・勉強についていけない ・勉強の内容は理解できているようだが、読む・書くなど部分的に苦手さが強いように感じる ・友達とのトラブルが多い ・うまく友達を作れていないのではないかと心配 ・忘れ物が多い ・整理整頓が苦手 ・活動の切り替わりで、うまく切り替えることができない ・癇癪(パニック)を起こす ・こだわりが激しい ・もしかして発達障害……?
小学校に入学すると、幼稚園・保育園とは違い、国語・算数などの勉強が始まります。さらに、チャイムや時間で区切られた、決められた枠組みの中で、一斉行動・活動の切り替えが求められ、持ち物などの自己管理が求められたり、幼稚園・保育園に比べて急に求められる水準が高くなります。そのような状況の中で、参観日などで様子を見たら周囲の子どもたちについていけていなかったり周囲の子どもとの行動の違いが気になったり、あるいは担任の先生から「こういうところが気になる」との話をされたりすることが生じやすい時期です。 また、小学校は、1つの学校という枠組みの中で6年間と一番年数が長いため、勉強はどんどん難易度があがり、友達関係も複雑化するといった、子どもの状態・子どもを取り巻く環境の変化はとても大きくなります。そのため、子どものことで不安や心配に感じることや、悩むことなど、学年があがるごとに変化しやすくなります。
【幼稚園・保育園と小学校の違い】 ・学習:幼稚園では年長の頃から平仮名や数など簡単な学習の時間が組み込まれたところもあるかもしれませんが、多くの場合は小学校入学後から国語・算数などの学習が始まります。 ・時間の枠組み:幼稚園・保育園でもある程度、時間による枠組みはありますが、先生の声掛けでの移動で、時間を多少前後する場合もあるでしょう。小学校の場合には、多くがチャイムで区切られ、チャイムでの行動の切り替えとなります。 ・連絡事項:幼稚園・保育園では親に直接伝えられますが、小学校では子ども経由で配布物などで確認する場合が多くなります。
【小学校1~2年生頃と3~4年生以降の違い】 ・学習:1~2年生は基礎学力と言われる、計算や文字の読み書きなどパターン的なものが基本となります。3~4年生以降になると、図形問題など学習内容の抽象度が増し、1つの問題に対する文章も長くなっていきます。 ・友達関係:1~2年生の頃は鬼ごっこやかくれんぼ、遊具など簡単なルールのものでワイワイと遊んでいることが多いものの、3~4年生以降になってくるとルールが複雑な遊びが増えたり、共通の話題で話しをして盛り上がることが増えたりするようになります。
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