怒られてばかり?仕事ができないつらさを抱える人の特徴と改善策

更新日 2023年05月18日 | カテゴリ: 自分を変えたい

職場で怒られてばかりで、心が疲弊していませんか?

仕事ができないつらさを1人で抱え込んでいると、ミスを誘発したり本来の実力が発揮しにくくなったりする傾向にあります。

そこで今回は、仕事ができないつらさを抱える人の特徴と、改善策をご紹介しますので、ぜひご覧ください。

つらさを抱えてしまう人の特徴

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まず最初に「仕事ができない!つらい!」とネガティブに陥りやすい人の特徴をご紹介します。これを知っていれば、自分が何に当てはまっているのか、そして何に気を付けるべきなのかが見えてくるかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

自信がなく自己肯定感が低い

自信がなく自己肯定感が低いと、つらさを抱え込んでしまいやすいです。
仕事のミスに対して指摘されているのに、自分自身のことを否定されたような気持ちになってしまう人もいます。

また、何かにチャレンジして、達成できた経験が少ないと自己肯定感が育まれにくいです。
この場合、学業、スポーツ、資格取得、ダイエットなど、「今まで取り組んできたことが中途半端な状態」だということを自分自身でも認識している傾向にあります。

そのほかに、幼少期に受けた周囲からの対応も、自己肯定感に影響しやすいです。
親や近しい存在の人などから褒められた経験が少ない人は、自己肯定感が低くなりやすいと言われています。

完璧主義すぎる

完璧主義すぎると、人から指摘を受けることに苦痛を感じやすくなります。
これは完璧を求めすぎるがゆえに、自分のミスや至らなかったことを許せなくなるためです。

完璧主義な人は仕事で注意を受けると、自分のミスした部分のみにフォーカスしてしまう傾向にあるため、「何故できなかったのか...」と悲観します。結果つらさを感じてしまうことが多いのです。

責任感が強すぎる

責任感が強いことは良いことですが、その反面強すぎるとあなたを苦しめるかもしれません。例えば仕事などで怒られると過剰に受け止めてしまうからです。

人間なのですから、誰しもミスを引き起こしてしまう可能性があります。
重要とされるのは、次もミスしないように心掛けることです。

しかし、責任感が強すぎると、必要以上に自分を責めてしまいます。
そうなると、自分に厳しすぎてプレッシャーになり、本来のパフォーマンスを発揮できずにミスを繰り返しやすいです。

また、自分を追い込みすぎるため、緊張で常に張り詰めた状態が続きストレスを受けやすくなります。

成績や評価を誰かと比べてしまう

誰かと成績や評価を比べてばかりいる人は、つらい気持ちに陥りやすいです。

社会心理学者のレオン・フェスティンガーが提唱した、”社会的比較理論”というものがあります。それによると、人と比べたくなるのは、「自分の評価を正確に把握するため」だそうです。

このように、誰かと比べたくなる気持ちは人として自然なものだと言えます。問題なのは、人と比べすぎて落ち込むことです。

育ってきた環境や考え方は人それぞれなので、誰かと比べたときに違いがあることの方が多い傾向にあります。つらさを抱え込んでしまう人は、過去と今の自分を比べることを忘れがちなので、周囲との差を見てネガティブになりやすいです。

以前はできなかった仕事が、今はできるようになり成長しているにもかかわらず、自分よりも評価されている人が気になってしまいます。指標が自分以外にあるため心が疲弊しやすく、落ち着かない状態になりやすいです。

人の目が気になる

人の目が気になると、不安な気持ちが芽生えやすいです。

適度に人の目を気にするのは、自分を客観視することに繋がります。

しかし、人の目が気になりすぎると本来の目的を見失ってしまい、仕事の質や効率に悪影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。

「変だと思われていないかな?」「怒られるかも」と周囲の評価を気にしすぎると、他人の感情にもアンテナを張りやすくなります。その結果、自分とは関係のないことで上司や先輩が不機嫌になっていても、「自分のせいかも」と過剰に捉えやすいです。

つらい時の対処法

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ここからは、どうしても仕事がつらくなってしまったときの対処法をご紹介します。少しづつ出来ることから意識してみてください。

自分ができたことに目を向ける

仕事ができなくてつらい時は、自分ができたことに目を向けましょう。
こうした習慣をつけると、できなかったことをバネにしようとするポジティブな気持ちが芽生えやすくなります。

例えば、「いつもより早起きできた」「健康のために野菜を多く食べた」という簡単なことでもOKです。

できたことへ視点を向けると自分を肯定しやすくなるため、前向きな気持ちに傾きやすくなっていきますので是非試してみてください。

人と比べず自分自身を見つめる

人と比べず自分自身を見つめると、気持ちが楽になりやすいです。

営業だと成績、事務は書類の作業スピードなど、人と比べる機会はたしかにあります。
しかし、仕事ができなくてつらい時こそ、自分自身を見つめることが大切です。

つらい時は、自分が得意なことをより伸ばすよう意識するのがおすすめです。>

そして、ミスしやすい事柄については、なぜ苦手なのか自問してみてください。
人と比べることを減らし自分を見つめる時間を増やすことで、周囲の感情や評価に振り回されにくくなります。

信頼できる友人や家族に話してみる

話すことは、心のデトックスに繋がります。
ネガティブな気持ちを溜め込むとストレスになってしまうので、言葉や文字にして自分の気持ちを伝えるのがおすすめです。

信頼できる友人や家族に話してみると、自分の思いや求めているものに気が付くきっかけにもなります。

小さなチャレンジで成功体験を増やす

つらい時は、小さなチャレンジで成功体験を増やしましょう。
自信のなさや自己肯定感の低さが、つらさに拍車をかけるからです。
成功体験は自信に繋がり、自己肯定力が高まりやすいと言われています。

例えば、「遅刻しない」「目を見て挨拶する」などの、些細なチャレンジを積み重ねていくことでもOKです。「自分で決めたことができた」という前向きな気持ちなり、自己肯定感に繋がります。

悩みが深い時はカウンセリングを受けよう

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怒られてばかりいると、次第に自己肯定感まで低くなることがあります。
仕事ができないつらさが大きい時には、カウンセリングを受けるのがおすすめです。

身近な人に話を聞いてもらうのもいいですが、プロのカウンセラーに自分の現状を伝えることで、一緒に改善策を探してくれます。

また対話したりメッセージのやりとりをしたりすることで、ネガティブな感情のループから抜け出すきっかけができるかもしれません。

どうしても辛いときは辞めてもいい

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仕事で怒られてばかりで、どうしても辛いときは、辞めるという選択肢があることを覚えておいてください。

もし、つらさを抱え過ぎて、心身にまでよくない影響がでてしまっているのなら、休むことも必要です。

張り詰めた心の糸が切れてしまう前に、誰かに相談したり、休んだり、辞めたりして気持ちを和らげていきましょう。

日々のルーティンをほんの少し変えることで、つらさを抱えている状態から脱しやすくなります。ぜひ参考にしてくださいね。

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