強い不安感や吐き気は自律神経の乱れから? その3つの理由と対処法

更新日 2018年11月13日 |
カテゴリ: ストレスに対処したい
強い不安感や吐き気は自律神経の乱れから? その3つの理由と対処法

「不安」と心の動きと「吐き気」という身体の動き。一見つながりはなさそうですが、実は「自律神経」でつながっています。自律神経の働きから不安と吐き気が起こる3つの理由とその対処法についてご紹介します。

不安・吐き気・動悸などの不調は自律神経の乱れが原因かも

自律神経の働きとは?

自律神経とは私たちが意識して動かすことのできない心や身体の活動を調節する神経です。例えば心臓は「動かそう」と意識してもコントロールすることはできません。このコントロールを担っているのが自律神経なのです。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は活動を活発にさせ、副交感神経はリラックスさせる機能を持っています。この2つの神経がバランス良く交互に働くことで適度に活動し、適度にリラックスすることができます。

逆にリラックスすべきときに交感神経が活発に働いていると、不眠や吐き気、動悸などの身体の症状や、不安や緊張が高まるなどの心の症状に悩まされることがあります。

自律神経の乱れをチェックしてみよう

次の10項目についてチェックしてみましょう。チェックが多く、身体や心のバランスが崩れている場合は、自律神経が乱れている可能性があります。

  1. 寝付けない、あるいは眠りすぎる
  2. 食欲がない、あるいは食べすぎる
  3. 胃の調子が悪く、胃痛や吐き気が起こる
  4. 動悸や息切れしやすくなった
  5. 疲れやすい
  6. 微熱やほてりを感じる
  7. 不安や憂鬱感を感じやすい
  8. イライラしやすい
  9. やる気が起きない
  10. 集中力や注意力が低下した

自律神経の乱れが原因で起こる「自律神経失調症」や「不安障害」

自律神経の乱れが長引くと「自律神経失調症」や「不安障害」にかかる可能性があります。自律神経失調症とは、検査をしても異常が見られないのに、手足の冷えやしびれ、発汗や動悸、頭痛や吐き気、イライラや不安など自律神経系のさまざまな症状に悩まされている状態を指します。自律神経失調症は正式な診断名ではありませんが、わかりやすいため、よく用いられています。

不安障害は、その中でも不安や恐怖などの心の症状が強く見られる病気です。これらの身体や心の症状は自律神経の交感神経が過度に活発に働くため起こります。そのため、自律神経が乱れている原因を探して適切に対処することで、症状を改善することが期待できます。

自律神経が乱れるのはどうして?3つの理由

1.自律神経が乱れやすい体質

もともと自律神経が乱れやすい体質の人がいます。また、緊張や不安を感じやすい性格の場合、自律神経が乱れやすくなってしまいます。

2.生活リズムの乱れ

自律神経は活動時と安静時で、交感神経と副交感神経の働きを切り替えていきます。生活リズムが乱れがちになると、本来リラックスするべきタイミングで交感神経が活発になり、興奮状態になってしまうなど、自律神経も乱れてしまいます。

3.ストレスを受けやすい

自律神経はストレスの影響を受けやすい神経です。ストレスには暑さや寒さといった身体に受けるものや、不安や緊張が長く続く環境に置かれた時の心に受けるものがあります。ストレスの原因となる環境を整えたり、ストレスへの対処法を身に着けたりすることで自律神経への影響を軽減することができます。

不安や吐き気を改善する対処法

1.体質改善と環境調整

自律神経が原因で起こる不安や吐き気を改善するには、体質を改善することがおすすめです。日常的に軽い運動を取り入れ、自律神経を興奮させてしまうカフェインの摂取を減らすなどして、身体を自律神経が整った体質に変えることで、吐き気や動悸などの症状を軽減することが期待できます。また、暑さや寒さなどを我慢せずに衣服を調節したり、ストレスの多い環境から離れたりとストレスを感じる環境を調整することも対処法の1つです。

2.規則正しい睡眠とバランスの良い食事

自律神経を整えるために生活リズムも整えましょう。規則正しい睡眠と栄養バランスのとれた三食の食事によって、自律神経の交感神経と副交感神経が適切に活動できるようになり、不安や吐き気といった身体や心の症状も軽減することができます。

3.ストレスの受け止め方を変える

ストレスの受け止め方を変えるのも1つの方法です。例えば「マインドフルネス」を生活に取り入れることで、ストレスを感じたときの自分の心や身体の反応を受け入れたり、自分の考え方を変える「認知再構成法」を取り入れることでネガティブな考え方をポジティブに変えたりすることで、ストレスが自律神経に与える影響を減らすことができます。

不安障害や自律神経失調症を疑う場合は何科を受診すればいい?

心療内科や精神科がおすすめ

不安や吐き気などの自律神経系の症状が長く続き、不安障害や自律神経失調症の可能性がある場合は一度、心療内科や精神科を受診してみましょう。特に吐き気や頭痛など身体症状が強い場合は心療内科、不安や恐怖などの心の症状が強い場合は精神科がおすすめですが、近年では心療内科と精神科に大きな違いはありませんので、まずは近くの病院にかかってみましょう。

薬物療法や心理療法で症状を和らげる

治療方法としては薬物療法や心理療法が挙げられます。薬では身体の症状を改善するほか、不安や緊張を和らげることもできます。また、心理療法ではカウンセラーに不安や悩みの原因となっていることを相談して整理したり、ストレスへの対処法を身に着けたりといった治療を受けることができます。治療について不安に感じることがあれば、医師やカウンセラーに質問しておきましょう。

心身ともに不調なときに1人で適切に対処するのは難しい作業です。病院を受診したり、カウンセリングで専門家にアドバイスをもらったりと、第三者にサポートしてもらいながら対処するのがおすすめです。オンラインカウンセリングのcotreeでは、いつでも手軽に専門家のカウンセリングを受けることができます。ぜひ活用してみてくださいね。

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