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大人のいい子症候群とは? 克服法や非定型うつとの関係性

更新日 2018年07月06日 |
カテゴリ: うつ病・憂うつな気分
大人のいい子症候群とは? 克服法や非定型うつとの関係性

いい子症候群とは?

親の言うことをよく聞く、手がかからない、おとなしい。
親にとってこうした子どもは大変育てやすく、「なんていい子なんだろう」と誇らしくさえ思えます。スーパーで駄々をこねてひっくり返るような子どもがいる中で、このような聞き分けの良い子どもがいることも事実です。

しかしこの聞き分けの良さは、手がかからなくて楽な反面、子どもらしさに欠けます。
それは、感情を表に出す前に「こんなことをしたら、こんなことを言ったら親はどう思うだろう」というブレーキをかけているからです。

親の顔色を窺い、親の機嫌を損ねないように振る舞う。そうしているうちに自分の意志や気持ちがわからなくなり、親の意志や気持ちを軸に動くようになる。
こうした行動が癖づいていることをいい子症候群と呼びます。

原因は親子関係? 非定型うつに繋がることも

いい子症候群は親の養育態度を理由に発症します。
親の感情の起伏が激しい、逆に子どもに無関心、他の子どもと比べる、子どもを褒めない、ルールを尊重し子どもの気持ちを無視する、といった環境で養育されると、子どもは目立つ行動をするのではなく、おとなしくいい子であることで親の気を引こうとします。
行動の指針を親に置いたまま子どもは成長していきます。

子どものうちは盲目的に親に従っていられますが、成長と共に違和感を持つようになります。
ずっと親を基準に生きてきたので、自分の意志がわからない、自分の気持ちが表現できない、自分らしさがわからない、という無個性的な人間になります。

また、親の称賛を生きがいにしてきたため自分で自分を認めるということが出来ず、自己肯定感の低い人になることもあります。
親の指示に従うことを刷り込まれており、それが自分の存在を認める術であったため、職場に出ても上司からの指示を待たなければ動くことが出来ませんし、いい子であったために叱責された経験が少なく、叱られると大いに落ち込みます。

自己肯定感が低く失敗をするとひどく落ち込み、指示待ち人間であるため失敗の責任を指示をした上司や先輩に押し付けます。昨今話題に上がる、非定型うつの様相を呈するのです。

大人のいい子症候群を克服するために

いい子症候群のまま育ってきた人は、小さいころから蓄積してきたストレスを抱えています。
親をはじめ他者の顔色を窺い、他者に肯定的な反応をすることに心を砕いています。
たとえ何かしらの感情が湧いてもそれを表明することで相手の気分を害することを恐れます。

非定型うつはその症状の表れ方から批判の対象にされやすいのですが、本人は自力ではどうしようもない苦しみを持っています。

いい子症候群の人は自分の意志と他者の意志が同化してしまっています。
何か意見を求められるときに「どう思う?」と聞かれても、どう答えれば相手が喜ぶか、ということを考えています。

いい子症候群の人に意見を聞く時には「私はこう思うけれど、あなた自身の意見はどう?」と言うように、自分と他人の意志は別だ、と考えられるような工夫が必要です。
そうした経験を繰り返して自分の意志と他人の意志が異なっても問題ないのだ、という考え方の練習を積みましょう。

こうした練習は自分1人で出来るものではありません。
カウンセラー等の専門家のもとで相談をしてみましょう。コミュニケーションや考え方の練習をするグループワークの場もたくさんあります。
他者の期待通りのいい子でいるよりも、自分の意志や気持ちに素直である方が、魅力的な人に見えるものですよ。

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