何がどうというわけではないけど、このままじゃだめだ！と感じたとき、そうは言ってもどうしていいかわからずに結局何も変わらずに終わる……という方は多いのではないでしょうか。

このままじゃいけない、という気持ちは実は自分自身が変化を求めているサインであり、チャンスです。
このチャンスを活かすためには、どうしたらいいのでしょうか。

「どう変わればいいんだろう？」とどれだけぐるぐると考えていても、答えは出ないことのほうが多いものです。 なぜならば、判断できるだけの情報を持っていないからです。

あなたは本当はどんな変化を求めているのか？本当はどうしたいのか？そんな問いに答えを出すための、いくつかの方法をお伝えしましょう。

新しい行動をとってみる

それまでとったことがなかった行動をとってみましょう。

例えば、新しい場所に出かける、新しい人に出会う、普段片付けない場所を片付けてみる、など。
新しい行動は新しい出会いや気づきを生みます。その行動をとったときに感じた自分の気分の変化は、「自分は何を求めているのか？」に気づくヒントになるかもしれません。

違う人と、違うことを話してみる

人は知らず知らずのうちに、限られた交友関係の中で、同じような話を繰り返しているものです。
この人とは仕事の話、この人とは彼氏の話、など、話す内容を無意識のうちに決めているようなこともあるかもしれませんね。

今まで話したことがない人と話をする、あるいはいつもの相手に普段話さないことを話してみることで、普段は得られない気づきが得られることがあります。
例えば普段は趣味の話ばかりする恋人に、自分が仕事の場面でどんな風に感じているのか、を語ることで、その人や自分に関する気づきが得られるようなこともあるのではないでしょうか。

見た目を変えると、気分が変わる

服装・髪型・姿勢・表情……見た目を変えることは、思った以上に自分の言動や周囲の視線に影響を与えます。
姿勢を伸ばすだけで気分が明るくなる。笑顔をつくっただけで気持ちが晴れる。オシャレして出かけただけで自信がついたような気がする。

見た目を変えてみたときに感じた自分の気分の変化に敏感になると、新たな視点が得られることがあります。

「他の考え方はないだろうか？」

例えば，このままじゃいけない……と考えているときに、ただただ「このままじゃだめだ、どうしよう」という思考を繰り返していても、何も生み出しませんね。
なんだか生産的でない考え方をしているなぁ、と感じたときには「他の考え方はないだろうか？」と自分に問いかけてみましょう。

「落ち込んだ」というときなら「少しエネルギー補給が必要なんだなぁ」、「このままじゃだめだ」というときなら「自分は何か不満を持っていて、新たな展開を望んでいるんだなぁ」など、考え方を変えることで、何が必要なのか見えてくることがあります。

行き詰まったときには「他の考え方はないだろうか？」を魔法の言葉のように使ってみましょう。

それでも何も変える元気が出ない……

そんなときは、もしかしたらあなたの心や身体が疲れてしまっているのかもしれません。

その場合は、敢えて何かしたり考えたりしないで、早めに就寝をとりましょう。身体も心も疲れていると、いい結果ががなかなか生まれません。
寝て起きたら気分が楽になっていた、新しい考えが生まれてくることもあります。焦って始める前に、休息をとって自分のパワーを補給しておきましょう。

おわりに

このままじゃだめだ、自分を変えたい、というと何か大それたことをしなくてはならないと思ってしまうかもしれませんが、小さな一歩が新しいサイクルを生み出してくれることもあります。ですから、あまり気負うことなく、気軽に変化を起こしてみましょう。

行動・言葉・見た目・思考のどれかを変えることが、あなたの気分と見通しを変えるきっかけになります。

その変わりたいという強い気持ちに向き合うことは、自分を成長させてくれます。しっかり向き合って、変化を起こしていきましょう。