うつ病の回復には周囲の対応が大事! うつ病の人と接する時のポイント

更新日 2018年08月17日 |
カテゴリ: うつ病・憂うつな気分
うつ病の回復には周囲の対応が大事! うつ病の人と接する時のポイント

ストレス社会と言われる現代は心に負担がかかりやすく「うつ病」になるリスクが大きい時代です。身近な人がうつ病になってしまうことも、珍しくありません。うつ病の回復には周囲のサポートが必須。うつ病の方とどう接すれば良いかについて、まとめました。

身近な人がうつ病になってしまったら

うつ病は近しい人にも起こりえる

身近にうつ病の方がいないと、うつ病は自分には無関係なことだと思ってしまうかもしれません。しかし厚生労働省の発表によると、2008年におけるうつ病患者は100万人以上であり、確率的には15人に一人ほどの割合で存在します。そのため家族、恋人、同じ職場の人など近しい人が、いつうつ病にかかってもおかしくはありません。

間違った接し方はストレスの元

うつ病の回復には周囲の人の支えが欠かせません。しかし接し方を間違えてしまうと、かえってうつ病の人にストレスを与えてしまい、病状を悪化させてしまう危険性があります。心の病気はその人の親しい人でも気づきにくく、本人すら自覚がないこともあるのが怖い点です。

うつ病を正しく理解することが大切

身近な人がうつ病にかかってしまった。そんな時は慌てずに、まずは「うつ」という病気がどのようなもので、うつ病の人にはどう接すれば良いのかを知ることが大切です。正しい知識をもって支えてあげることが、回復への第一歩になります。

うつ病の人と接するときのポイント

励ましたりアドバイスしない

うつ病は心の「休みたい」といった本音を無視して、頭の「頑張らねば」といった理性を優先させすぎた結果、生じることが多々あります。そこで「もっとやれるよ!」などと励ましてしまうと、虐げられてきた心がさらに傷ついてしまいます。

プレッシャーをかけない

身近な人がうつ病になってしまうと、周囲の人はどうしても「早く治ってほしい」と考えてしまいます。しかしそんな気持ちは患者さんのプレッシャーになってしまうもの。周囲の期待に応えようとして回復した自分を無理やり演じることで、回復が遠のいてしまうこともあります。

責めない

うつ病のひとは時に健常者から見ると、甘えて卑屈な態度をとっているように見えてしまうかもしれません。しかし責めるような態度はうつ病の回復にマイナスです。たとえ激励のつもりでも本人の自己否定感を高め、さらに傷ついてしまいます。

いつも味方であると伝える

うつ病の方は孤独を感じやすく、周囲は敵しかいないなど目に映る全てを悪く捉えがちです。この段階では患者さんの声にしっかりと耳を傾けることが大切。いつでもあなたの味方だとメッセージを来ることが、何よりも患者さんの力になります。

病気の段階別 うつ病の方との接し方

うつ病は大きく分けて「急性期」、「回復期」、「再発予防期」の3つの段階にあり、それぞれのステップにあった接し方をすることが大切です。

急性期(病気初期)

うつ病の症状が重く、無気力感や自己否定感の強い時期です。寝室や寝具を整えて、ゆったりと休める環境を整えてあげるなどとにかく休養を優先させます。医師の判断を仰いで薬を服用させることも大切です。病気にかかる前からは信じられないような言動をしたりもしますが、これは病気なんだと冷静に受け止める姿勢が大事です。うつ病は難しい病気ですが、決して回復しない病気ではありません。いつか絶対に良くなる。そう信じて焦らず構える姿勢が本人にも、支える側にも大事になります。

回復期

完全に無気力な状態から少しずつ外出への意欲がわいたり、本人も冷静な判断ができるようになったりした辺りが回復期です。本人に気力も戻ってきますが、そこで無理に元の生活に戻ろうとすると、悪い状態がぶりかえしてしまう可能性もあります。そんな時こそゆったりと回復させるように諫め、徐々に以前の生活へとシフトしていくようサポートします。

再発予防期

うつ病は一度回復しても再発してしまうことの多い病です。繰り返すほど再発のリスクは高まります。うつ病の人は真面目で誰かに頼らずに自分で解決しようとする傾向が強いため、人に頼るように促すことが再発防止には大切です。治ったあとでも定期的に抗うつ剤を飲むなど「維持療法」を続けることも効果があります。

うつ病の人と接するときの注意点

無理に活動させようとしない

うつ病の治療に何よりも必要なことは心身の休養です。気晴らしさせれば元気になるだろうと無理に外に連れ出しても、多くの場合解決しません。

プロに相談せずに解決しようとしない

うつ病の人に接することは難しく、体の病気と同じように専門家に相談することはとても大切です。よく起こりがちなミスは、だいぶ元気になってきたのでもう薬はいらないだろうと、自己判断で投薬をやめてしまったりするケースです。薬は多くの症例をもとに医師が計算しながら処方するので、個人の判断でやめるのは危険です。

ひとりで抱え込まない

身近な人がうつ病になってしまった場合は、ともに過ごす時間も長く影響を受けてしまいがちです。残念ながらうつ病の方の話を聞いているうちに、その人自身もうつになってしまうというケースも散見されます。そのため一人で抱え込まずに、医師や地域の相談窓口など、周囲に頼ることも大事です。支える側が崩れてしまうと、負の連鎖に陥ってしまいます。

スピードや効率が重視され、常に正確な判断を求められることが多くなってきた現代では、うつ病は誰にとっても他人ごとではありません。いざ身近な人がうつ病になってしまった時のために、うつ病の方への正しい接し方はぜひ知っておきましょう。

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