更新日 2024年08月23日 | カテゴリ: カウンセリング
『いつか転職したいけど、いつ転職するのが正解なんだろう』
『ずっと今の仕事を続けていていいのかな』
仕事や人生設計の悩みは、一人で考えていても中々答えが出にくいもの。そんな悩みを相談できるのが、キャリアカウンセリングです。
専門家の助けを得ながら今まで気づけなかった自分の新しい側面に気付き、これからのキャリアについて考える。
キャリアカウンセリングについて、具体的な相談の流れや内容、費用などを解説します。
キャリアについて悩むならキャリアカウンセリングを受ければ良い。いきなりそう言われても、キャリアカウンセリングとは何かや、相談する意味がわからなければ動けませんよね。
まずはキャリアカウンセリングについて知ることから始めてみましょう。
そもそも、『キャリア』という言葉の定義をご存じでしょうか?
厚生労働省によると、“「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」さらには、「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念として捉えられる”ものと定義されています。
キャリアカウンセリングは、その名の通りキャリア形成にまつわるカウンセリングです。つまり、自分の仕事における技能や知識、能力をどのように形成していくかについて相談に乗ってもらえる場と考えれば、イメージが湧いてくるでしょうか?
キャリアには職業にまつわるキャリアを指す「ワークキャリア」とより広く生活全般を指す「ライフキャリア」があることはご存じですか?
キャリアカウンセリングの相談内容には、この両方のキャリアの形成が含まれています。
仕事にまつわる悩みには、人間関係や私生活、性格や人生観など、様々な要素が関連します。キャリアカウンセリングは、そういった仕事の悩みについて回るあれこれまで含めて相談できる場なのです。
2020年現在、日本では終身雇用制度が当たり前ではなくなり、自分自身でキャリアを考え、形成していかなければいけない時代が到来しています。しかし、どう自分でキャリアを形成していけばいいのかという知識やノウハウは浸透していないのが現状です。
そこで脚光を浴びているのがキャリアカウンセリングです。2016年には国家資格として「キャリアコンサルタント」が誕生するなど、政府もその流れを後押ししています。
キャリアに悩んだ時、キャリアカウンセリングを受けるのは自然なことという時代が来ているのです。
現状のキャリアについて不安を感じているのなら、一度キャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします。先述の通り、キャリアカウンセリングは就職や転職の相談に留まりません。「今のままでいいのかな」という漠然な不安だとしても、不安があるよりはない方が仕事は捗りますよね。
派遣から正社員に中々シフトできない。在宅フリーランスを続けていたが収入が安定しない。産休を経て仕事に復帰したいが不安がある。
キャリアカウンセラーはキャリア形成のプロです。まずは気軽に、キャリアカウンセリングでその不安を聞いてもらうのも良い方法ではないでしょうか。
自分の適性について悩んでいる時もキャリアカウンセリングがおすすめです。
なんとなく、今の仕事が自分に合っていない気がする。今の仕事より自分に合う、やりたい仕事が見つかるはずと思いつつ、具体的に何が向いているのかがまだわからない。
キャリアカウンセリングでは、あなたの今までの経験をカウンセラーと共に振り返り、あなたにとってのやりがいや大事なこと、性格や能力を整理していきます。そうして自分を見つめ直していくうちに視野が拓け、目標とすべき次のキャリアが見えてくるかもしれません。
目指すべきキャリアが見えていても、そこに至るまでの道筋まで見えているとは限りません。実際に採用面接を受ける段になって、面接官を相手にどう自分の強みをアピールすればいいかわからなくなるのはよくある話です。
そんな時もキャリアカウンセリングがおすすめです。
キャリアカウンセリングを通じて自分のこれまでの経歴を振り返り、アピールできる強みを探っていきましょう。一人では気付けなかった新たな自分の魅力や強みに気付けるかもしれません。
ここでは、キャリアカウンセリングにおいて具体的にどんな流れで、どんな相談が行われているのかを見ていきましょう。
キャリアカウンセリングの基本は、現状の把握です。あらかじめ履歴書や職務経歴書を用意しておき、キャリアカウンセラーと共有できるようにしておきましょう。相談機関によっては、専用のシートを事前に渡されることもあるようです。
これまでの経験や価値観などを掘り下げながら、自分の適性や能力などを客観的に探ります。自分の新しい一面に気付ければ、新しい道が開けてくるかもしれません。
キャリアカウンセリングは、自分だけでは知り得なかった仕事について知る機会でもあります。自分の知識経験の中に眠っていたキャリア形成に役立つものを探し出し、具体的な将来のプランへと繋げていきましょう。
スキルアップすれば、将来の可能性は広がります。キャリアカウンセリングでは、今自分に何が足りないのか、何をどのように伸ばしていけばいいかという相談も可能です。
転職を前提としたスキルアップだけでなく、今の仕事を続けたままスキルアップするにはどうすれば?という相談にも乗ってもらえます。
キャリアプランを作るということは、将来の自分がどうなっていたいかについて考え、具体的な道筋を描いていくということです。
今のまま働いていたらどうなるのか。この職場でスキルアップできたらどうなるか。より良い職場を探して転職できたらどうなるか。
キャリアカウンセラーの力を借りながら様々な未来を思い描き、より良いキャリアプランを形成していきましょう。
履歴書や職務経歴書の添削やブラッシュアップはもちろん、具体的な求人の紹介やアフターフォローまでしてくれる場合もあります。キャリアカウンセラーのバックアップの元、より良い就職先、転職先を探してみましょう。
キャリアカウンセリングはどこで受けられるのか、具体的な候補についてみていきましょう。
キャリアカウンセリングは大きく分けて2種類、無料で受けられる場所があります。
ひとつめは公的機関やNPOなど、自治体や国の税金によって運営されているものです。例えばハローワークやジョブカフェ、各地域の就職支援センターといった所が挙げられます。まずは最寄りの公的機関を探してみましょう。
もうひとつは、民間企業が利用者に対し無料で実施しているキャリアカウンセリングです。人材派遣会社や求人サイト企業の無料相談がこれに該当します。基本的に自社サービスに登録した人を対象としているので、どんなキャリアカウンセリングやサポートを受けられるのかで比較するのもいいかもしれません。
無料のキャリアカウンセリングを受ける際は、使い方に少し注意が必要です。
公的機関の場合、その組織がどれだけ就職支援に注力しているかによってキャリアカウンセラーの質が大きく変わってしまいます。場合によっては、資格を持たない、十分な専門知識のない人がカウンセラーを名乗っていることもあり得るでしょう。
民間企業が無料でキャリアカウンセリングを行えるのは、求人を出している企業に人材を紹介することでその企業から報酬が得られるというビジネスモデルだからです。
具体的な就職先、転職先の候補を探している場合は合わせて活用できますが、ただ「悩みや課題を解決する場」とは親身に言い切れないことは注意が必要です。
有料のキャリアカウンセリングでは、自分で費用を支払う代わりにより質の高い、自分に寄り添ったサービスを受けることができます。費用は5,000円から1万円など、サービス内容や時間などによってまちまちですが、相談したい内容に応じたサービスや相談相手を自分で選ぶことが可能です。
自分に何が向いているのかわからない、何から始めたらいいのかもわからない、といった悩みに腰を据えてじっくりと相談に乗ってもらいたい人におすすめではありますが、相談回数や所要時間に応じてその都度費用が発生します。
無料と有料のサービスを上手く使い分け、 自分のキャリアプランを練っていきましょう。
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