自分自身を縛っている物語(ストーリー)からの解放を目指す。ナラティブセラピー|臨床心理士 箕輪 華

更新日 2016年12月19日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
自分自身を縛っている物語(ストーリー)からの解放を目指す。ナラティブセラピー|臨床心理士 箕輪 華

ナラティブセラピーって何?

ナラティブセラピーとは、「問題を抱えている個人への問題を認識するプロセスと、そこで、個人が支配されているであろうストーリーから解放され、主体的に選択的なストーリーを見出し、取り入れていくプロセス」であると言えます。

J.S. ブルーナーは、個々人が経験から見出す「意味」の重要性に着目しました。そして、「意味」をつくりだす源として「物語(ストーリー)」をセラピーの中心に位置づけました。

なぜ、「自分のストーリー」が大事なのでしょうか?

みなさんは、日常生活の中で色々な出来事や人々を見たり、聞いたり、思ったり、考えたり、感じたりしてると思います。そのプロセスが「自分のストーリー」です。例えば、「私は○○へ行き、それから椅子に座り○○をみて、そして思わず笑みがこぼれた。それがきっかけで今は、○○をしてる。」といったように時間軸にそって表現されていきます。

表現されるストーリーの中で、特にその個人にとって印象的な言葉や出来事が、その人の生き方を方向づけしていることがあります。

例えば「ある人がギリギリでなんとかした経験があり、その時、周りの人に「あなたはいつもギリギリだね」と言われた体験をしたとします。

すると、その人の行動は、なぜか大事な時にギリギリになってしまうことが問題となってでてくかもしれません。その人はもう少し余裕をもって進められたらいいのになぁと思いつつ、いつもヒヤヒヤするなぁ、でも、どうしてなんだろう?

ナラティブセラピーで得られるもの

ナラティブセラピーでは、カウンセラーと一緒に、自分の中からでてきた質問を大切にしながら、そして、それを頼りに、実際の出来事について自分のストーリーを語り、そのプロセスで得られるであろう産物としての選択肢を見いだしていきます。

しかしながらここでは、見出された選択肢に変更しなくてはいけないという意味ではありません。今まで通りのやり方と「もう一つの選択肢が増えた」自分になっていくのです。

自分のストーリーを言葉を通して表現していくプロセスで、自分を支配しているストーリーに気づくことで、今まで気づかなかった部分が見えてきたり、そのストーリー自体に広がりがでてくるかもしれません。その広がりの中に新たな選択肢が見えてくるのかもしれません。

わたしってどんな人?

「また同じことでイライラしてしまった」「こうい人とのコミュニケーション苦手…」と感じることはありませんか?

いつも同じようなことで苦しむのは、自分が変われていないように思えて、辛いですよね。

もしかしたら、まず、自分のことを知るところから始めてみたら、少し楽になるかもしれません。

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