更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい
楽しく飲んでいたはずのお酒が、とにかく飲むことや酔うことに執着してしまい、お酒が辞めれなくなっていませんか?
いつもお酒の事ばかり考えてしまい、手元にないと不安になってしまったら、「アルコール依存」です。アルコール依存になってしまうと、お酒を飲むことにアレコレと理由を付けては飲酒します。
そして、日常生活や社会生活に問題が起きてしまうのです。もちろん、大量の飲酒は体も壊してしまいます。
そうなったときには、いったい何をしたらよいのでしょうか??
アルコール依存を見分けるのに、簡単にできる「CAGE調査票」があります。以下の4つの項目にいくつ当てはまりますか。
・Cut down : 飲酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか
・Annoyed :他人があなたの飲酒を非難するので気にさわったことはありますか
・Guilty :自分の飲酒について悪いとか申し訳ないと感じたことはありますか
・Eye-opner:神経を落ち着かせたり,二日酔いを治すために「迎え酒」をしたことがありますか
1つでも当てはまると、問題飲酒の可能性があり、2つ以上心当たりがあるならば依存症と考えてください。
では、依存かもしれないと思ったら、どう対処していったよいでしょうか。
4つのポイントについてまとめてみました。
依存の怖いところは「自分は依存ではない」と否認してしまうところです。
周りからは「飲み過ぎ」だと言われるけど…いつでも辞める自信がある!と思っている時点で辞められなくなっているのです。自分でもお酒の量に不安を感じていますし、体の不調も出ていることでしょう。
頭の中からお酒のことが消えない、お酒が手元にないとソワソワしてしまう、これらは依存が起こっているからだと自覚してください。「故に曰く、彼を知りて己を知れば、百戦して危うからず」です。
アルコール依存が起こっていることを自覚し、依存に打ち勝ち、健康を取り戻しましょう。
依存になると、完全な禁酒(断酒)がとても難しいのです。
一生お酒を飲まないと頭では思っていても、お酒を求めてしまう精神依存や、体が不調を起こしお酒を飲まないと落ち着かないという身体依存になっているからです。
離脱症状(禁断症状)はとても苦しく、飲まずにはいられない状態といえます。
しかし、まずは一週間や健康診断までと期間を決めて禁酒をしてみましょう。成功すると自信がついて、飲まなくても大丈夫な体に近づいていきます。
アルコール依存は危険な病気です。
アルコール依存におちいった人は、身体的理由や精神的な不安定さにより、一般人口の60倍も死亡率が高いのです。
そもそも、アルコールを飲まざるを得なかった理由があなたには存在したはずです。
問題はアルコールだけでなく、周りの環境や、自分の問題が解決できないことにあることも少なくありません。
一人ではどうしようもない問題は、専門治療を実施している病院に相談してみてください。アルコール依存の治療を手助けするお薬もあります。
アルコール依存は一人で治すことが難しい病気です。
仲間と共に支えあうことで、依存から抜け出す効果が大きく上昇します。断酒会やアルコホーリクス・アノニマスといった活動が有名です。
また、専門治療を行っている病院でも依存症の患者会が開催されています。
仲間と共に飲酒についての知識を深め、断酒を続けていることや、再飲酒(スリップ)してしまったことなどを共有していきましょう。
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