更新日 2024年08月29日 | カテゴリ: 感情をコントロールしたい
人は、本当にちょっとしたことでマイナス思考のループとも言うべき状態に陥るものですよね。知らず知らずのうちにどんどんどんどん自分で悪い方へ悪い方へ考えていってしまうこともあるのが人間です。
メンタルの強いとされる人でもそれは起こりえることです。どんどん止まらなくなって、気が付けばちょっとのミスでとんでもなく落ち込んでしまうということもあるでしょう。しかし、やはりマイナス思考に陥ることはいいことではありません。そこでここでは、マイナス思考から抜け出す方法をご紹介します。
まず一つ言えることは、悪いことだけ、悪かったことだけを考えるからマイナス思考に陥ってしまうんだということです。どんなものごとの中にも、必ずいいことは多少はあるはずなのです。
とんでもないミスをしてしまったとしても、そのミス以外は良かった、そこのタイミングだけちょっと気が抜けて確認ミスをしてしまっただけで、そのタイミング以外の流れはすごくよかった。ですとか、いくらでもいいところはあるはずなのです。
モチベーションは高くもっていけていたですとか、そんなことでもいいのです。とにかくマイナス思考に陥りどんどん良くないことばかりを考えてしまう頭の中に、光を見出してあげて下さい。
ほんの一つでもいいところがあれば、そのマイナス思考は、落ちこむための道具から、これから失敗しないための薬に変わり、反省が終わるときちんと消化されていくはずです。悪かったことだけ考えていると、どれだけ反省してもただただ落ち込むだけで、次また同じミスをしてしまう可能性だってあります。
そうならないためにも、良かったところを見つけるような癖をつけていくと良いでしょう。そうして悪いところからすらもプラスをみつける力がついて行くと、次第にどんどんプラス思考になっていくことが出来ます。
マイナス思考で、たとえば好きな人にプレゼントを渡す場面など「ここでプレゼントを渡しても、もしかしたら受けとってもらえない・・・」と思い込んで、渡せなくなってしまったとしましょう。そんな時には受け取ってもらえなかったらどうなるのかということを実際に自分で細かくイメージしてみてください。
たとえば受け取ってもらえないことで起こることは、まず、自分がちょっと恥ずかしい思いをすること、相手に言いふらされて自分が少し恥ずかしい思いをすること、せいぜいそれくらいではないですか?それくらいのことならもしそうなったとしても意外に耐えられると思いませんか?
確かにちょっと恥ずかしいですが、そんなこと時がたてば風化されますし大したことではありませんよね。それは何もしないと同じことですよね。波風が立たないのですから。行動を起こせば、もしかしたら受け取ってもらえるという可能性が出てきます。マイナス思考で行動しなくても、想像どおり受け取ってもらえなくても長い目で見れば結果は一緒で、行動してみるともしかしたら成功するかもしれないのですから、それならば行動した方がいいに決まっています。
そして本当に受け取ってもらえたら成功体験にもなり、マイナス思考からは脱却できていくでしょうし、もし受け取ってもらえなかったとしても事前のイメージよりはひどくなかったということで、徐々にマイナス思考から脱却できていくことでしょう。
マイナス思考に陥ったらすぐに具体的なマイナスイメージを想像してみてください。自分が恐れているのは何なのか?本当にそれはそこまで怖いことなのか?次第に、そのイメージより悪くなることはないと分かり、ポジティブになれますよ!
不思議なもので、「引き寄せ」というわけではないのですが、いつもマイナス思考でブスっとしていると、本当によくないことがおこり、そのせいでどんどんマイナス思考になっていったりするものです。ですから、マイナス思考から抜け出したいと思ったら、常に笑顔でいるようにしてみてください。
もちろん作り物の笑顔で構いません。たとえ作り物の笑顔であろうとも、ただそうして笑顔を作っているだけで自然とその顔が自分の素の顔になり、いつも笑っているように見えるようになるのです。
そうすると脳は勘違いを引き起こします。何かすごく楽しいことでもあったのではないかと勘違いを起こして、自然とマイナス思考に走る心を止めてくれるようになるのです。そうしてマイナス思考から抜け出すことができるようになります。最初はわざとらしいかもしれませんが、そのうち笑顔にも慣れてきますし、是非続けてみてください。
マイナス思考はまわりにも嫌われますから、是非今のうちに改善して、周りにポジティブな印象を与えられる人をめざしてはいかがでしょうか。
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