴むには、自分の情報をある程度を相手に対して開示していくことが大切になります。

人から好かれる人は、自分の情報を会話の中に少しずつ織り込んでいるのです。

この「少しずつ」というのがポイント。会ったばかりなのに自分側の情報ばかりをドシドシと開示してしまうことは、相手を及び腰にさせます。「自分の話ばかりをする人」という印象を持たれるのは避けたいところです。

自分の情報をひとつ出したら、相手の情報をひとつ受け取るというような、バランスの良い「情報開示のやりとり」をしてみましょう。

4. 嫌われたらどうしよう、と怖がらない

「人と話すのが苦手……」という人は、多くの場合、「これを言ったら相手にどう思われるんだろう?」と意識しすぎていることが多いのです。その結果、態度がおどおどしてしまったり、話す内容が当たり障りなくなってしまったり、相手の機嫌を取るようになってしまい、「なんとなく信頼できない人」という印象を与えてしまいます。

あなただったら、どんな人と話したいと思うでしょうか。率直で、明るくて、嘘のない人と話したいのではないでしょうか。あまり「どう思われるかな?」と気にせずに、「自分らしく話して、うまくいかなかったらそれはそれでいいや!」と開き直って考えてしまうと、人と話すことはぐっと楽になります。

おわりに

いかがだったでしょうか?

一見すると話上手ではなかったり、相手に対してキツイと思われるような発言をする人でも、多くの知人・友人と仲良くしている人がいますよね。そのような人は、上記のような「肯定・相槌」や「情報開示」の使い方が上手い人と言えるでしょう。

うまく話題を出すことができなくても、このような「コツ」を覚えておくだけで、コミュニケーションはグッと円滑になります。

今日からさっそく、「コツ」を意識した会話に挑戦してみましょう。

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