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話題のマインドフルネス、禅とはどう違う?共通点とその違い

更新日 2018年10月02日 |
カテゴリ: ストレスに対処したい
話題のマインドフルネス、禅とはどう違う?共通点とその違い

世界の大企業や一流アスリート等が取り入れたことで、いまや世界中から注目を集めている「マインドフルネス」。 日本でもテレビ・雑誌等でのメディアで取り上げられることが増え、キラーストレス対策としても期待されています。

そんな「マインドフルネス」ですが、ベースが「瞑想」にあるためか、特に日本では「禅と同じ」であると捉える人が多いようです。 確かにマインドフルネスには禅と似通った部分がいくつかあります。 しかし根本的に違う部分が多数あるため「禅と同じ」というのは誤った認識であると言わざるをえません。

ここではマインドフルネスと禅について、その共通点や違いをリストアップしながら解説していきます。

マインドフルネスと禅の共通点

1 )瞑想の重要性

禅における「座禅」とは、心を整えるための重要な要素であるとされています。心を無にして宇宙や自然とひとつになるための修行の一環です。

マインドフルネスはアジア仏教のこのような禅(瞑想)をベースとして考案されたものであるため、同様に「瞑想の時間」を持つことが大切であると考えられています。 この点が最も大きな共通点であると言えるでしょう。

2 )日常の中での瞑想

禅宗においては、瞑想とは座って静かに行うものばかりではありません。 日々の掃除・料理といった作務も瞑想をするための時間であり、また食事をしながら、歩きながらでも心静かに瞑想を行います。

この点もマインドフルネスは非常に近いものがあります。 5分~15分といった短時間の瞑想に加えて、「歩く瞑想」「食べる瞑想」といった日常生活の中で取り入れやすい瞑想法が多種考案されています。

3 )使用用語

そもそも「マインドフルネス」という言葉は、仏教用語である「念」の感覚を英語に直訳させた言葉です。 「念」とは、「意識を向ける」、「気付き」といった解釈をされることが多い概念。 マインドフルネスでは「自分の体」と「現在」に意識を向けることが推奨されているため、この用語が使われたのでしょう。

マインドフルネスと禅の違い

1 )宗教性の有無

「禅」とは、当然のことながら仏教(禅宗)で行われるものです。 瞑想自体に宗教性はありませんが、「これから禅を始めよう」と考えた場合には禅宗のお寺などに行く人がほとんどでしょうし、仏教的な知識や考え方を学ぶ必要もあります。

しかし「マインドフルネス」には宗教性がありません。 方法論としてはアジア仏教をベースとしたものですが、そこから宗教色を全廃して理論家した思考法が「マインドフルネス」なのです。

そのため何らかの宗教に入信する、宗教の勉強をするといった必要はまったくありません。 今日から自宅で取り入れることもできます。 スポーツとしてヨガを取り入れるように、気軽にスタートすることができるのです。

2 )瞑想手段の論理化

「座禅」での心の落ち着け方については、あまり「こうしなさい」といった明確な説明は行われません。 「自然とひとつになる」といった非常に抽象的な概念が多いのは、そもそも禅宗が「言葉で示す」ということをあまり良しとしない宗教であるから、という点も影響をしているのでしょう。

対して「結果のための手段」として編み出されたマインドフルネスは、瞑想における手段・手順が初心者にもわかりやすく示されています。 例えば「呼吸に意識を向ける」「体の一部分に意識をしてみる」といった具合で、はじめたばかりの人でも「短時間ならできた」と達成感を得られるようになっているのです。

3 )目的の有無

禅宗における「禅(座禅)」には、そもそも「求める結果」というものがありません。 つまり「座禅をして健康になろう!」とか、「座禅をして集中力をあげよう!」といった何らかの効能を求める行為では無いのです。

対して「マインドフルネス」は、その当初から目的・効能がハッキリとしています。 集中力の上昇、ストレスの軽減、想像力の上昇等など…、ビジネスやスポーツ等、現実社会で必要とされる「継続した上での結果」が提示されているのです。

禅における座禅(瞑想)は、それをすること自体が目的とするもの。 マインドフルネスでの瞑想とは、求める結果にたどり着くための手段。

この点は、非常に大きな差異となっています。

おわりに

マインドフルネスの禅の共通点と違いについてはいかがでしたか? 一見すると似通って見えるこの二つですが、よく見てみると全く違いますよね。

最近ではマインドフルネスと禅を混同して「結果を出したい!」と禅寺に行き、僧侶を困惑させてしまう人も多いようです。 もちろん禅とマインドフルネスについて「どちらが優れている」と言えるものではありません。 しかし「近い将来の結果」を求めてカジュアルに行う手段とするのであれば、マインドフルネスの方が目的に沿った方法と言えるのではないでしょうか。

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