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引きこもりの原因にも…新型(非定型)うつ病の特徴と3つの対策

更新日 2016年12月13日 |
カテゴリ: うつ病・憂うつな気分
引きこもりの原因にも…新型(非定型)うつ病の特徴と3つの対策

「うつ病」と言うと、自分を責めて、常に心が落ち込んだ状態となる病気…と思う人も多いはず。 ところが最近では、従来とは異なる特徴を持つ新型うつ病(非定型うつ病)の症状を訴える人も増えています。

一般的な認識とは異なる症状であることから、周囲からなかなか理解をされなかったり、自分自身が「うつ病である」という可能性に気づかないことも。 今回は新型うつ病(非定型うつ病)について、その特徴や対策をご紹介していきます。

1. 気分が変わると明るくなる?新型うつ病(非定型うつ病)の特徴

従来のうつ病と非定型うつ病では、以下のような症状の違いが見られています。

1 )環境によってうつ症状が軽くなる

従来のうつ病は、その環境に関わらず、長期的に抑うつ状態となるものでした。 ところが新型うつ病の場合には気分の変動が激しく、状況によっては明るく快活となることもあります。 例えばストレスの原因となる会社等の環境を離れた状態(プライベートの状態)や、自分の好きな趣味等に没頭している間にはうつ症状が軽くなり、別人のように元気になることもあるのです。

2 )「眠りすぎ」の傾向がある

従来のうつ病の場合には、寝付きが悪い、眠りが浅いといった「不眠」を訴えるケースがほとんど。 新型うつ病ではこの反対で、「いくらでも眠れる」「朝が起きられない」といった「過眠」となる傾向が見られています。

3 )夕方に落ち込みやすい

従来のうつ病では、一日を通して気分が沈む人もいるものの、原則的に目覚めから出社前、午前中といった朝方に気分が沈む傾向を見せていました。 この反対に新型うつ病の場合、気分の低下を示すのは主に夕方から夜。 感情的な気分の落ち込みだけでなく、倦怠感(だるさ)や疲労感を伴うこともあります。

4 )「食べ過ぎ」の傾向がある

うつ病というと「食欲が湧かない」「食べ物がおいしく感じられない」といった食欲不振傾向のイメージを持たれることがあります。 しかし新型うつ病の場合にはこの反対で、過食となる傾向があるのです。 スイーツ類等の嗜好性の高い食べ物に依存する傾向もあり、体重が劇的に増加することもあります。

5 )「人のせい」にしやすい

従来のうつ病の症状では自責感がある(自分が悪いと考える)という傾向が見られていました。 しかし新型うつ病の場合には自責のストレスを負いきれず、そこから逃避しようと「自分以外の誰か」に責任を転嫁させようとする傾向が見られます。

2. 「不真面目」「甘え」--新型うつ病によくある誤解

新型うつ病(非定型うつ病)は、上記のような従来とは違う特徴を持つことから周囲から理解をされにくい病気です。 「ただ甘えているだけ」と捉えられたり、「いい加減な人がなるのだ」と考えられてしまうこともあります。

ところが実際には、非定型うつ病になりやすい人は「良い子・マジメな子」だった人が多いのです。 「良い子」は責任感が強く、親などの周囲の顔色を伺いやすいため、こころにストレスを溜めていきます。 しかし「良い子(優等生)でいなくては」というプライドや自負から周囲に弱みを見せられず、辛いことがあってもなかなか助けを求められません。 この他、自己主張が苦手で不満を溜め込みやすかったり、挫折や批判を受けた経験が無いことから失敗に対して過敏に反応する傾向も見られます。

新型うつ病が発症する環境要因についてはいまだ研究途上ではありますが、核家族化による他者との触れ合いの減少、対人関係の少なさ、情報の過剰さによるストレス等、社会的な問題が影響を与えているという説も。 非定型うつ病の発症は特に10代~30代に多く、現代人にとっていまや「新型うつ病(非定型うつ病)」となる危険性は誰にでも潜んでいるとすら言えます。

3. 新型うつ病への対策

1 )生活リズムを守る

新型うつ病の症状は様々ですが、非常に多く見られるのが過眠等による生活リズムの乱れです。 眠り過ぎによって昼夜が逆転した生活となり、自律神経を失調させ、心身の状態を悪化させるケースも少なくありません。 可能な限り就寝時間・起床時間や食事を取る時間を一定にし、自律神経を安定させることが望ましいと考えられています。

2 )ウォーキング・散歩等の軽い運動を取り入れる

従来のうつ病の場合、心身をゆっくりと休めることが治療方針とされることがほとんどでした。 しかし新型うつ病の場合には、適度な運動が功を奏するケースも多いとされています。 特に既に生活リズムが乱れてしまっている場合、ウォーキングや散歩、決めた分の家事といった軽い運動からでも良いので少しずつ日中に体を動かし、生活リズムを改善させていきましょう。

3 )専門家の元で治療を

新型うつ病の治療は、症状によって異なるものの、薬物治療とカウンセリングが主として行われています。 不定形うつ病は従来のうつ病に比較するとカウンセリング(行動認知療法)による治療が重視されており、対人関係の受け止め方、物事の考え方(認知)の歪みを少しずつ修正していくのが一般的です。 前述した「新型うつ病の症状」に当てはまる点が多かったり、症状が2週間以上継続している場合には、早めに専門家に相談しましょう。

おわりに

新型うつ病(非定型うつ病)については、その特徴が従来のうつ病や一般的な「ウツ」のイメージと大きく異ることも多いため、周囲が「うつ病の可能性」に思い至らないこともあるもの。

しかし非定型うつ病を放置して症状を重くした場合、アルコール依存や過食症等を併発したり、さらには自傷行為等に発展する可能性もあります。 本人も周囲も「気のせい・甘え」といった楽観視をせず、専門家による適切な治療を受けることが大切です。

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