メールやLINEで相手の気持ちを確かめるための5つの方法

更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: 人間関係を良くしたい

今や音声での電話よりも一般的なコミュニケーション手段となったメールやLINE。 いつでも気軽に相手と交流できるのが強みですが、反対に文字情報や絵文字というデータでしかない分、相手のホンネが掴みづらいというデメリットもあります。

「相手が書いてきた言葉=相手のホンネ」ではないことも多い…というわけです。

「最近知り合いになったけど、あの人は自分のことをどう思ってるんだろう?」 「もうちょっと仲良くなれるのかな?」 「もしかして怒ってる??」

相手の顔が見えないことで、モヤモヤした気分になっている人も多いのではないでしょうか? 今回はメールやLINEの文面から見えてくる「相手のホンネ」について解説をしていきます。

1. 「疑問形」は興味の印

「××には行ったことある?」 「これって◯◯なのかな?」 「◯◯って映画はもう見た??」

このような様々な疑問形で終わる文章は、相手からのレスポンス(反応)が欲しいために出てくる言葉。 会話をもっと長続きさせたい、もっと話していたいという心のあらわれであり、相手からは興味を持たれている状態であると言って良いでしょう。

また「◯◯はどう思う?」「いま何してた?」といったYES/NOでは答えられないような質問や、現状を尋ねる質問である場合、相手のことをもっと強く知りたいという好意の気持ちが隠されています。

こちらからも距離を縮めたい場合には、こちらからも何かの質問をしてみましょう。 お互いに質問に対して答え、情報を開示していくことで、友人関係や恋人関係はさらに密接なものになっていきます。

2. 名前が出るのは好意のあらわれ

日本語は「主語」を省いてもある程度意味が通じる言語。 そのため、例えば「鈴木くんは明日学校に行きますか?」という文章でも、鈴木くんに対して話しかける言葉であれば「明日、学校行く?」という主語無しの文章で意味が通るわけです。 プライベートなメッセージでは特に口語体が使われがちですし、更にメールやLINEでは文章が短くなりやすいため、主語はより極端に省かれる傾向にあります。

ここでわざわざ相手の名前を出してくるのは、相手に好意的であることの証。 特に「◯◯ちゃん」「△△くん」といったくだけた呼び方や、仲間内だけでのアダ名等での呼びかけは、相手に対する親愛の情をあらわすものとなります。

3. 「お疲れ」は本当に疲れている可能性も?

「お疲れ様」--社会人等の場合、普段の挨拶でこのような言葉が口癖となっている人ももちろんいます。 しかし、普段のメールやLINEでこのような挨拶をしない人が「お疲れ様」と言ってきたら、それは相手が精神的・物理的に疲れている可能性大。 感情的かつイライラしやすい時もあるので、会話内容には少し気をつけつつ、その日は早めに話を終わらせても良いでしょう。

また仲間内の集まりやオフ会、合コン、宴会、そしてデート等で直接的に会い、そのあとのメールやLINEで「お疲れ」が混じったら、それは相手が緊張等で「ちょっと疲れた…」と感じたせいかもしれません。

ただその後の会話で「楽しかった」「またやろう」といったポジティブな言葉が見られる場合には、「その場はあまり合わなかったけれど、あなたとの関係は続行したい」という意味であると言えます。 疲労をおして頑張ってくれた相手に対して、感謝の気持ちを伝えるのが吉ですね。

4. 「忙しい」が出たらほんの少し距離を

相手のLINEやメールに「忙しい」が増えてきたら、やや距離が生まれている可能性大です。 現代社会では、誰かのために時間を作るのは実際になかなか難しいもの。 ただし「あなたと仲良くしていたい」と思った人は、本当に忙しい時には以下の様な記述をします。

・今週は◯◯で予定が詰まってしまっている(具体的理由)
・再来週なら予定を開けられる(代替案の提示)

反対に、この理由が「仕事」や「家庭」といった曖昧な記述の時には、「誘いを断る言い訳」となっている可能性が高くなります。 また代替案がない場合や、「しばらくの間は」といった時期をぼかした曖昧な代替である場合は、残念ながらあなたへの興味がかなり薄れ、優先順位が下がった状態と言えるでしょう。

このような時に、「いつなら空いてる?」と繰り返し誘いをかけるのはあまり良くありません。 今後も付き合いを続けていきたいと思うのであれば、連絡の頻度を少し落としつつ、時々「最近どう?」「がんばってる?」といった「気楽なメッセージ」を送ってみるのも手です。

5. 「です・ます」は真剣さの証拠

元々、丁寧な「です・ます」文体でメッセージを送ってくる人が、メッセージの最後などに砕けた言葉を使い出したら、それはあなたとの距離を縮めたいという気持ちのあらわれです。 同じ程度でこちらも文体を崩すことでお互いの間に親しみが生まれていきます。

反対に普段のメッセージがくだけた口語体であるのに、急に「~お願いします」「~してください」と「です・ます文体」が出てきたら要注意。

人間は「怒り」や「興奮」「緊張」といった感情が生まれると、それを抑えようとする心理を持っています。 そのため高ぶった気持ちを抑えようと、あらたまった言葉遣いになることも多いのです。 「ですます」が出たら、相手が「真剣な状態」…真顔でメッセージを打っている状態と考えても良いでしょう。

相手の内容が怒りであれ、お願いごとであれ、「です・ます」が出てきたら相手が一所懸命になっている証拠。 冗談などで混ぜ返さず、真摯に受け止めることが大切です。

おわりに

人間は自分が思っているよりもずっと「ホンネ」を隠して話すもの。 相手が書いた言葉を言葉通りに受け止めるのではなく、「ホンネ」を考えながら相手の感情を察知してメッセージのキャッチボールを続けていくと、コミュニケーションは今までよりもスムーズになりますよ。

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