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断捨離のやりすぎは病気かも? 心理学で見る危険なポイント3選

更新日 2018年07月17日 |
カテゴリ: 自分を変えたい
断捨離のやりすぎは病気かも? 心理学で見る危険なポイント3選

要らないものを捨てる「断捨離」や最小限のもので暮らす「ミニマリズム(ミニマリスト)」は大きな話題となっていますし、「挑戦してみようかな?」と思っている人も多いことでしょう。 もちろん本当に不要なものを捨ててスッキリと暮らせるのであれば、心理学的にも良いことであると言えます。

しかし過剰な断捨離・ミニマリズムにハマりすぎ、「生活に必要なもの」や「家族生活の喜び」までもを捨て去ってしまうケースも増えているようです。 ここでは「過剰な断捨離・ミニマリズム」にハマってしまう前に知っておきたい3つの危険ポイントについてご紹介していきましょう。

1. 自分が汚部屋だった経験がある

過剰な断捨離・ミニマリズムにハマりやすい人の共通傾向として、自分が現在・過去に「片付けられない部屋」だったというものがあります。 足の踏み場もない程の「汚部屋」に暮らしていたり、ゴミを捨てられなかったり…というものが代表的です。

実はこの「汚部屋」と「過剰な断捨離/ミニマリズム」、心理学的に見ていくと表裏一体とも言えるもの。 「自分にとってちょうど良い、適度な『モノ』の所持」に対する判断力が極端に低下している状態なのです。

部屋が汚い人の場合の判断力の低下の理由には、ストレスによる抑うつや深層心理化の怒り等が関係しています。 そして一度「断捨離/ミニマリズム」を開始して物を捨て始めると、それまでの執着、決断できないことによる不満状態が消え去ったかのように感じられ、その開放感からドーパミンやエンドルフィン等の快感物質が分泌されるようになるのです。

モノに対する強い執着や判断力の低下度が強い人ほど、この「捨てる快感」に強い影響を受けます。 判断力は低下したままに「これも捨てよう、全部捨てよう」という行動を進めていくのです。 これが必要以上の「捨てる行為への依存」と「持つことへの恐怖」へと進み、過剰な断捨離/ミニマリズムへと進行していきます。

2. 家族が掃除・片付けに非協力的だった

自分の部屋や持ち物だけでなく家族全体の所有物に対して過剰な「断捨離/ミニマリズム」を敢行しようとする人の場合、その根底にある心理は「怒り」や「不満・不安」である傾向を見せています。

「掃除・片付けは女性の仕事である」という固定観念から、夫が掃除に一切かかわらないというのも一例です。 また「子供にとって良い・好かれる母親で居たい」という強迫観念からそれまで必要以上に子供中心でのグッズやインテリアが増え、これに深層心理で不満を抱いていることもあります。 この他、収入面の不安等からストレスを抱えているケースも少なくありません。 これらのストレス・欲求を「自分のモノも含めて、全てを捨て去る」という形で解消しようとするのです。

また現在の家族ではなく、過去に自分が暮らしてきた両親や祖父母などが「汚部屋」「ゴミ溜め」等の傾向を持っていた場合にも過剰な断捨離/ミニマリズムにハマりやすい傾向を見せています。

3. モノを持つことに病的な恐怖感を覚えるようになる

断捨離やミニマリズムの「過剰か、過剰ではないのか」という判断は一概に下すことはできません。 しかし一定の判断基準として「モノを持たないための極端な行動規制」「モノを持たないための他者依存」が開始されているようであれば、問題があると考えられるでしょう。

例えば実際には生活に自家用車が必須であるのに、判断能力の低下や認知バイアスによって「要らない」と判断し手放したとします。 このような時、人間の心理は自分の判断を「正しい」と肯定するために、本来行く筈だった場所を「行かなくても良い場所である」と考えるようになるのです。 趣味や人付き合い等の判断についても「モノを持たないこと(持たない状態を維持できること)」が優先事項となっていきます。

特に以前に部屋が汚かった人、モノが捨てられない状態であった人ほど「以前の状態に戻る」という恐怖感・切迫感が強くあるために「モノを持たないこと」が思考の中心になり、社会生活や家族生活に支障が出てもそれを重要と感じられなくなっていくのです。

おわりに

断捨離やミニマリズムでうまくモノの所有をコントロールでき、モノを少なくして楽しく豊かに暮らせている人はもちろん居ます。 しかし過剰すぎる断捨離・ミニマリズムの快感に依存した結果、社会生活や家族関係でのトラブルを起こしたり、本来持っていた趣味や生活のハリを失って抑うつ症状を発症するというケースも少なくありません。 また一定期間急激に「捨てる行為の快感」にのめり込み、恍惚状態が覚めてから「必要なものを捨ててしまった」というケースもあるようです。

特に現在・過去に「汚部屋」である人、掃除・モノの所有について家族関係で不満を抱えている人の場合には、自分の今の心の状態や関係性を振り返ってみるのも良いかもしれません。

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