更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい
「毎日コツコツやれば、うまくいくはず」と思っているけど、そもそも毎日コツコツやることがなかなか難しいものです。
何十年間も毎日日記を書き続けている方をみるとどうしたらそんなことができるのか?って考えてしまいますよね? 朝のウォーキング、寝る前のストレッチ、早起きや不摂生のない生活。
習慣化すれば、きっと良い人生になるはず!そう思ってから何年たっていますか?
何度もダイエットや習慣化に失敗していると、「自分はできない人なんだなぁ」という自己嫌悪や自信喪失を抱いてしまいます。
身に付けたい習慣が沢山あるのに身につかない。だから自分はダメだ、と思ってしまうのです。一度このように思い込んでしまうと、習慣を変えることに取り組んでは「やっぱりだめだった」と諦めてしまうサイクルで、どんどん自己肯定感が下がっていってしまいます。このサイクルに区切りをつけたいですね。
習慣化のためには、脳の仕組みを知ることが大切です。この仕組みを知ることで、「無理」「我慢」もなしで、新しい習慣を身につけることができるのです。それは、「痛みと快楽を入れ替える」という方法です。
脳は、「痛みを避け、快楽を得る」ようにできています。
そのため、自分の経験や概念のなかで、痛みと分類されているものを避けようとし、嫌悪感を感じたり、気持ちが前に向きません。一方、快楽と分類されているものに対しては、好意的になり、もっと自分に近づけようとしたり、積極的に何度もそれを得ようとします。
それぞれその思いが強ければ強いほど顕著になります。それを、習慣化のために利用しましょう。
つまり「これをやればもっと自分にプラスになる」ということを自分のなかの快楽と捉え、逆に「辞めたい習慣」に対して、嫌悪感をいだけるようになりましょう。
具体的にはどうしたら良いのでしょうか?
例えば、ダイエットのために、水をたくさん飲むことを習慣化しよう、と考えたとします。その場合、水がもたらすメリットをたくさん書き出します。
「排泄しやすくなる」「老廃物を出すのに必要」「酸性に傾いた体の水分を中和し、臓器が効率よく働ける環境を整える」「体の水の循環を早めて、老廃物に蓄積する間を与えない」などの効果から、「飲めば飲むほど、脂肪が溶けだす」「血液のなかの老廃物がおしっこになって出て行く」「茶色く汚れた体内の水分が、キラキラ輝くきれいな水色に変わっていく。」「飲むと心が明るくなる気がする」など、増やしたい習慣に対する良いイメージを膨らませましょう。
これを何度も自分に刷り込むことで、飲むことが楽しくなったり、自分の健康ために前向きな姿勢に好意的になったり、何かわからないけど、ウキウキしてくるようになります。
ここまでプラスのイメージに変えてしまうことがポイントです。
逆に辞めたいことがあれば、その習慣に対して徹底的に悪いイメージを自分に植え付ければいいのです。
このスイーツを食べることで、体の中で脂肪に変わり、腹回りが太くなり、顔も大きくなる…体の中で悪さをして、ドロドロになっている…
そんなイメージを膨らませてみましょう。甘いものに対して嫌悪感を持つようにイメージをするのです。
このように必要な行動を快楽に変え、辞めたい行動を痛みに変えることができれば、あとは「がんばろう」と思う必要はなくなります。
感情が味方になるので、苦労して行動を増やしたりやめたりする必要がなくなり、感情に沿った行動をすれば良くなるからですね。
逆に、我慢するのしんどいなぁ、目標達成したら、すぐに解放されたい!あるいは我慢して、ご褒美に甘いものを…と思いながらやっていると、リバウンドしてしまうことも、想像がつきますね。
「無理をしない」ことが、自分を変える習慣を身につけるための大切なコツなのです。
この「痛みと快楽」をうまく利用して習慣化してみてくださいね。
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