夫婦カウンセリングとは

「夫婦カウンセリング」という言葉を聞いたことはありますか？
夫婦カウンセリングでは、離婚などの大きな問題だけでなく、「もっとコミュニケーションをとる機会を増やしたい」など、夫婦関係に関連することであればどのような内容でも相談できます。

夫婦関係に悩む方にとって、夫婦でカウンセリングを受けることは、状況を改善するための効果的な手段のひとつとなります。

今回は、安心して夫婦カウンセリングが受けられるよう、カウンセリングの相談例や効果などについてご紹介します。

どのような内容を相談できるのか？

夫婦カウンセリングでは、夫婦間で生じたあらゆる問題がカウンセリングの対象となります。

なかでも多く相談される内容としては、
「以前のように相手に対して愛情を感じられなくなった」
「価値観の不一致のため、お互いの気持ちが分かり合えない」
などが挙げられます。

コミュニケーション不足

愛し合って結婚しても、結婚後に相手に愛情を感じられなくなってしまうことがあります。原因としては、「コミュニケーション不足」や「スキンシップ不足」、「子育てへの協力度が低い」などが挙げられます。

コミュニケーション不足になると、意思の疎通が難しくなり、お互いの考えていることがわからなくなってしまいます。そのような状況が続けば、話し合っても意味がないと感じてしまい、ますます夫婦のあいだの心理的距離が開いてしまいます。

経済感覚の違いや育児分担などに表れる、価値観の不一致

価値観の不一致に悩んでいる夫婦は多くいます。多くのカップルや夫婦が離れてしまう理由としてよく聞くかもしれません。価値観の不一致には、「生まれ育った環境の違い」や「育児方針に対する考え方の違い」、「譲れないこだわり」などが挙げられます。

たとえば「育児方針に対する考え方の違い」では、子どもの習い事や、小学校受験など進路に関する価値観が一致しないことがあります。

また、夫婦の一方が子育てへの協力度が低いと、負担は集中してしまいます。子育ては夫婦でするものです。理解度や協力度が低いことは、夫婦関係が悪化する大きな原因となります。

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夫婦カウンセリングの効果

夫婦カウンセリングの効果はいくつか挙げられます。
夫婦だけでは解決が難しい問題も、第三者であるカウンセラーに相談することで、状況が改善して夫婦関係が向上する可能性が高まります。

冷静な話し合いができる

夫婦カウンセリングでは、第三者の客観的なアドバイスが受けられるので、夫婦だけで話し合いをするよりも、怒りなどの感情をコントロールして冷静に話し合いができます。

また、カウンセラーは中立な立場でカウンセリングを行うので、夫婦の一方に偏った意見をすることがありません。家族や友人などに仲介に入ってもらうよりも、より公平に話し合いができるのではないでしょうか。

今後の方向性を考えられる

「子育てプラン」や「老後のプラン」など、今後の方向性を話し合いたい時にも、夫婦カウンセリングは効果的です。カウンセラーに相談することで、新たな視点を得られます。

どのような夫婦になりたいかを共有し、夫婦一緒に同じ方向を向いて人生を歩んでいくことで、よりよい夫婦関係を築けます。また、話し合いが行き詰まったときでも、カウンセラーが仲介してくれるので、スムーズに話し合いが行えます。

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夫婦カウンセリングの流れ

1.カウンセリング形式を選ぶ

カウンセラーと夫婦で受ける1対2のカウンセリングと、カウンセラーと夫婦どちらかおひとりの1対1のカウンセリングのどちらでも可能です。

状況によって、おふたりで受ける夫婦カウンセリングが適している場合もあれば、それぞれがカウンセラーと1対1で受ける方が適している場合もあります。

最初はカウンセリングを思い立った方が1対1でカウンセラーと話し、適切なカウンセリング形式について相談してみるのも良いでしょう。

2.カウンセリング前アンケートに回答

カウンセリングを受ける前に、事前アンケートに答えます。
このアンケートは、一緒に受けるパートナーは閲覧することができず、担当するカウンセラーのみが見ることができます。

3.カウンセリングを実施

カウンセラーがお互いの気持ちや考えを把握し、二人の間に入ることで、率直な対話が生まれやすくなります。

カウンセラーは、改善策を一緒に考えたり、問題点を整理し、解決のためのアドバイスや提案を行います。

夫婦カウンセリングに向いている人・向かない人

夫婦カウンセリングに向いている人は、相手の話を最後まで聞き、相手の気持ちを分かろうとする姿勢がある人です。相手のことが理解できれば、コミュニケーションがスムーズになり、関係改善に向けて進みやすくなるでしょう。

一方で夫婦カウンセリングに向いていない人は、無関心な人です。夫婦関係の改善に対して「どっちでもいい」「よくするつもりもない」「悪いと思っていない」と考えていると、関係改善の行動を取ることが難しくなります。

パートナーが無関心な場合は、まずはカウンセリングに前向きな方がリーダーシップを取り、カウンセラーとともに解決策を考えられると良いでしょう。

この記事では、夫婦カウンセリングで相談できる内容やメリットなどについて、紹介しました。
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実際に夫婦カウンセリングを受けた方の体験談なども掲載していますので、ぜひこちらもご覧ください。

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