ストレスと上手に付き合える「泣く」方法

更新日 2018年11月13日 |
カテゴリ: ストレスに対処したい
ストレスと上手に付き合える「泣く」方法

「イライラすると涙が出る」「ストレスを感じると涙が出て止まらない」という悩みはありませんか。

一方で「泣くことがストレスを解消法!」という方もいるかもしれませんね。

実は「泣く」という行為とストレスには、ポジティブ・ネガティブ両方の関係があります。

今回は泣くことのストレス症状の側面と、ストレス解消法としての側面についてそれぞれご紹介します。

ストレスで勝手に涙が出る症状はなぜ起こる?

ストレスによる自律神経の乱れが原因

ストレスがかかると自律神経の働きが乱れます。自律神経は心臓や肺、胃や腸など自分の意思では動かせない器官を活発にしたり、リラックスさせたりすることで、健康な身体を維持してくれます。

しかし自律神経が乱れると、リラックスすべき時に興奮したり、活発に働くべき時にうまく活動しなかったりといったトラブルが生じます。

その結果、頭痛や腹痛、吐き気や過呼吸などの身体の不調を感じるようになるのです。

自律神経の乱れは涙にも影響を与えます。そのため、涙が止まらなくなったり、逆に目が乾いたりすることがあります。

涙が止まらないのはうつ病の可能性

涙が止まらないのはうつ病の可能性もあります。うつ病は気分の落ち込みや不安感など心の問題に注目してしまいがちですが、身体の症状が強く出る人もいます。

特に「もっと頑張らなきゃ」「休むと迷惑がかかる」など他者のことを考えて行動する真面目な人は、ついつい自分の心が発するストレスサインへの対処は後回しになったり、気づかなかったりします。

そのため身体に現れる症状が「ストレスに気づいて!」と警告してくれるのです。涙などのサインにしっかり気づき、症状が深刻になる前に対処しましょう。

ストレスから解放されたときに泣くことも

ストレスの影響で涙が止まらなくなる一方で、ストレスから解放された時に泣いてしまうこともあります。

例えば、試験やコンクールなどの結果発表直前には緊張していたけれど、結果が発表された途端、泣きじゃくる子供の姿を見たり、自分自身にそういう体験があったりする方も多いのではないでしょうか。

脳が緊張からリラックスの状態に変化することで涙のコントロールが効かなくなっているのです。

訳もなく涙が出る時に試したいストレス解消法

ストレスの原因を探してみる

まずはストレスの原因を探してみましょう。思い当たらないという方は「何をしていると涙が出るのか」「涙が出る場所はどこか」「どんな時に涙が出るか」「誰と会う時に涙が出るか」などを考えてみましょう。

そこにストレスのヒントが隠されているかもしれません。

規則正しい生活で身体をケア

規則正しい睡眠・食事・入浴を行うことで身体にエネルギーを蓄えてあげましょう。

また、規則正しい生活は自律神経のバランスを整えてくれます。そのため、止まらない涙のコントロールも少しずつ取り戻すことができるようになっていきます。

自分の心の動きを認めてあげる

涙など身体の症状が強く出るのは、心のサインを無視しているからかもしれません。

「しんどいな」「嫌だな」という心の声に耳を傾けてあげましょう。その声を否定せず「しんどいのに頑張っているね」「ゆっくり休んで回復しようね」と認めてあげるだけでも、自分に余裕が出てきます。

ストレス発散として泣く方法を試してみよう

泣くことには自律神経を整える効果

涙を流すことで「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。このセロトニンは自律神経のバランスを整え、心や身体をリラックスさせる効果があります。

そのため泣くことは、気持ちをすっきりさせるストレス解消法としても活用できるのです。

泣くことで抑え込んでいた感情を表出できる

赤ちゃんや子どもは泣くことで感情を思いっきり表出することができます。しかし大人になると泣くことは非難されてしまうこともあります。

自分で思い切り泣いても良い時間や空間を作ってみましょう。そこで思う存分に涙し、抑え込んでいた感情を吐き出せば、心に抱えていたストレスもスッキリするはずです。

映画や音楽で心が動く涙を流そう

ストレス解消のためには心が動く涙を流すことが大事です。自分の体験を振り返るだけではなく、気持ちや感情が揺さぶられる映画や音楽をぜひ活用してみましょう。

特に男性の中には、「男たるもの泣いてはいけない」と気を張っている人も多いはず。

あえて映画や音楽鑑賞で気兼ねなく涙を流してみると、ストレスから解放されて新たに頑張るエネルギーが補充されるかもしれません。

ストレスで泣くことが止められない場合は専門家に相談しよう

病院での治療で身体にエネルギーを取り戻す

ストレスが原因で涙が止まらない場合は、病院受診がおすすめです。

ストレスに対抗するには身体にエネルギーがなければいけません。そのエネルギーをしっかり取り戻すために薬の力を借りたり、適切な治療方針を知ったりすることはとても大切です。

カウンセリングで心のモヤモヤを整理する

涙が止まらない時には、カウンセリングを活用するのもおすすめです。

状況や気持ちを他者に話すだけでも、心のモヤモヤが整理され、自分なりに解決策が見えてくることがあります。

また、専門家の視点からアドバイスを受けることでストレスとの上手な付き合い方を知る機会にもなります。

泣きたくなるのは自然なことです。しかし泣くのを我慢しすぎたり、逆にどこでも泣いてしまったりすると身体や生活に支障が起こります。

cotreeのオンラインカウンセリングでは、悲しさや辛さで涙が止まらない時、すぐ専門家に相談できます。ぜひ活用してみてくださいね。

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