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学校教育にも取り入れられるマインドフルネス--国際的な事例とその効果とは?

更新日 2017年02月10日 |
カテゴリ: ストレスに対処したい
学校教育にも取り入れられるマインドフルネス--国際的な事例とその効果とは?

最近、日本でも高い注目を集めているストレス軽減法「マインドフルネス」。 その効果はビジネス界・スポーツ界等にも及び、幅広いエリート達にも採用されています。 そんなマインドフルネス、実は学校教育にも取り入れられているって知っていましたか? 今回は学校教育現場で取り入れられているマインドフルネスの事例や、その効果について解説していきます。

1. マインドフルネスの取り入れ事例

《アメリカ》

2000年台に入る前から既に瞑想法等を教育に取り入れてきた教育先進国・アメリカ。 いじめ問題や衝動性への対応のために、より専門的なプログラムも学校教育に採用しています。 『マインドフルネス』の台頭を受け、上記のような情緒プログラム・メンタルケアプログラムの中に、マインドフルネスも加えられるようになりました。

特に不安感やストレスを強く訴える生徒に対しての効能が高く見られ、今後さらにマインドフルネスのプログラム占有率が大きくなることが予測されています。

《オランダ》

「マインドフルネスと言えばアメリカ」という印象が強いですが、実は教育先進国であるオランダでもマインドフルネスは積極的に取り入れられています。

幼稚園・小学校等の幼児教育・低学年教育にもマインドフルネスを採用しているのがオランダの特徴。 すでに1600~2000人以上の子供がマインドフルネスの授業を受けています。

特に幼稚園等の小さな子どもたちが多いクラスでは、喧嘩などの諍いの軽減・イライラ感の軽減等が見られているそうです。

《ベルギー》

オランダにおけるマインドフルネスの成功を受け、隣国ベルギーでもマインドフルネスの採用がスタートしています。

首都であるブリュッセル市、及びその周辺地区を中心に、30校近い学校がマインドフルネスプログラムを採用。 今後は各地方にも採用を行う動きが見られ、オランダを凌ぐ「マインドフルネス教育先進国」となるとも言われています。

《フランス》

アメリカや近隣国でのマインドフルネスの台頭の影響から、近年になって採用を決定したのがフランスです。 現在のところまだ首都・パリを中心とした先進的教育を行う学校での試験導入ですが、教師陣からの高評価を得られていることから、本格導入が2017年~2018年頃から始まると考えられています。

2. マインドフルネスの教育での効果

各国が採用を始めたマインドフルネス。学校教育におけるマインドフルネスの効果・効能とはどんなものなのでしょうか?

1 )集中力の上昇

過去・未来を思い煩うことなく「現在」を見つめる思考法を得られるマインドフルネスでは、「いま現在やっていること」に対する集中力がアップします。そのため学校の各授業や作業に対する集中の度合いが高まり、散漫とした態度が減るのだとか。結果として成績上昇の傾向が見られています。

2 )衝動性の軽減

「いまの自分」を見つめることでストレスを減らした子どもたちは、落ち着きを取り戻していきます。突発的な行動を行うといった衝動性の軽減が見られ、自己コントロール力を身につける傾向が見られています。

3 )共感力の上昇

ストレスの軽減によって心のゆとりや落ち着きを得た子どもたちは、相手の立場に立ったり、相手を思いやる余裕を得ていきます。また対人関係ストレスの軽減によって、軋轢の減少が見られています。ケンカやいじめといった問題の解決法にもなるわけです。

4 )自己評価力の上昇

最近、過去の失敗でくよくよする、近未来の不安で思い煩うといった思考ストレスが軽減することで、子供の自分自身に対する評価がポジティブなものとなる傾向が見られています。簡単に言えば「自信を持てるようになる」「堂々と行動できるようになる」ということですね。

5 )睡眠障害の改善

「教育と睡眠」というと一見結びつかないように見えますが、実は子供の睡眠障害(睡眠の質)は、近年教育現場における大問題となっています。 ストレスによって寝付けない、眠りが浅い、睡眠の質が悪いといった子供が多く、これが昼間の眠気や集中力の低下、イライラ感等につながっているのです。 「マインドフルネス」のプログラムを経験した子どもたちには、睡眠の質の改善も見られたそうです。夜にぐっすりと眠り脳の休息ができた子どもたちは、昼には活発に活動し、勉強や運動に積極的に取り組むことができます。

おわりに

アメリカやヨーロッパでの先進的教育に比較すると、残念ながら日本の教育システムは新しい方式の導入はやや遅い傾向があります。 そのため「今すぐ日本の学校教育へのマインドフルネス採用が決まる」ということは、現実的に考えて難しいかもしれません。

しかし最近では、日本の幼児教室や子供向けの学習塾などでもマインドフルネスの方式を採用する教育現場も増加。 この動きはますます大きくなると期待されています。 将来的には日本も「マインドフルネス教育」が一般的となるかもしれませんね。

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