更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい
「嫌な自分を変えたい」「もっと新しい自分になりたい」…今の自分に満足できていないけれど、なんとなく日々を過ごしてしまっている、そんなことはありませんか?
新しい自分へと一歩を踏み出すには、まずは「心の持ち方」を変えることが大切。
ちょっとした『テクニック』を使うだけで、前向きに「変われる心」を持つことができるんですよ。
ここでは今日から始められる3つのテクニックをご紹介していきます。
まずは現在の自分に対して、もっとも「変えたい!」と思うポイントを絞りましょう。
「良い人間になりたい」「キレイになりたい」等、誰もが望むであろう「おおまかな理想」では目標になりません。 あなたが今、一番気になっている課題をひとつだけに絞り、それを乗り越えることを具体的な数値をあげて目標としてみます。
ここでは、わかりやすい例として「ダイエット」を挙げてみますね。
メインとなる目標を「体重を10キロ落とす」と決めたとしてみましょう。
これは「最終到達目標(大目標)」です。
ここに到達する期限を、例えば「1年」と設けます。
次に、この最終到達目標に達するための「小目標」「中目標」を作ってみましょう。
例えば「中目標→体を動かす習い事を始めて、毎週続ける」「小目標→1日1回、ラジオ体操をする」と言った具合です。
中目標は3ヶ月後程度までにクリアする、小目標は1週間でクリアできる程度のものを定めてみてください。
さて、なぜこれらの「目標」は「できるだけ具体的に作る」ことが必要なのでしょうか?
それは目標を明確に文書化した人ほど、自分に対して強い「自己暗示」をかけることができるから。暗示はぼんやりとイメージするよりも、明文化することで心のなかでハッキリと形付けられます。
同時に大切なのは「●●になりたい」ではなく「●●になる」と断言することです。
「いつかなりたい」ではなく「今からなる、今はじめる」という気持ちを持つことが変化への第一ステップとなります。
「謙遜」という文化を持つ日本人は、自分の業績や夢についてを人に語ることをあまり好まない傾向があります。 特に今後の目標などについては、「叶わなかったら格好が悪い」「人に黙って成功を得た方がカッコイイ」など「不言実行」を美得とする人が多いようです。
ところが、心理学的にはこれはあまり良い結果をもたらすとは言いがたいところにあります。
目標を周囲に話し、「現在、それに向かって自分は努力している」と語った方が、更に強い自信と自己暗示をあなたに与ええてくれるのです。
「大目標を話すのはちょっと恥ずかしい」と感じられるようなら、まずは最近始めた「小目標」について話してみてはどうでしょうか?
例えば前述の例で言えば「体を動かそうと思って『ラジオ体操』から始めてみたんです」というものでもOKというわけですね。
1週間、10日でも続いたんですよ、という「結果」を付けると、周囲からは応援や軽い賞賛の声が付くこともあるでしょう。このような周囲からの応援、期待が高まることによって、本人の能力が上がる効果は心理学では『ピグマリオン効果』と呼んでいます。
「できる人だ」「努力している人だ」と周囲から思われ、そのように振る舞われることが、あなたの能力を実際以上に大きなものへと伸ばしていきます。
また小目標・中目標のクリアによる結果が少しずつ現れてくれば、「努力をしている」ことに対する周囲の声はより大きなものとなっていくはず。「良い循環(成功するサイクル)」が生まれるわけですね。
この時になれば、最終到達の大目標を口にしても良いのではないでしょうか。
この変化のステップを成功させるために重要なことは、「小目標は最初の1週間で到達できるレベルにすること」です。
あまり意気込んで難しいものにしてしまうと1週間も続かず、「やっぱり自分はダメだ」と感じることになってしまいます。
反対に、1週間きちんと目標に対する努力を続けられれば、あなたの心は小さくとも「達成感」を得ることでしょう。 この達成感が自分を認め、「自分はできる」と感じさせてくれます。
自分の努力で掴んだ「自己承認」(自分で自分を認めること)は、自分自身への「信頼」の源となるのです。
1週間続けてみて「ラクラクできた、もう少しレベルアップできる」と思うなら、また今度はちょっと負荷をふやした小目標をたてます。
「ちょっと厳しかったな」と感じるようであれば、翌週にも同じ目標を続けてみましょう。
大切なのは、常に小目標・中目標の内容が「いま現在の自分に合っているもの」であることです。そして、1日の終りには「今日も目標に向かって努力できた、がんばれた」と自分を褒めてあげましょう。
「できた!」と感じる経験が増えるたび、あなたの心は最後の大目標に向かってますます邁進するようになります。こうすると毎日の振る舞いなども、自然と目標を意識したものになるはず。日々の生活が充実した、イキイキとしたものになってくるのです。
この3ステップで重要なのは、大目標を曖昧なものにしないこと、そして大目標を複数設けないことです。
「そうは言っても、問題は色々あって、どれも解決したい」と感じる人もいることでしょう。しかし「あれも気になる、これも気になる」と心の方向性が定まっていない時、人の能力は本来よりもグッと下がったものになってしまいます。
最も気になる部分に狙いを定めて努力をすることで、付随してその他の問題が解決することもあるんですよ。
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