更新日 2024年05月13日 | カテゴリ: カウンセリング
カウンセリングに興味はありますか?
これからカウンセリングを受けようと考えている方の多くは、カウンセリングによって何が変わるのか疑問を抱いたことがあるかもしれません。カウンセリングに期待できることやカウンセリングの必要性を知りたいと思うのは当然のことです。
また、すでにカウンセリングを受けたことがある方の中で、カウンセリングを受けてもあまり意味がなかったと後悔している方もいるかもしれません。
カウンセリングは受け方を知るだけで、結果を大きく変える可能性があります。
本記事では、カウンセリングを意味のあるものにするためのヒントをまとめています。ご興味のある方はぜひご一読ください。
カウンセリングは意味がないと言われる理由は何でしょうか?
カウンセリングにおいて欠かせない要素として「ラポール」があります。「ラポール」とは、話し手と聴き手の間に構築される「信頼関係」を意味し、カウンセリングがうまくいくかどうかの重要な要素です。
カウンセラーに対して「ラポール」が構築できていないカウンセリングでは、カウンセラーに心を開くことができず、自由に振舞ったり素直な感情を表現できないとされています。
カウンセリングの目的は、カウンセラーとの面談を繰り返すことによって、自分自身と向き合いながら問題点を整理し、悩みや生き辛さの解消を目指していくことです。
しかし、どれだけカウンセラーとの対話を重ねても、カウンセラーとの「ラポール」が構築できていなかったり、考え方を変えるための心の準備ができていない段階では、カウンセリングの効果は半減する可能性もあります。
また、自分ではなく他人を変えることや、生まれつきの自分の性格を変えることはできません。
カウンセリングで変えられることは、自分自身の気質との付き合い方なのです。
自分の考え方を変えることはできても、他人の考え方を変えることはできません。
他人が思い通りに動かなかったり、自分の意見を認めてくれなかったりしたときに、腹が立ったりイライラした経験はありませんか?
「自分は正しくて相手は間違っている」という考え方のままでは、相手を自分の思い通りにする手段しか思い浮かびません。
どんなに自分の思い通りにしようとしても「他人の気持ちは他人のもの」です。他人を変えようとする前にまず自分自身の考えに変える余地がないかを考えてみましょう。
生まれつきの気質や性格は、たとえ優秀なカウンセラーであっても変えることはできません。
人それぞれ顔つきや体つきが違うように、性格や気質には遺伝的な要素もあり、簡単に変えられないのです。
大切なのは、自分の気質や性格による考え方の癖を認識していること。そして、ストレスを感じる場面に遭ったときに、自分の考え方をあらゆる方向から分析する客観性があるかということです。
カウンセリングを受ける際には、他人や自分の気質や性格が「変わらない」ということを認識しておくのが大切です。
「誰も自分のことをわかってくれない」という思い込みは精神的な孤独や不安を生みます。
いざとなったら親身に話を聞いてくれる相手がいると思うだけで安心できますよね。
カウンセラーには友達や家族など、身近な相手にはできない話を打ち明けられます。話をするだけで「ひとりじゃない」ことを認識できるため、孤独や不安から解放されるのです。
自己肯定感が低い人は、常に自分を否定して生きているといえます。
自己肯定感の低さや自信のなさのほとんどは「思い込み」といえますが、カウンセリングではこの「思い込み」の理由を紐解き、自信を引き出すお手伝いができます。自分を肯定することは、自分らしく生きるための第一歩です。
カウンセリングで自分自身の深層心理を表面化することで、今後の生き方を楽に考えられるようになります。
カウンセリングでは過去の経験や無意識のうちに蓄積された価値観や習慣、自覚されていないさまざまな意識を表面化し、思考の癖の原因を考えていきます。
カウンセリングでは、抱えている問題をさまざまな角度から分析し問題解決の糸口を探します。
これからどのような人生を歩みたいかによって、その場所へたどり着くまでに必要な解決策を一緒に考えていくことも、カウンセリングによる支援のひとつです。
カウンセリングを受け、孤独や不安から解放され自信や自己肯定感が生まれると、今までとは違う景色が見えてきます。
無意識のうちに閉じ込めていた本当の自分を解放し、新たな自分に出会える第一歩となる、その方法のひとつがカウンセリングです。
カウンセリングでは、専門的なスキルを持つカウンセラーとの対話によって、自分が困っていることや、ひとりでは解決できないことの原因を整理していきます。そして、これからの人生をより良いものにするための解決方法や、解決するに至らない場合でもどう折り合いをつけるのかを一緒に考えていくのです。
カウンセリングを受ける意義は「自分を変えてもらう」ことではなく「自分を変えていくための手助けをしてもらう」ことです。
カウンセリングを受けても意味がないと考えている人の多くは、カウンセリングによって自分自身は何も変わらないと考えているのかもしれません。
しかし、本来のカウンセリングの意味は「変わる」ことではなく「気づく」ことなのです。
カウンセリングでは友人や上司など周囲の人の考えを変えることは不可能ですし、自分の生まれ持った気質や性格を変えることもできません。
カウンセリングでは自分が陥っている状態を整理・分析し、人間関係をスムーズにしたり、今までとは違う新しい自分を発見します。
現在悩みごとがあり、カウンセリングを受けようか迷っている方は、信頼できるカウンセラーに少しずつ悩みを打ち明けることから始めてみるのはいかがでしょうか?
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