更新日 2024年08月23日 | カテゴリ: ストレスに対処したい
芸能人やスポーツマン等、セレブたちも取り入れていることで話題のメンタルトレーニング法・「マインドフルネス」。 瞑想を行うことで過去や未来ではなく「今」に集中をするストレス軽減法ですが、実はこのマインドフルネスが「ダイエットにも良い!」と話題となっています。
マインドフルネスの瞑想法は必ずしも座って静かに瞑想するだけでなく、「歩く瞑想」「食べる瞑想」等、種類は様々。 この「食べる瞑想」を行うことが、食べ過ぎの防止につながってくれるんです。 ここではマインドフルネス「食べる瞑想」の方法や、瞑想ダイエットを成功させるコツについてご紹介していきましょう。
慌ただしい状態で食事を初めてしまっては、瞑想もうまくいきません。 まずは食事の席に付いたら、落ち着いて軽く深呼吸を。
「さあ、これから食事をするぞ」という状態に体や脳を持っていきます。 もちろんキチンと食事開始の挨拶をすることも忘れないでくださいね。
毎日食べている食事だと、特に眺めもせずに口に放り込んでいる…ということも多いものです。 でも「食べる瞑想」では、視覚や触覚等の五感をフルに使って、食べ物の味を感じていきます。
まずは食事を始める前に、その一皿の内容をよく見てみましょう。 「この色が美味しそうだな」「あたたかそうだな」「美味しそうだな」と、これから食べる味を予測してみるのも手です。
「食べる瞑想」では、パクパクと食べてしまうのはNG。 例えば同じ一皿のカレーでも、具材にはいろいろなものがありますよね。 一口ごとに変わってくる具材の味や香りを、一口ごとに感じていくのが「食べる瞑想」です。
スプーンやお箸で一口を口に入れたら、手を止めて味や香りに集中をしてみましょう。 外食等の場合には、「この食感は何の具だろう?」「この調味料は何が使われているのかな?」と、自分の知らない料理の材料や、その原産地等に思いを馳せてみるのも良いですね。
食事を続けていくと、徐々に体にも変化が現れます。 例えば辛いものを食べると口に痛みを感じたり、体が火照ります。
あたたかいものを食べれば、胃の周辺がポッと温まりますよね。 このような体の変化にも意識を向けていくことが、「現在」に集中する瞑想へと繋がるのです。
私達の脳は、意識をしている場合とそうでない場合ではその反応速度に大きな違いが有るとされています。 例えば仲間内で飲み会をしながら食事を取る時、ついつい食べすぎてしまった…なんて経験がある人も多いはず。 これは「喋る」という行為に集中をしているため、満腹中枢がなかなか「もう満腹だ」という反応を示さないのです。
また満腹中枢が反応をして「もう食べなくて良い」という診断を下すまでには、口が咀嚼をして唾液が出始め、消化器官が活動し始めてから最短でも約20分~25分がかかるとされています。 そのためテレビを見ながらの一人ご飯等で無機質かつスピーディーに箸を進めると、脳が「満腹だ」と感じる前に大量に食べ物を胃に入れてしまいがち。
一口一口に時をかけ、丁寧に味わっていく「食べる瞑想」では、上記のような「ながら食い」「早食い」等による過食を自然に止めていくことができるのです。
「食べる瞑想をしよう」と思っても、はじめのうちはなかなか集中力が続かないもの。 そのため食べる瞑想ダイエットの手はじめは、朝食やカンタンな昼食といった「短時間で食べられるもの」からスタートしてみましょう。 たとえ食事時間が10分~15分で終わったとしてもOK。 「丁寧に感じて味わう」という習慣をつけることが大切なのです。
食べる瞑想によるダイエット法は、一人で行った方がうまくいきます。 相手がいる場だと、ついついおしゃべりに夢中になってしまいますよね。
でも急に「食べる瞑想をするから」と相手がいる食事時に口数が少なくなってしまっては、普段のコミュニケーションに問題が生じる方も多いことでしょう。
まずは無理をせず、週に一度の一人ランチ、日曜日の朝の朝食といった「一人で食事をする時」に瞑想をスタートしてみてください。 「毎日三食、絶対やらなくては」と力む必要はありません。 週1回、一日一回でも自分なりのペースを作り、続けていくことが大切です。
ワイワイガヤガヤと煩いレストランや居酒屋で、初めての人が「食べる瞑想」をするのは少々難しいかもしれません。 まずは一人きりの部屋や、静かなカフェ、空いているお店等、静かに食事ができる場所を選びましょう。
「今週はどうしても『食事瞑想』の時間が取れなかった…」 そんな時には、お茶の時間を瞑想の時間にしてみるのも手。 一杯のコーヒーや紅茶をじっくりと味わい、気持ちを集中させてみましょう。
マインドフルネス「食べる瞑想」を続けていけば、単に「痩せる可能性が大」というだけでなく、仕事や家事に対する集中力の増加、過去や未来に思い煩わないポジティブさといった嬉しい副産物が生まれてくる可能性も。 何気なく食べている毎日の食事だからこそ、「丁寧に食べる」という習慣づくりをしておきたいものですね。 比較的手軽に取り組みやすい方法なので、さっそく今日のランチから「食べる瞑想」をスタートしてみてはいかがですか?
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