更新日 2024年08月25日 | カテゴリ: 自分を変えたい
「テスト勉強の頃になると、途端に机の引出し等を片付けたくなった」なんて経験を持っている人は多いはず。 逆に「部屋の掃除をしなくちゃ」と思うと、テレビを見続けてしまってやめられない…こんな経験もあるのではないでしょうか? このような「やらなければならないこと」に対して別の行動を行うことを、心理学では「逃避行動」と呼んでいます。 そしてこの逃避行動、大人になっても無意識に行っていることは多いんです。 逃避行動を繰り返しているうちに、大切なチャンスやタイミングを逃してしまったり、充実した時間を過ごせなくなってしまう可能性は大。
また無意識にストレスを貯めてしまう可能性もあるんですよ。 ここでは行ってしまいがちな逃避行動やその理由、そして逃避行動を起こさないための対策についてご紹介していきます。
「逃避行動」というと、前述のとおり「机の片付け」「テレビに逃避する」といったものが代表的。 でもそれ以外にも、人は様々な「逃避」を行っています。 例えば「仕事」や「家事」などの何らかのタスクから逃避したい時にはこんな「逃避行動」をしがちです。
また「仕事」等のタスクにとりかかりたくない場合、逆に「家事(掃除・料理等)」へと逃避が向かう場合もあります。
一見すると「正しい行動である(怠けているわけではない)」という言い訳を自分にできるため、上記のような家事的な作業に逃避が向かうケースは多いようです。
この他、「家に帰ると何らかのタスク(家事や家族サービス等)が待っている」と思うと、以下のような逃避行動が行われます。
「やらなくては、しなくては」と意識的/無意識的に思いながら、どうしてもその場や作業に取り掛かる時間を「先へ」と伸ばしたい…これが逃避行動の元となっています。
逃避行動が起こる理由を「単に面倒だから」「やりたくないから」だと思っている人は多いはず。 ところが、そこには更に奥に隠された心理もあります。
<このようなネガティブな感情の交錯が「やらなくてはならないタスク」から逃げよう、先延ばしにしようという心理を産んでしまうのですね。
逃避行動を行うと、一時的にはタスクから開放されるため気持ちがホッとしたり、ストレスが軽減されると感じることもあります。 ところが、逃避行動を繰り返しているうちに以下の様なデメリットが増えてきてしまうのです。
逃避をせずにタスクへと取り掛かるために、以下の点を意識してみましょう。
逃避行動を続けていけばいくほど、あなたの人生は「逃避行動だけ」のものになってしまいます。 後になってから「逃げずに取り組めばよかった」と悔やんでも、人生の時間を巻き戻すことはできません。 大切な時間を有効に使うために、早速今日から「逃避」をやめて、「本当に充実した時間」を過ごしてみましょう。
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