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「自己開示」と「自己呈示」の違い—注意したい3つのポイント

公開日 2016年08月04日 |
カテゴリ: 人間関係を良くしたい
「自己開示」と「自己呈示」の違い—注意したい3つのポイント

人と人が精神的な距離を縮めていくためには、「お互いが自分のことを話す」というコミュニケーションが大切です。 でも、中には「自分のことを話しているつもりなのに、ちっとも相手との距離が縮まらない」「人と仲良くなれない」と悩んでいる人も少なくありません。

また、ついつい自分自身のことを「良く見せよう」と思うあまり、本当の自分を見せていない…なんてこと、ありませんか?

相手との距離を近づけ信頼のできる人間関係を築くためには、心理学で言うところの「自己開示」と「自己呈示」の違いを知ることが大切。 ここでは自己呈示と自己開示の違いなど、良い人間関係を築くためのポイントについてご紹介していきましょう。

1. 「自己開示」と「自己呈示」の違いを知ろう!

「自己開示(じこかいじ)」とは、他人に自分のことをさらけ出すこと。 とはいえもちろん、最初から自分の全てを相手にさらけ出すわけではありません。

初めは自分の名前や住んでいる場所といった当たり障りの無い「自己開示」から始まり、徐々に自分の悩みや弱点など「深い部分」についてを開示していきます。 人と人とが友人・恋人・同僚等といった信頼のおける人間関係を築く上で、この「自己開示」は欠かすことのできない要素なのです。

では「自己呈示(じこていじ)」とはなんでしょうか?

こちらも「自分のことを話す(自己を提示する)」という意味では同じに見えますが、 自己呈示は自己開示とは異なり、「自分をより良くみせようと呈示(アピール)する」というものです。

ありのままの自分を見せようとする「自己開示」に対し、「自己呈示」とは一種のイメージアップ作戦であり、一種の「印象操作」ということになります。

2. 「自己呈示」、実は誰もがやっている?

人は誰しも「自分のことを相手によく思って欲しい」「できたら相手に好かれたい」と考えるものです。 ですから、わざわざ自分のことを悪い印象に傾けたり、無能に見せる人はあまりいません。

少々自分のことを「盛って」自己呈示する、というのは、言ってみればごく自然な態度なのです。 特に異性に対する時や初めての人に会う時、人間は無意識のうちに自己呈示をしています。

自己呈示は言葉や格好等だけでなく、行動等にももちろん出るもの。 例えば、お客さんが家に来るという時、それがしかも意中の異性であったとしたら、いつもより丁寧に部屋の掃除をしませんか? 「普段通りの自分の家では、ちょっとみっともないかも」「キチンとした人だと思って欲しい」という自己呈示の心理がそこには隠れているのです。

また、ビジネス等で意識的/無意識的に「自己呈示」をしている人もいます。 競争社会であるビジネスの場では、「弱い、無能だ」と思われる人は必要以上に見くびられたり、軽んじられたりすることも。

ですから敢えて自分を実際以上に有能かつ強気に「自己呈示」しておいて、相手に尊重されようとするわけですね。 言ってみれば「ハッタリ」「小さなウソ」の一種である自己呈示ですが、使いようによってはこのように自分へ有利に周囲を操作することもできるのです。

3. 「自己呈示」のやりすぎには要注意!

自分に自信が無い人、自分に対する評価が低い人は、自分の話をする時に無意識のうちに「自己開示」よりも「自己呈示」が多くなる傾向が見られています。 この他、自分に対する理想が非常に高く、その理想と現実のギャップがあると感じている場合にも「理想の自分」の方がついついアピールされてしまうことが多いようです。

ところがあまりにも「自己呈示」に傾きすぎると、自分に関する話題の中には「ウソ」や「ハッタリ」が多く紛れ込むことになります。 さらに自己呈示が多い人ほど自分の弱点(失敗をした話や苦手なことなど)は自己開示しません。 そのため話題はついつい「自慢的」になり、「完璧な自分の呈示」になりがちなのです。

そのため相手や周囲からは、直感的に「本当の開示が行われていない(ウソがある)」と受け取られがちになります。 人間はこの「開示が無い」という印象に対して敏感です。 あなたの心が開かれておらず「壁」があるように感じ、心の距離が縮まらなくなってしまいます。

また一時的に精神的・物理的な距離が縮まっても、自己呈示の中に過大なウソがあった場合には、その信頼関係が一気に崩れてしまうことも。

人間の心理的な作用から「自己呈示をまったくしない!」というのは難しいところ。 しかし「話を盛りすぎていないか?」「本当の自分をさらけ出せているか?」という点に常に気を配ることが大切になってきます。

おわりに

「自己開示」と「自己呈示」の違い、いかがだったでしょうか? 相手と話をする時に「カッコ悪い部分」や「失敗してしまった話」等、ありのままの自分の話(自己開示)もできていたかどうか、振り返ってみましょう。

「ちょっと自分のことを良く見せようとしすぎていたかも…」と思ったら、今度からは「素直な自分」の部分も相手に見せることを意識してみることを始めてみてください。 気取らず取り繕わない自然体の自分を見せることで、相手との心の距離が急速に縮まることも多いんですよ。

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