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社員の無気力の原因は「燃え尽き症候群」?簡易チェックリストと原因・対策を解説します

更新日 2016年11月30日 |
カテゴリ: 職場のメンタルヘルス
社員の無気力の原因は「燃え尽き症候群」?簡易チェックリストと原因・対策を解説します

「なんだかこの頃、新入社員が無気力だけど甘えてるのかなあ」 「ベテラン社員が急に仕事に対して無気力になったけど、原因がよくわからない…」

従業員の無気力な状態の原因や対策がわからず、悩んでしまっている企業の方は少なくありません。

無気力となる原因には様々なものがありますが「燃え尽き症候群」である可能性も考えられます。 「燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)」とは、その名のとおり心のエネルギーが燃え尽きて、意欲を感じられなくなってしまっている症状のこと。

うつ病との関連性も高く、「無気力さ=うつ病」と言われる理由のひとつともなっています。

ここでは燃え尽き症候群による無気力以外の症状や原因・対策について解説をしていきます。

1. 無気力の理由は「燃え尽き症候群」?その他の症状チェック

燃え尽き症候群の根本原因は、慢性的かつ過剰なストレスの持続による心の衰弱状態。 仕事・作業等への意欲低下(無気力さ)の他、代表的症状として以下のような症状が見られています。

・特定プロジェクト以外の凡ミスが増える
・同僚・先輩との会話が減っている
・時々発言すると急に攻撃的になる
・シニカルな言動が増えている
・トイレに行く回数が増えた(消化器官の乱れ)
・食欲が落ちている
・常に眠そうである(夜間の睡眠障害の可能性)
・退職・転職を考えている可能性がある

2. 燃え尽き症候群の原因

燃え尽き症候群に陥りやすい人には、以下のような共通傾向が見られます。 現在無気力状態にある人にあてはまる点が多いようであれば、燃え尽き症候群である可能性もやや高いと言えるでしょう。

1 )自己評価が低い

自分の才能・実績に対しての評価はやや低い傾向にあります。そのため「自分は努力しないと他の人に勝てない」「頑張らないと自分はダメだ」と考えがちです。 また本来賞賛されるべきような実績を作っても「この程度は当然である」と考えてしまう傾向も持っています。

2 )責任感が強い

カンタンに言えば「まじめ」なタイプです。自分に任された仕事や、それ以外の仕事に対しても強い責任感を持って取り組みます。丁寧さ・正確さ等にこだわり、いわゆる「手を抜く」という考えを持つのが苦手です。

特に業務テクニック・専門知識・実践度等が不足している若年層の場合、それらの実務力の弱さを「努力・頑張り・残業」等でカバーしようとしてしまう傾向も見られます。

3 )生活にメリハリが無い

プライベートとビジネスの切り替えを行うのが苦手です。また一度問題が起こるとその問題に集中しやすく、「この問題はここまで」という放置や留保もしない傾向にあります。

家にまで仕事を持ち帰る、休憩時間にも仕事のことを考え続ける等、一日中仕事の問題に取り組むことになってしまいます。ストレス発散の場がない状態なのです。

4 )適切な評価を受けていない

社会人の燃え尽き症候群の場合、最も大きな原因として「報われない」というものがあります。例えば医療業界・介護業界等の場合、顧客へ向けた努力に対し、感謝や労いの言葉を受ける量は予想以上に少ないものです。

またいくらノルマをこなしても「当然」という扱いを受ける、来年以降になってもプロジェクトの終わるめどが立たない等、満足感・達成感を他者から与えらない状況が心の燃え尽きを促進させます。

3. 燃え尽き症候群の対策

「もしかして、無気力さの原因は燃え尽き症候群なのかも…」と思ったら、以下のような対策を取ってみましょう。

1 )タスクの細分化

大きすぎるプロジェクトを任されると、人間は「プロジェクト全体が終わらないとタスクが完了しない」と考えてしまいがちです。達成できるのは数年先ということも予測されれば、その間には幸福感・満足感が得られなくなってしまいます。

業務をできるだけ細分化し、「今月はここまでやれた」「今週はここまでできた」という満足感・達成感が得られるようにすると良いでしょう。

2 )上司・先輩によるラインケア

職種・業種によっては顧客や取引先から心無い対応を受けることもありますね。また賢明に対処したプロジェクトが無に帰してしまうこともあるでしょう。

このような場合、適切な評価を与えられる立場にあるのは企業内の直属上司や先輩達しかありません。本人の頑張りを認め、「よくやった」と褒めてあげることが大切です。

3 )専門家による対処

既に上記のチェックリストに挙げた多々の症状が出ている、無気力の状態が2週間~1ヶ月以上も継続しているという場合、まずは産業医による指導面談を行ってみた方が良いでしょう。 産業医の判断次第では心療内科・精神科等の専門医・産業カウンセラーへの引き継ぎが行われることもあります。

無気力状態が酷い場合、うつ病を発症している可能性もありますので、早い段階で専門家による対処を行った方が安心です。

おわりに

やる気が出ない、無気力になる…もちろん短期間であれば、このような気持ちになることは誰にでもあります。 しかし長時間の慢性的ストレスによって無気力となっている人の場合、無気力症状は甘えから来ているものではなく、ストレスによる自律神経の失調といった病気である可能性も高いのです。

「そのうち治る」と極端な楽観視をすることなく、きちんとした対応を行っていくようにしましょう。

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